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ザフト製MS・戦艦の編集履歴

2021-06-21 17:51:56 バージョン

ザフト製MS・戦艦

ざふとせいもびるすーつせんかん

ザフト製のモビルスーツと戦艦の一覧である。

概要

C.E.におけるモビルスーツのルーツを紐解くと、C.E.15年の木星探査船「ツィオルコフスキー」に積載されていた宇宙用作業服(その名も「モビル・スーツ」)に行き着く。この段階では人間が着込む文字通りの宇宙服(スーツ)に過ぎないものであったが、外骨格による補助装置で作業をアシストするメカニック機能が採用されていて、既に後々のモビルスーツへの片鱗が見える。


当初は高価だったこの作業服も多用途に用いられる事が解ると民生用にスピンオフ・発展していき、平和利用の分野では工場作業や搬入作業で使用されるロボット「パワーローダー」、軍事的な進化の例としては戦闘用着用スーツ「パワードスーツ」として普及していく。他方で、C.E.50年代からプラントが独立戦争の機運を見せ始めると、人型ゆえの運動性を生かし、旧来式のスペースポッドや宇宙用戦闘機を凌駕する新機軸の機動兵器としてモビルスーツの開発はスタートする。


不安定なコロニーに居住するプラント市民たちであったが、プラントが地球圏に対する工業製品のプランテーションであったために彼らの多くは技師・学者・工員で占められていたし、世界規格化された工業製品はそのまま転用できたため戦闘用MSの実用化は難なく行われた。独立戦争の担保となる外部援助国(大洋州連邦・汎ムスリム会議・北アフリカ共同体)や、世界的軍需企業(アクタイオン・インダストリー)の力添えもあったために資金・技術ハードルは首尾よく乗り越えC.E.65年には工業コロニー・マイウス市の一区を極秘裏に改造し実用一号機「ザフト」が完成。以後、これを基本に発展した戦闘用モビルスーツの製造が進行していく。


最初期MS

「YMF-01B Proto GINN」ジン【ガンダムAPゲスト】

MS「ザフト」の開発が成功したあと、これをさらに洗練し、量産型戦闘用MSとしてのフォーマットを構築したのがYMF-01ジンである。この時点でも地球連合軍の宇宙用MAに対しては圧倒的な性能を発揮したが、後により洗練し機能を強化したハインライン局製主力量産機ZGMF-1017ジンがロールアウトされ、区分の為に前型はプロトジンないしはジン・トレーナーと呼称され、第一線を退く。こうして戦闘用MSの普及に成功したザフトは、MSの持つ運動性を最大限に発揮する環境を作り出す「ニュートロンジャマー」も平行して開発。核兵器・誘導兵器が無効化された状況下による有視界戦闘の復活によってMSは最強の機動兵器に躍り出た。


基本的に宇宙用戦闘兵器であったジンは汎用性を持たされた全領域兵器でもあったため、独立戦争において重要な降下作戦に参加可能な陸上戦闘能力も付加された巨大な歩兵でもあった。また、その拡張性の高さからザフトではジンをベースとした水中用、航空用、装甲強化型といった派生機の開発にも乗り出すが、やがてはジンの基礎設計の流用では局地対応に限界がある事から、新規設計に機体が開発されていく。


該当機種

ZGMF-1017 ジン

TMF/S-3 ジンオーカー


第二期MS

CGUEグーン

ジンの就役後、ザフトでは「ハインライン局」「クラーク局」「アジモフ局」といった個別の設計局に開発を振り分け、それぞれで局地戦用MSが個別に作られていく。こうした流れで完成した機体群がシグーディングーンバクゥザウートであり、地球侵攻後の連合国軍の厭戦機運を引き出すべく、宇宙港封鎖作戦「オペレーション・ウロボロス」の発令とともに全世界へ発表された。


該当機種

ZGMF-515 シグー

AMF-101 ディン

TMF/A-802 バクゥ

TMF/A-802W2 ケルベロスバクゥハウンド※1

TFA-2 ザウート

TFA-4DE ガズウート ※1

UMF-4A グーン

UTA/TE-6 ジオグーン ※1

※1 この中でバクゥハウンドはヤキン戦役後にニューミレニアムシリーズの規格統合に基づいて開発された改修機。ガズウートもやはり戦後に作られたビーム対応型である。


第三期MS

ラゴゥ

上述の汎用量産機と局地戦用量産機の実用化によって地球連合軍に対する大きなアドバンスを得たザフトであったが、連合軍がMS開発に乗り出した場合の対処を考慮し、対MS戦を想定したさらなる上位機種の開発に着手する。

この流れで生み出された機体群がラゴゥゾノゲイツであり、特にゲイツに至っては個別だった設計局を合同で開発に当たらせる力の入れようだった。カオシュン宇宙港の陥落とともにこれらも世界に発表されるが、その直後のヘリオポリス襲撃によって奪取したGAT-Xの技術を目の当たりにし、連合製MSの性能が予想されていたものよりも強大であったことが判明。いくつかの機体はビーム装備対応型に仕様変更するなど、大幅な見直しに迫られる。


該当機種

ZGMF-600 ゲイツ

ZGMF-601R ゲイツR※1

AMA-953 バビ ※1

TMF/A-803 ラゴゥ

UMF-5 ゾノ

UMF/SSO-3 アッシュ※1

※1 ゲイツRはヤキン戦後にニューミレニアムシリーズの実用化が決定されていたため、その中継ぎとして作られた改修機である。バビはディンやシグー、アッシュはゾノやスーパーグーンの流れをくむものの、やはり戦後製となる。


