データ
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.39、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
カテゴリー8に属する下級アンデッドの1体にして、蝙蝠の祖たる不死生物。
夜行性である為太陽の光を嫌っており、普段は暗い下水道や洞窟の奥深くに潜んでいる。
活動時間となる夜間での行動の際は暗視スコープの役割を果たす眼と全長が8mにも及ぶ巨大な翼を使って獲物となる人間の生き血を求めて暗躍し、上空から獲物目掛けて襲いかかる習性を持つ。
また、無数の蝙蝠を操って敵を襲わせる事もできる。その他、滑空しながらの体当たり攻撃で敵を粉砕する戦法を得意としている。
洞窟に身を隠していた所をBOARDに発見され、駆けつけたギャレンと交戦。謎の体調不良に悩まされるギャレンを圧倒し、駆けつけた剣もまた、戦いに慣れていない為に歯が立たず、彼らを一蹴するが、何とか態勢を立て直したギャレンが洞窟の壁をぶち破り、空いた穴から差し込んだ太陽光を浴びた事で大幅に弱体化。
最後は慌てて逃げ出そうとした所をギャレンラウザーの銃撃とブレイラウザーを投げつけられ翼を負傷して落下してきた所へギャレンの『バーニングスマッシュ』を受け封印されてしまった。
ラウズカード
ラウズカードはダイヤの8「スコープバット」。暗視能力・索敵能力・攻撃の命中精度の強化、弾丸に追尾能力を付加といった銃ライダーにはうってつけの能力であるが、作中で活用されることはなかった。MP1200。
そもそも橘は劇中で殆ど銃撃を外すことがなく、対桐生レンゲル戦では自身はカードをラウズしながらレンゲルがリモートを使おうとする所を手を銃撃して阻止できるほどの命中精度を誇る為、そもそもこのカードを使う必要がなかった可能性が高い。
余談
- 第1話時点で過去2か月間において、バットアンデッド以前に出現したアンデッドは2体と発言されている。第38話の解放された回想シーンでは存在するが本編で封印された描写が無いのはリザード、スキッドの2体のみ。なのでこの2体が1話以前に出現していたと考えるべきであろう。
- スーツ(着ぐるみ)は後にスキッドアンデッドに改造された。
- そのような経緯もあって、ライオンアンデッドと同じく、劇場版と回想シーンに再登場していない珍しいアンデッドである。
- その一方で、「仮面ライダー対決セット」やチェスピースコレクションDX「仮面ライダーブレイド 〜運命の切り札編〜」ではフィギュア化されている。
- 劇中で橘から「面白い」と評されているが、先述した通り本編はおろか派生作品でも一切ラウズカードを使用していない為、「橘さんはカテゴリー8の何が面白かったのか」と度々ネタにされる。そして橘/ギャレンが完全にネタキャラ扱いされるようになった現在では、「カテゴリー8より面白い男」「お前の方が面白い」と言われるようになってしまった。
- デザインイメージは「白いヴァンパイアの様な皮ふを持つ怪人が黒い仮面とスーツを着て、さらにコウモリの翼の手を血で染めて(浸して)いる」というもの。初期デザインでは首と両腕にレザーベルトが存在しなかった。また、実際のスーツでは皮ふがデザイン画より青みの強いものとなっている(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.6-7)。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー8
関連・類似項目
バットイマジン:同じく本編第1話に登場した平成ライダー怪人。
ニードルスマッシュ:『仮面ライダービルド』に登場した「1話の冒頭で倒された怪人」繋がり。
スティングフィッシュオルフェノク → バットアンデッド/ローカストアンデッド → ツチグモの怪童子と妖姫/ツチグモ
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