パズルゲームとは、コンピュータゲームのジャンルの一つである。
概要
コンピュータによってパズルが出題され、一定条件をクリアするなどしてゲームを進めていく。
シンプルなルールほど浸透しやすい。
「TETRIS」はコンピュータの処理能力を利用したパズルゲームの代表作。
「ぷよぷよ」「パネルでポン」「マジカルドロップ」のように、キャラゲーの要素を持つパズルゲームも有名。
「フラッピー」「パズドラ」「にょきにょき」のように、他ジャンルをドッキングした作品もある。
かわいいキャラは勿論のこと、綺麗なフレームやブロックや演出にファンが付いている作品もある。
暴力描写が少なく、ゲーム初心者でもプレイしやすい為、他ジャンルに比べて女主人公、マスコット主人公の採用率が高めである。
ゲームごとにパズルのルールを考える必要があるため、モドキや進化型を作れば、確実に元ネタと比べられるという難点もある。特に落ちゲーはテトリスの引力から逃れることが難しい。
pixivでは他ジャンル(RPG、格闘ゲーム、恋愛ゲームなど)と同様にゲーム画面のパロディを描かれやすい。
形式
ジグソーパズル式
パズルの定番ジャンル。
出題される穴の開いたジグソーパズルのピースを、一定の基準に従ってはめ込む。
もっともビデオゲームとしてはメジャーにはなれず、もっぱらRPGやアクションゲームのイベントやミニゲーム要素として起用されるのが定番である。
オチモノ式
ビデオゲームにおけるパズルの一大派閥。通称「落ちゲー」。
パズルのピースを画面上部から落下させ、落ちてくるピースを操作して着地地点を決定する。
揃ったピースはその時点で消滅し、点数として加算される。
パズルのピースを消去できず、ピースの出現地点まで溜まって手詰まりを起こすとゲームオーバーとなる。
消し方は以下2つが多い。
ライン消去
横一列にピースを揃えて消去する。
『TETRIS』が採用したオチモノパズルの王道ルールの一つ。
揃え方次第では、より多くの列を消去して高得点を狙うことが出来る。
セイム消去
同じ種類のピースを一定の数で隣り合わせることで消去する。
『ぷよぷよ』シリーズを筆頭に、現在の主流を為すパズルゲーのルールとなっている。
このルールでは、残されたピースも消去条件に従って消えていくことが多く、これを利用した「連鎖」で大量得点を狙っていく。
リスペース式
画面内にある特定地点のピースを、別の地点のピースと入れ換え、パズルを完成させる。
15パズル(16面パズル)等、いわゆる「スライドパズル」の形式を応用したもの。
そのまま15パズル式で絵を完成させる場合もあるが、現在ではオチモノのセイム消去と組み合わせ、マッチ3等ピースをスライドさせて組み合わたものを消去する方式が主流。
移動は隣り合ったピース同士のみの場合もあれば、行や列を隔てた遠くの地点へ動かせる場合もある。
『パズドラ』等、スマートフォンアプリはパズドラブームもあってこの形式が多い。
マインスイーパー式
地雷ピースを避けながら、無個性ピースをすべて消去していく方式。
ずばりマインスイーパーを始祖とするパターンだが、形式上で言えば『IQ』シリーズ等も「動くマインスイーパー」としての側面を持つ。
パズルゲームの一覧
あ行
か行
さ行
た行
ドラゴンクエストけしケシ! ※RPGの要素も持つ
な行
にょきにょき ※格闘ゲームの要素も持つ
は行
パズドラ ※RPGの要素も持つ
フラッピー ※アクションの要素も持つ