カリン(トレーナー)
かりん
タグは「カリン」がよく使用されている。
概要
『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』およびリメイク版『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』に登場するキャラクター。
名前の由来は恐らくバラ科の植物「カリン」。
ポケモンリーグ四天王の一人で、4番目に戦うことになる。
高飛車そうな見た目に反し聡明かつ落ち着いた性格の大人の女性。
あくタイプの使い手だが、どくタイプのポケモンも2匹連れている。
切り札はヘルガーだが、『ポケモンスタジアム金銀』や『HGSS』の強化後ではブラッキーが切り札となっている。恐らくロケット団幹部のアポロと被ってしまうためだと思われる。
アニメ版には現時点では登場していない。
他媒体でのカリン
ポケットモンスターSPECIAL
第3章で登場。
11歳の頃にヤナギに弟子入りし、イツキと共に「マスクド・チルドレン」として現れる。
原作とは正反対で気性が荒く、シルバーやブルーをためらいもなく殺そうとするなど残忍な性格で、文字通りの悪女になっている。
第9章では月日が経った事もあり、同胞のイツキや事件後に出会ったシバ、キョウと共にジョウト四天王として登場。それまでの悪女っぷりがウソのようにサバサバした現代風の女性へと変化していた。
ポケモンマスターズ
CV:柚木涼香
ヘルガーをバディとして登場。バディーズわざの際はメガシンカも披露する。
悪タイプバディーズの種類が少ないということもあるが、サービス開始の初期から存在するバディーズながら、今でも活躍できる優秀なアタッカーである。
確定で相手のとくこうを下げる「バークアウト」で相手をパワーダウンさせながら、バディーズわざ(メガシンカ)後は「あくのはどう」で攻め立てるというのが基本戦法。
バディストーンボードではバインドやこんらん、ひるみといった状態変化が付与された相手に高い威力を叩き出せる「相手妨害状態時威力上昇5」や自身の「バークアウト」と相性のいい「相手特攻↓分威力上昇」といったスキルで「あくのはどう」の威力に磨きをかけることができるため、相手のとくこうを下げる「むしのていこう」とバインド状態を付与する「まとわりつく」を使用するビオラ&アメモースとの相性がいい。
チームスキルによる補正は一切かからないが、見目麗しい巨乳美女同士の組み合わせである。
バトルポイント実装後にはブラッキーをバディにしたカリンも仲間にできる。
耐久型かと思いきや、まさかの悪タイプにタイプチェンジしたすてみタックルをメインに扱う物理アタッカーである。
名言
『つよいポケモン よわいポケモン
そんなの ひとの かって
ほんとうに つよい トレーナーなら
すきなポケモンで かてるように がんばるべき』
という言葉を残したキャラクターとして有名。多くのプレイヤーに強い印象を残している。
唯一神・唯一王といったスラングが示すように、対戦での活躍がしづらいポケモンに対してあからさまに差別を行うトレーナーが多かった時代があった。そうした風潮はやがて薄れていったが、今度は逆に「自分の好きなポケモンが活躍できないのはスタッフによる冷遇のせいだ」と不平を並べる者が現われはじめる。
そのどちらの荒らし行為に対する反論としても有用であり、「名言」として称賛される裏には、荒らしに反発する層からの厚い支持があると思われる。
だが、今度はその言葉を荒らしが逆手に取り、強いポケモン(例えば伝説ポケモン)だけで対戦をする事への叩きや、強くはないポケモンだけで対戦する事の強要に悪用するようになってきた(前者に至っては強いポケモンを主に使うトレーナーを狙っており、ゲームの妨害になってしまっている)。
そのためか、第五世代以降はこれの補足ともとれるような言葉を同じ四天王のレンブやズミが残している。
そして『ORAS』では『本当に強いトレーナーなら 好きなポケモンではなく 勝てるポケモンを 選ぶ 覚悟が 必要に なるときも あるじゃろうな』と、上記のやり取りに対する更なるアンチテーゼを喋る名無しNPCも登場した。
さらに同作には「貸してもらったガブリアスのおかげで20連勝出来た」と話すNPCもいる
(ただ、いわゆる厨ポケではないポケモンでも戦略次第では高レート到達の構築も可能である)
もちろん、「なる『ときも』ある(どちらか片方ではなく両方の推奨)」という言葉通り、上述の言葉のいずれもがポケモン勝負に関する唯一絶対の真理ではなく、それは完全にプレイヤー次第である。