復元荒らし
ふくげんあらし
複数の意味が存在する。
- 不要とされたり誹謗中傷など、wikiにふさわしくない内容を復元する行為を行うユーザー、復活厨。
- 自らが作成した、あるいは編集した記事に張り付き、他のユーザーの編集を認めないユーザー、いわゆる編集固執ユーザー。
- 2から派生し、大文字や小文字や数字を調べずに他のユーザーへの嫌がらせを主とする編集固執ユーザー。
これらのユーザーはたいていコミュニケーションが不可能、あるいは自己の編集に執着するため、他の編集者にとっては扱いの難しいユーザーである。
復活厨
この行為はピクシブ百科事典など、wikiシステムを用いたサイトにおいて白紙化されたり、誹謗中傷を含む内容や、明確に誤った情報など、一般的に不要とされた記述の復元を行うユーザーのことである。
これらの行為は編集合戦の原因の一つとなるため、基本的に嫌われている。
例示1
この例はわかりやすくするため、単純化していますので、本来はもっと複雑な問題を含みます。
- Aによる編集 「(キャラ名)は(作品名)の登場キャラクターである」
↓
- Bによる改悪 「(キャラ名)は(作品名)においていらないキャラである」
↓
- Cによる修正 「(キャラ名)は(作品名)の登場キャラクターである」
↓
- Dによる改悪 「(キャラ名)は(作品名)においてのいらないキャラである」
この場合、Bが誹謗中傷を行ったアンチによる通常の荒らしとみなされるが、Dが行った行為は復元荒らしとみなされ、Cは一般的にはそれとみなされない。
B=Dである場合はこのようには呼ばれないが、DがBの複数アカウントとみなされる場合でもそう呼ばれることがある。
まれに無自覚でこの行為を行うユーザーが存在することに注意が必要である。例でいえば「いらないキャラ」というのが実はそのキャラクターの物語におけるネタであった場合のCの編集である。
編集固執ユーザー
この手のユーザーは、自らが編集した記事に対し異常な執着を持ち、自分が関わった記事に対して自分以外の意見・編集を決して認めないユーザーである。
元の編集能力やコミュニケーション力の高低はあまり関係がなく、ネット上において見解を異にされる事に対しての寛容さに乏しい者が該当し易い。
実態と違う知識を絶対視するにわかや、ネット依存症に罹っている者、承認欲求の求め方が歪んでいる精神疾患者なども該当する。
例示2
※同じくわかりやすくするため単純化していますので、問題となる内容はもっと複雑となります。
- A( 編集固執ユーザー )による新規執筆 「(キャラ名)は(作品名)の登場キャラクターである」
↓
- Bによる修正 「(キャラ名)は(作品名)に登場するキャラクターの名称である」
↓
- Aによる差戻 「(キャラ名)は(作品名)の登場キャラクターである」
↓
- Cによる修正 「(キャラ名)は人名、pixiv上では(作品名)に登場するキャラクターの名称として使用される」
↓
- Aによる差戻 「(キャラ名)は(作品名)の登場キャラクターである」
このように、有益または更新された情報が書き込まれた、あるいは取るに足らない誤字や文脈上の編集であるにもかかわらず、それらの編集すら認めず自分の記述した内容に固執する状態にあり、最悪の場合記事を私物化しているとしか言いようのない状況になる場合が存在する。
また、このユーザーが執着するのが自演記事であったり、一覧であったり表記ゆれなどであったりする場合、さらに厄介な諍いが発生しやすい。
問題点
これらのユーザーが存在することにより削除と復活、あるいは編集と差し戻しなど、記事の編集行為を交互に行うことは編集合戦と呼ばれ、他のユーザーおよびサーバーにとって迷惑になる行為となる。
そこで、編集合戦が起きそうな場合は、各記事の掲示板やpixivのメッセージやスタックフィードなどでしっかりと話し合うことが大切である。
だが、こういう問題を起こすユーザーは総じて、自分の意見や理想像が通っていない事に我慢ならない人種であるため、「違を唱えられた」という事自体に腹を立て、邪魔になった別ユーザーへレッテル貼りや誹謗中傷などの批判を行うことも多い。
このような人達の中には自分の嫌いな事実をなんとか消し去るために、言い掛かりを付けて削除している場合も存在し、解釈違いや好みでない記述を決して載せさせまいと「巡回」する事を日課としている者もいる。
基本的には、コメント欄へ攻撃的・挑発的な返答を載せる事に始まるが、この手は一度タガが緩むと非常にエスカレートし易い傾向にある事も問題に拍車をかけている。
酷い時には対立ユーザーへの中傷記事を作成する事に始まり、気に食わない描写があれば公式さえ記事内で批判したり、大して関係の無い不特定多数の記事に同じ意見をばら撒いたりと、悪質ユーザーへ発展するケースも少なくない。
そして編集合戦モードに陥ったユーザーは、必須となるコメント欄にも適当な文字の羅列だけを入れ、対話そのものを固辞する姿勢に入る事もまた多い。
結果、運営に通報しアカウント停止に持ち込むしかない事例もあるが、中には別のアカウントを取得し同様の行為を繰り返す事例も存在する。運営仕事しろ。