基礎データ
進化
ウリムー→イノムー(Lv.33)→マンムー(げんしのちからを覚えさせてレベルアップ)
鳴き声
「ウリムリリ」 | ワイルドエリア駅にいる |
概要
『ポケットモンスター 金・銀』で初めて登場したこおり/じめんタイプを持つイノシシの子供ウリ坊をデフォルメしたような見た目のポケモン。
足はどこだと時々疑問に思われるが、実は出っ張った四つの毛が足である。
野生では氷の抜け道でのみ現れる。能力は平均的ではっきり言って対戦向きではないため早めに進化させるのが吉。
金・銀・クリスタル以降も何らかの形で現れたりしていたものの、能力の低さや、肝心の氷タイプが特殊依存で、加えてイノムーに進化しても特攻が低いままであった事からあまり注目されていなかった。
しかし、DPtにて、物理と特殊の仕様変更・マンムーへの進化によって、再び注目され始める。加えて氷タイプ・物理先制技の「こおりのつぶて」を取得し、また教え技で「がむしゃら」を覚える為、ギリギリではあるが意表を突いた戦い方が出来る様になった。
生態
嗅覚に非常に優れ、鼻先で硬い氷だろうと柔らかい地面だろうと、掘り起こして餌を探し当てる。特に枯れ草の近くに生えるキノコが大好物。当時はまだいなかった豚モチーフの要素も取り入れている。
なお、偶に温泉を掘り当てる事があるらしく、DPではその点が掘り下げられていた。ただし、ウリムー本人にとっては食べ物の方が大事らしく、匂いを嗅ぎつけると後先考えずにダッシュしていく。水が苦手であることも合間って温泉はあくまで副産物でしかないようだ。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ミキオ(印無188話)
- 氷の洞窟のジョーイ(無印250話)
- アザミ(AG)
- ヒカリ
- ユモミ(DP63話)
- カラバリ(新無印14話・色違い、映像のみ)
漫画版
番外作品
『ポケモンGO』
- 2017年2月のジョウト組の本格実装より登場。そこそこレア度の高いポケモンであり、基本的に巣にでも赴かない限り街中ではまず見かけることはないというかなり珍しいポケモン。
- ところが、2017年6月下旬に行われたほのお・こおりタイプ出現率アップイベントでは、一転して街中の至る所でウリムーが湧き出てくるというとんでもない事態になった。その出現率の高さたるや、普段のポッポやコラッタなどのコモンポケモンに匹敵するほど。もっとも、当時はこれ以外のこおりタイプのポケモンは、ラプラスやニューラのように出現率の低いレアポケモンか、ジュゴンやパルシェンのように進化しなければこおりタイプが付与されないものばかりなので、数少ないこおりタイプのコモン枠としてウリムーに白羽の矢が立ったのであろう。ただし、捕獲率は低めなので出現したウリムーを片っ端から捕まえようとするとあっという間にボールとズリの実切れを起こすので注意。
- ウリムーのおかげでこおりタイプ関連のメダル「スキーヤー」のグレードアップが捗ったという方も多かったのではないだろうか?
- イベントによってはまたウリムーの出現にブーストがかかることもあるので公式の情報はよくチェックしよう。
アニメ版
金&銀編においてはゲストキャラクターであるミキオ(CV:郷里大輔)とその娘・コユキ(CV:釘宮理恵)のポケモンとして温泉掘りをしていた。
※当時の釘宮女史はまだ無名時代である
ダイヤモンド&パール編にてヒカリの手持ちとなり、マンムーまで進化している。かなりの食いしん坊で、他の手持ちポケモンの餌を平気で横取りしていた。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ヤナギのウリムー
シリーズ中最強の個体と名高く、なんと各地のジムリーダーを悉く破ったスイクン・エンテイ・ライコウと初代組含む主人公全員の主力8匹を合わせた11匹をたった一匹で同時に相手して圧勝する力を秘めている。
このウリムーは上記の氷を用いて自律的な行動が可能な人間大の氷人形を精製でき、これはエンテイの特殊な炎でなければ効果がない性質によりいくら溶かしても砕いても復活して襲いかかってくる恐怖の氷人形となっている。
氷人形はレッド達のポケモンを圧倒できる程の高い戦闘能力を有し、ヤナギがその場にいなくても自動で戦うことができる。
そして本気出せばそんなものを一度に大量に精製可能になる…
他にもこなゆき一発で疑似ぜったいれいどができたりする(正確には相手の攻撃を利用した攻撃だが…)。
また過去にスイクン・エンテイ・ライコウを氷壁でぺったんこにして時のはざまに封印した経歴を持つ。
その実績や規模は最早伝説のポケモン級である。
※注:ウリムーは伝説のポケモンではありません。
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