かみなりのいし
かみなりのいし
データ
初出 | 第一世代 |
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英名 | Thunder Stone |
概要
ポケモン初代から存在する進化アイテムの一つ。所謂「進化の石」の一種。
黄緑色に透き通った琥珀のような色合いで中には黄色い稲妻模様がある。
第4世代までは他の進化石と比べると使えるポケモンがびっくりするほど少なく、たった2種類。
しかもそのうち1種であるピカチュウには、アニメで「ピカチュウのままでいたい」「かみなりのいしは嫌」という設定が強調されたため、ピカチュウの天敵と蔑まれることすらあった。
第5世代でシビルドン系が出たことで多少状況は好転したが、第6世代で登場したでんきタイプのエリキテルがたいようのいしで進化するという事態に。(理由としてはエリキテル系は太陽光を吸収する生態を持つため。)
第7世代ではライチュウのリージョンフォームであるアローラライチュウがクローズアップされ、友達系ライバルの手持ちにもなった。彼に影響されてピカチュウにかみなりのいしを使い、アローラライチュウに進化させてみたトレーナーも多いことだろう。
状況が大きく動いたのは第8世代で、それまでは特殊な磁場のある場所で進化するポケモンだったレアコイル(ジバコイルへ進化)とデンヂムシ(クワガノンへ進化)が、かみなりのいしによって進化する仕様に変わった。使えるポケモンが3種から5種へ増えたのである。
後にジバコイルと同じ方法で進化するノズパスもLEGENDSアルセウスにてかみなりのいしでダイノーズに進化できるようになり(BDSPでは不可)、使えるポケモンが6種となった。でんきタイプでないためにバグ扱いする人も少なくないが、"れっきとした仕様"である。そもそもレアコイルがジバコイルに進化するのは特殊な磁場の影響下にある時で、電気エネルギーは関係ない。ソード・シールドでかみなりのいしにその特殊な磁場を再現する効果が追加されたからとされている。
第9世代ではシビルドン以来の新ポケモンハラバリーが追加。
入手方法
第一世代(赤緑青ピカチュウ)
タマムシデパートで2100円で買う事が出来る。
ただしピカチュウ版では最初に貰えるピカチュウには使う事が出来ない上にそのピカチュウの好感度が下がってしまうという罠がある(別のバージョンから連れてきたピカチュウなら可能)。この為実質イーブイにしか使う事が出来ないという、いわば呪いのアイテムと化している。
第二世代(金銀クリスタル)
殿堂入り後に行けるカントー地方の25番道路に位置するマサキの家でマサキの爺さんにだいにんきの きいろい からだで あかい ほっぺたの ポケモンが しんかする まえのすがたを見せればもらえる。
金銀でもらえるのはこの1個のみでタマムシデパートでも売られなくなってしまっているため、使うのは慎重に。
クリスタルでは38番道路にいるミニスカートのリカとポケギアの電話番号を交換すればくれる事があるが、それでも石をくれる旨を伝えてくれる電話がかかるのはかなり稀なため、金銀よりちょっとマシになったくらいである。
第三世代(RSE、FRLG)
ミナモシティ西の離れ陸地に住むかけらマニアにきいろいかけらと交換する事でもらえる。
きいろいかけらは藻エリア(ダイビングで潜った先のエリア)に生息するチョンチーが5パーセントの確率で有している。
しかし、その後出たFRLGでは初代同様タマムシデパートで進化の石が買えるようになったため、価値は暴落した。
第四世代(DPt、HGSS)
DPtでは地下通路で壁掘りする事でたまに入手できる。ダイヤモンドの方が出やすい。
HGSSでは金銀同様ミニスカートのリカとポケギアの電話番号を交換すればくれる事がある。ポケスロンの景品にもあるが日替わりなうえに必要ポイントは2500と高め。