別名「戦輪」「飛輪」「円月輪」
投擲武器としては珍しい「斬る」事を目的とした武器でもある。
概要
全長10~30cm程度。中心に穴のあいた金属製の円盤の外側に刃が取り付けられており、輪の内部に主に人差し指を入れて回転させ、勢いを付けて投げるのが一般的とされている。
また、円盤を指で挟んで投げるという方法もあるが、実際には正しい投擲方法は不明である。
射程距離は大体30~50m程であり、その切れ味は30m先にある直径2cmの竹を切断する程である。
インド神話の三大神の一柱・ヴィシュヌ神もこれを自らの武器としている。
(参考)似て非なる物
チャクラムとよく混同される武器に、中国の乾坤圏(けんこんけん)がある。手に持って使う環状の投擲武器という点では同じだが、チャクラムが刃の付いた「斬る」武器なのに対して、乾坤圏は打撃(殴る)武器である。
紛らわしいが、仮面ライダー龍玄(仮面ライダー鎧武)のキウイアームズはこちらに当たる。
詳細は各項参照のこと。
また、似たような武器に毛利元就(戦国BASARA)の扱う輪刀がある。あちらのサイズは自分の体を囲えるほど巨大で柄の部分もあり、輪の一点を外してS字状にする事も可能で、扱い方としてはチャクラム同様投擲する事はもちろん、振り回して直接攻撃もできる。
主な使い手
R-2、ヒュッケバインMk-Ⅱ、ヒュッケバインEX、ビルトシュバイン(スーパーロボット大戦シリーズ)