ファーストステージシリーズ

ZGMF-X09AZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム

ザフトでは兼ねてよりニュートロンジャマーキャンセラー対応型次世代機の研究が行われていたが、地球連合から奪取したGAT-Xシリーズのデータを奪取するとより高性能な機体開発の必要性に迫られた。

この流れを受け、当時の議長であったパトリック・ザラの勅令のもとそれまで個別に別れていた三大設計局とヴェルヌ局、ウェルズ局といった開発部門はすべて「統合設計局」にまとめられ、C.E.71年2月にはYMF-X000Aドレッドノートが完成し、これを母体とした「ザフト核機動ガンダム」の開発が始まった。


これら一連のシリーズはGAT-Xで得られたPS装甲や携行型ビーム兵器といった最新技術を惜しみなく投入しつつも、それを最大限発揮できる核エンジンを導入し出力や継続戦闘時間で凌駕する。また、ゲイツでは量産化の都合で省略された性能面の向上も図られ、それまでの機体が量産化を前提としたものであったのに対し、単機で複数の敵を圧倒し得る決戦兵器として意図された高性能ワンオフ機として完成している。そのため、制式化したジャスティスから型式番号はジン、シグー、ディン、バクゥ、グーン、ザウート、ゾノ、ラゴゥと数えてX09Aの番号を与えられている(技術試験機であったため解体処分が決定していたドレッドノートと、ビーム兵器実装のためにジャスティスよりも制式化が遅れたゲイツは除外される)。


該当機種

YMF-X000A ドレッドノートガンダム

ZGMF-X09A ジャスティスガンダム

ZGMF-X10A フリーダムガンダム

ZGMF-X11A リジェネレイトガンダム

ZGMF-X12A テスタメントガンダム

ZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム

ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダム※1

ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム※1

※1.この二機はファーストステージ開発時の機体やデータを奪取し、ターミナルによって改修された。そのため型式番号では同シリーズの連番を引き継いでいるが、ザフトの工廠で製造されたわけではない


補助兵器

ミーティア



セカンドステージシリーズ

卖葱カオスガンダム

ユニウス条約により核動力が使用できない、または多数のMSを保有できない等の状況下にあって、複数の機能を一機に集約する体系がとられた次世代ガンダムシリーズ。単機での高性能化を目指したワンオフという側面はファーストステージと同様だが、技術的制限を受け変形機構や特殊兵装といった制約の中でその性能を補完する方向へシフトする。

そのため基本設計そのものはザフト核機動Gの研究実績を踏まえて同等の性能を発揮するが、万能型としての高性能さは捨てそれぞれ特化型としての強化を目指し、得意分野においてはファーストステージを凌駕する。

また、前型がMS単独での高性能化に偏っていた一方で、セカンドステージではエネルギー供給能力を備えた母艦や、支援機を含めた連携運用によって機能を補完し合うより近代的な設計となっている。大別してセイバーを基軸とした可変型とインパルスを基軸とした換装型に分けられ、当初はインパルスをベースに陸戦や水中戦にも対応する共通コア機構も検討されていたが、特化した戦場では対応しきれなかったことからカオス、アビス、ガイアの3機は得意なフィールドでインパルスを支援する独立した機体として完成する。操作の簡易化された第二世代ドラグーンや遠隔電力供給システムであるデュートリオンビーム送電システム、旧核エンジン用装備のバッテリー機用変換エネルギー技術など、後続のサードステージで生かされる多くの技術はこの時点で実用化している。


該当機種

ZGMF-X56S インパルスガンダム

ZGMF-X23S セイバーガンダム

ZGMF-X24S カオスガンダム

ZGMF-X88S ガイアガンダム

ZGMF-X31S アビスガンダム


ニューミレニアムシリーズ

ザクウォーリアIGNITED

セカンドステージシリーズの開発と並行して行われていたザフト次世代量産機シリーズ。元々は核機動量産機として開発がスタートしていたが、やはりユニウス条約の影響によって軌道修正を迫られ、換装システムの採用によって単機あたりの性能を強化、場合によっては局地戦用MSへの転換も可能なシリーズとして完成した。


該当機種

ZGMF-1000 ザクウォーリア

ZGMF-1001 ザクファントム

ZGMF-2000 グフイグナイテッド

ZGMF-XX09T ドムトルーパー※3

※3.厳密には次期主力機のコンペティションで没になったため、ニューミレニアムシリーズから抹消されている。戦後はデスティニーやレジェンドとともにサードステージでの復活も想定されていた。


サードステージシリーズ

デスティニー

ハイパーデュートリオンを採用した次世代高性能機体群。ユニウス条約の形骸化から核エンジンを解禁しさらなる高性能化が図られているが、その実情を隠匿するため表向きの分類上はセカンドステージ扱いになった。セカンドステージシリーズで実用化された技術や、ユーラシアやDSSDといった外部組織から流入した技術を反映してさらなる高性能化が図られた結果、ファーストステージシリーズ双方の技術的優位性を兼ね備えたといえる。


該当機種

ZGMF-X42S デスティニーガンダム

ZGMF-X666S レジェンドガンダム


戦艦

ヴェサリウス!!

もともとプラントは理事国の工業生産基地であった事から、往還に必要となる宇宙用船舶の開発のノウハウがあり、これを軍事転用して開発された。エンジンはヴェルヌ・ウェルズ宇宙局が手掛ける(後に統合設計局)。


ナスカ級

ローラシア級

レセップス級

ピートリー級

ボズゴロフ級

ミネルバ級

ゴンドワナ級超大型空母

エターナル級

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