概要
偉大なる航路”新世界”ホールケーキアイランド及び近海の34の島とその周辺海域の総称である。
四皇シャーロット・リンリンの縄張りとなっており、島それぞれに大臣が置かれ統治している。各大臣は万国内で食品や資材などに使用される担当食材(大臣の名前に使われる食材)の管理を任されており、自分の管轄する島では担当食材に限って建造物を食べても構わない。大臣は全員リンリンの実子であり、海賊団の幹部格でもある。
住人はこれまでの島々の中でも際立って多彩な人種構成となっており、これはリンリンがありとあらゆる人種が暮らせる世界を理想としているからで、それを体現した姿だという。また、草花や地面、食品が擬人化した者など、明らかに「種族」の言葉では片付けられない住民達もいる。これは、リンリンが持つソルソルの実の能力により住人から寿命を抜き出し無機物・非知的生命体に与えて自我を持たせた擬人化物体へと変えているからである。万国の住人は、税金感覚で半年に一度寿命を1ヶ月分リンリンに提供しており、これを条件に万国での生活と身の安全を保証されている。
リンリンによればあと3種の種族を集めればワンピース世界の種族が全て揃うらしいが、そのうち1種については「歴史の彼方に消えちまったかもしれない」とも言っている（うち1種が百獣海賊団に所属するキングの出生したルナーリア族とされる。わざわざ敵対組織に属する彼を勧誘せねばならない程希少なようだが前述の種族と同一かは曖昧にされている）。
その3つの内の一つと思われる巨人族もこの国には1人もいない。これは、かつてリンリンが巨人族の村エルバフで起こした事件が原因で巨人族から憎悪の対象とされているからである。リンリンはそのことを気にしているようで、ジャッジに巨人族がいないことを触れられた際には不快感を露にしている。
女王
ホールケーキアイランドに住まう女王。
シャーロット・リンリン
大臣（任地）
各島を治めている34人の大臣。
トットランドのお菓子で出来た建築物は、キャンディ大臣は窓ガラス、ビスケット大臣が柱や壁といった具合に多くは大臣たちの悪魔の実の能力によるもの。
- キャンディ大臣（キャンディ島のペロリタウン）:シャーロット・ペロスペロー
- ジェラード大臣（アイス島のシャーベットタウン）:シャーロット・モスカート
- ビスケット大臣:（ビスケット島のクッキータウン）:シャーロット・クラッカー
- チーズ大臣（チーズ島のチーズタウン）:シャーロット・モンドール
- バター大臣:シャーロット・ガレット
- 生クリーム大臣（濃厚島のホワイトタウン）:シャーロット・オペラ
- ジュース大臣:シャーロット・スムージー
- 粉大臣（コムギ島のハクリキタウン）:シャーロット・カタクリ
- フルーツ大臣:シャーロット・コンポート
- 豆大臣（ポリポリ島のマメマメタウン）:シャーロット・ダイフク
- こんがり大臣（ヤキガシ島のふっくらタウン）:シャーロット・オーブン
- ナッツ大臣（ナッツ島のピーナッツタウン）:シャーロット・アマンド
- チョコレート大臣（カカオ島のショコラタウン）:欠番(先代脱走のため)
- ふんわり大臣:シャーロット・シフォン
- メレンゲ大臣（ミレンゲ島のムレンゲタウン）:シャーロット・ブロワイエ
- 酵母大臣（キーボ島のクーボタウン）:シャーロット・マルニエ
- エッグ大臣（キミ島のシロミタウン）:シャーロット・シトロン
- 大蔵大臣（キンコ島のオシムナタウン）:シャーロット・ノアゼット
- 運輸大臣（パッケージ島のシワケタウン）:シャーロット・ヌストルテ
- デザイン大臣（ユニーク島のファンシータウン）:シャーロット・プラリネ
- 愛情大臣（ラビ島のラブタウン）:シャーロット・コンスターチ
- パイ大臣（パイパイ島のサックリタウン）:シャーロット・コンポ
- トッピング大臣（トッピング島のデコタウン）:シャーロット・タブレット
- エッセンス大臣（フレーバー島のエッセンスタウン）:シャーロット・サンマルク
- 酒大臣（リキュール島のジンタウン）:シャーロット・ズコット
- ジャム大臣（ジャム島ヌールタウン）:シャーロット・ダクワーズ
- フライ大臣（ポテト島のチップスタウン）:シャーロット・スナック
- シード大臣（タネガ島のシードタウン）:シャーロット・カトウ
- 寒天大臣（ゼリー島のプルルンタウン）:シャーロット・カンテン
- ミックス大臣（三色島のミックスタウン）:シャーロット・シブースト
- 味見大臣（フトル島のコッソリタウン）:シャーロット・モービル
- 食器大臣（カトラリー島のテーブルタウン）:シャーロット・マスカルポーネ
余談
実在の国家では、アメリカ合衆国をモチーフにしていると思われるが、
特にアニメ版では建物の配色、キャラクター、流れるBGMと、ウォルト・ディズニーアニメを
意識したと思われる構成が強く出ている。
