概要
観光名所や有名処の大半は世界有数の観光都市である京都市内に集中しており、一般的にイメージされる「古都・京都」はほぼ京都市を指していると言える。京都市以外の有名観光地は宇治市の平等院や宮津市の天橋立など。
極端な話、「京都市以外は田舎」とも言われる事があるほど府の大半が山で占められており、京都市内ですら都会的な街並みが見られるのはいわゆる「洛中」と呼ばれる中心部や、京都駅周辺部ぐらいである。京都市を除けば、宇治市や長岡京市など京都市以南のベッドタウンがそれなりに栄えている程度。
文化産業では任天堂(京都市南区)や京都アニメーション(宇治市)の本社所在地としても有名。京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)もある。
隣接府県は、南西に大阪府、西に兵庫県、南に奈良県、南東に三重県、東に滋賀県、北東に福井県。和歌山県以外の近畿地方の府県全てと隣接している。
「京都」の一般的イメージから失念されがちだが、日本海に面しており、舞鶴市は軍港として有名である。
なお、2010年度の国勢調査で、京都府に「けいおん!」のキャラクターを採用することがあった。
参考サイト→http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/01/news089.html
京都にある市町村
- 京都市(左京区、北区、上京区、中京区、下京区、右京区、山科区、東山区、南区、伏見区、西京区)
- 乙訓地域(長岡京市、向日市、大山崎町)
- 山城中部地域(宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、久御山町、井出町、宇治田原町)
- 相楽地域(木津川市、笠置町、和束町、精華町、南山城村)
- 中部地域(亀岡市、南丹市、京丹波町)
- 中丹地域(福知山市、舞鶴市、綾部市)
- 丹後地域(宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)
交通事情
鉄道
基本的に京都市を中心とした府南部ほど鉄道網が発達しており利便性も高い。
府南部は阪急電鉄、近畿日本鉄道、京阪電気鉄道などの大手私鉄もあり、私鉄の利便性の方が全体的に高い。
JRも利便性が高いが、東海道本線(JR京都線・琵琶湖線)以外の路線はあまり使い勝手良いとは言い難く、奈良線では現在、城陽駅以北と山城多賀駅~玉水駅が複線化工事されている。
府中部・北部はJR以外の鉄道が存在しなかったり、比較的優位である場合が多いため特急列車以外の利便性が良くない。福知山から神戸や大阪に行くなら福知山線を利用した方が早い。
尚、木津駅は京都府内にありながら梅田駅(大阪駅)より難波駅の方が利便性が高い。
道路
こちらも府南部程、利便性が高い。
北部は国道9号の一部区間を除いて片側1車線以下の道路が殆どで国道477号などでは酷道区間も多く存在する。
南部に関しても国道1号や国道171号などの京阪間区間では比較的充実しているものの、京都~滋賀・三重方面の利便性が良いとは言えない状況であり、京治バイパスなどの有料道路に依存している部分も大きい。
信号機の傾向・事情
京三製作所とコイト電工が多く、次いで日本信号、信号電材の順。
舞鶴市などの北部は樹脂灯器や日本信号FRP灯器が多く、福知山市や京都市など中部・南部は鉄板灯器が多い。
昭和50年以降の灯器はほぼ全て30cm灯器が占められており、セパレート灯器等も多く見つかる。
日本海側に位置する北部では雪国でありながら縦型灯器は殆ど存在せず、あっても抱え込み縦型が大部分を占める(雪国にありがちな豪雪縦三位型は滅多にない。)。
押しボタン式信号機は殆どが幹線閃光方式となっている。
都市部の割には信号の繋ぎは比較的良好な上、押しボタン式の殆どが幹線閃光方式なので四条通などの京都市内の都心部を除けば渋滞は比較的起きにくい。
音響用信号機では通常の交差点では東西がカッコウ、南北がピヨピヨとなっている。
一方、かつてスクランブル交差点では通りゃんせが使用されていた(現在は鳥混合に更新済み)。
京都市にある名所
清水寺 伏見稲荷大社 平安神宮 下鴨神社 竜安寺 鹿苑寺(金閣) 慈照寺(銀閣) 二条城 北野天満宮 京都御所 東寺 嵐山など
京都市以外にある名所
- 平等院/宇治市
- 天橋立/宮津市※日本三景のひとつ
- 一休寺/京田辺市
- 美山町
等