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獅子王凱の編集履歴

2021-08-07 01:30:22 バージョン

獅子王凱

ししおうがい

獅子王凱はメディアミックス作品『勇者王ガオガイガー』登場人物のひとり。

CV:檜山修之

概要

GGG機動部隊隊長。獅子座A型。20歳。世界十大頭脳のひとり「獅子王麗雄」と木星探査船ジュピロスⅤ乗組員「獅子王絆」の息子。父と同じく十大頭脳のひとり「獅子王雷牙」を伯父に、息子の阿嘉松滋を従兄弟、その娘ルネは従妹のひとりにもつ。


高校3年生にして既に史上最年少の宇宙飛行士として、スペースシャトル『スピリット号』のパイロットとなったが、その初フライトの最中EI-01と接触。重傷を負いながらもギャレオンに救われ、地球に帰還。


命を繋ぎ止めていた「Gストーン」を組み込み、麗雄の施術で身体の90%以上をサイボーグ化して蘇ったが、覚醒までの1年をエリアⅢのXルームで費やす(number.0 サイボーグ誕生参照)。当時は戦闘は想定されておらず、あくまで生命を維持するための最低限の機械化に留まっていた。四肢は阿嘉松の妻アネモネから提供されたもの。


構造上動く虫を正確に捕まえ、600馬力のパワーで敵を粉砕できるが、暴走してキレやすい。人間以上の能力を与えられるも、涙を流す機能はなく、片手で七味の小瓶を開ける複雑な作業は赤ん坊以下の動作でしかない(ビデオ、LD冊子コラム「怒れガラスのサイボーグ」参照)。食べ物の摂取は可能だが、味を楽しむだけのもので、それらは内燃機関で焼却される(テレビマガジン ファンクラブ情報より)。


機界文明との激闘にその身を投じるも、ガオガイガーへのファイナル・フュージョンに伴う合体、戦闘による心身の疲労から命の危険に幾度も晒され続け(のアジャストがない序盤は作戦終了後、頻繁に死にかけている)、それでも不屈の闘志で戦い続けた結果、Gストーンの導きにより生身の体を取り戻した。この体については「神様からのご褒美なのではないか」と述べている。


だが、一見普通の人間と変わらない体に見えたそれは、Gストーンとの完全な融合でサイボーグさえ超える超人的な能力を発揮出来る生機融合体とでも呼ぶべき存在だった。大河達から人間の進化と未来への希望を込め、エヴォリュダーで呼ばれるようになる(ノベライズFINAL参照)。


しかし、機械と生物の融合の概念は、彼が戦い続けて来たゾンダーやゾンダリアンをはじめとする機界文明の本質的なありようと全く同じだと解釈できるのは、皮肉という他ない。

また宇宙空間でも生身で活動可能な強靭な身体を持ってしまった事で、まだ生身だった頃に宇宙飛行士を目指して厳しい訓練をこなしてきた事に意味があったのかと悩む様になった事も、彼の心に影を落としてしまっている。

好物は牛丼で、紅ショウガをたっぷり乗せて食べるのが好みで、基地内外ではよく注文している。 唯一苦手とする食べ物はこんにゃく。幼少期に喉に詰まらせた事がトラウマになっているらしい。


『サンライズ英雄譚』や『ブレイブサーガ2』ではおじさん呼ばわりされ続け、その結果

Gストーンの出力が落ち命の危機に陥ると言う迷場面が用意されていた。まだ二十歳なのに…。

『FINAL』ではパレッス粒子の影響ですら戦意を失い、孤立無援の中遊星主に立ち向かうという絶望的な状況でも折れていなかった彼なのだが、さすがにサイボーグのバグ染みた不備には対応しきれなかったようだ。


覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』では、三重連太陽系からの脱出を試み、ギャレオリアロードを起動し辿り着いた次元の狭間オレンジサイト内でトリプルゼロに侵食されたGGGの仲間と覇界王と化したジェネシックガオガイガーを止めるため、木星の次元ゲートより帰還。護たちと10年(凱からすれば数日だが)振りの再開を果たす。

木星での戦いの後は旧GGGことGGGグリーンの機動部隊隊長兼長官代理となり、覇界の眷属となってしまった仲間を助けるために再びガオファイガーに搭乗して戦いに身を投じる。

しかしベターマン・ラミアからは「元凶なりし者」と呼ばれ、覇界の眷属との戦いには共闘しながらも敵視されている。



関連タグ

勇者王ガオガイガー 勇者王ガオガイガーFINAL

天海護もう一人の主人公

卯都木命:恋人


猿投山渦キルラキル)…中の人つながりだが、実家はこんにゃく製造業。

木之本桜カードキャプターさくら)…『ガオガイガー』放送年(1997年)の翌年に放送開始されたTVアニメの主人公。ともに「謎のと出会って人知を超えた力を得、街を守るために戦う」「夭折している」「それぞれ呪文を操る」「こんにゃくが苦手」という共通点がある。
























この先、覇界王終盤のネタバレがあります

























オレンジサイトの空間を何事もなく脱出してきたように見えた凱だったが、実は凱自身も徐々にトリプルゼロに浸食されていたことが発覚

凱のエヴォリュダーの身体は細胞の1つ1つが微小なGストーンと融合しており、このGストーンがトリプルゼロの浸食に抗っていたが、それゆえに何時覇界の眷属として目覚めてもおかしくはない「覇界の時限爆弾」ともいうべき状態になっていた。

ベターマン・ラミアが凱を敵視していたのも、この状態の凱をこのままにしておけないからというのが理由であった。


異変の兆候は最後の決戦となるファイナル・ガオガイガーとベターマン・カタフラクトテラとの戦闘中に現れており、そしてカタフラクトテラがキングジェイダーや勇者ロボたちとオービットベースを消し去った衝撃でついに青の星の覇界王として覚醒。

この時点では凱はまだ辛うじて自分を保っていたが、最終的に完全に浸食され自身が決して発するはずのない言葉に驚愕してしまう。

しかし、散ったはずの命の声により一瞬だが勇気を取り戻し、勝利のために満身創痍のラミアの攻撃を受け入れる。そしてトリプルゼロで変質したGストーンをエメラルドグリーンのアムニスの花として凱に咲かせ、パトリアの実として実らせる事で凱の肉体から覇界王の力の浄解と摘出をした。

これにより凱の身体からはGストーンは消失してエヴォリュダーとしての能力は失い、セミ・エヴォリュダーに近い存在になった。


ちなみに消え去ったと思われていたオービットベースらは全てベターマン・シャーラにより亜空間へ退避させられていたため、全員無事であった。


1年後、命と結婚した凱はジェイアークに乗り、新婚旅行もとい外宇宙にトリプルゼロが漏れ出す次元ゲートが発生していないかを調査するため、命、J、ルネ、そしてギャレオンと共に旅立っていった。

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