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京王ライナーの編集履歴

2022-12-02 00:37:55 バージョン

京王ライナー

けいおうらいなー

京王電鉄で運行される座席指定列車。本記事では派生列車「Mt.TAKAO号」も取り扱う。

京王ライナー

京王電鉄初の座席指定列車。長距離区間の利用者の着席需要にこたえるため、2018年2月22日のダイヤ改正より京王線相模原線で運行を開始した。列車種別も兼ねており、名前は

  • 京王ライナー
  • 京王スマートライナー
  • Luxpress(ラクスプレス)
  • WESTER(ウェスター)

の候補4案から一般投票により決定した。


運行当初は平日・土休日共に夜間の下り列車のみ設定されていた。2019年2月22日のダイヤ改正より平日・土休日共に朝の時間帯に上り列車を新設し、現在に至る。

  • 2019年末には終夜運転として初めて臨時の「京王ライナー迎春号」が京王線新宿発高尾山口行きで運行された。以降、終夜運転の設定時は「京王ライナー迎春号」の運行が続けられている。
  • 明大前駅は運行開始当初は「運転停車」として客扱いは行わなかったが、2021年10月より土休日に限り客扱いを開始。2022年春からは平日も客扱いを始めた。

料金

座席指定料金は一律410円である。指定席区間で車内で精算した場合は料金が上乗せされ700円となる。

  • 下り列車の場合、京王線新宿駅と明大前駅は乗車専用として座席指定券が必要。府中駅から先の区間から京王八王子駅方面、および京王永山駅から先の区間から橋本駅方面に乗車する場合は、座席指定料金不要・乗車券のみで乗車できる。
  • 上り列車の場合、明大前駅と終点の京王線新宿駅のみ降車専用、途中停車駅はすべて乗車専用となる。
  • 上り・下り共、京王線新宿駅~明大前駅間のみの利用は不可。

停車駅

駅番号京王線系統駅番号相模原線系統
KO01京王線新宿KO01京王線新宿
KO06明大前KO06明大前
KO24府中KO40京王永山
KO25分倍河原KO41京王多摩センター
KO27聖蹟桜ヶ丘KO43南大沢
KO29高幡不動KO45橋本
KO33北野
KO34京王八王子

※乗車時間などの都合から、通常の特急列車が停車する、調布駅京王稲田堤駅は通過となっている。


利用状況

橋本方面行きは平日の夕方を中心に利用者が増加している一方、八王子方面は利用率は低迷しており、橋本方面行きは増便に対し、八王子方面は減便する傾向が目立つ。

又、着席保証があり、ロマンスカー拝島ライナー小江戸中央線特急などがある新宿駅より着席保証がなく渋谷駅吉祥寺駅などの井の頭線と乗換駅となる明大前駅利用の方が利用率が高い。

因みに東急田園都市線QSeatは存在するものの、大井町線方面しか行かず渋谷駅では半蔵門線に直通する以上、着席保証はほぼない事もあり横浜線利用者が明大前駅利用率が高い要因。


都営新宿線での運用

新5000系は都営新宿線に乗入できる仕様になっているものの、ライナーとしては都営新宿線に乗り入れていない。

これは先に運行開始した『S-Train』等が料金の高さと設備面で低迷している事、新宿発着の京王ライナーが明大前駅通過時代。

特に八王子方面の利用率の低迷が大きかった事もあり運行されていない。

更に新線新宿は駅数が多い為、京王線新宿より時間がかかる事、都営新宿線は新宿駅の利用者が多く、運転停車は不可能な要因もライナーとして新宿線に乗り入れない要因となっている。


Mt.TAKAO号

土休日に限り京王高尾線系統、京王線新宿~高尾山口間で運行されている派生有料列車。

2018年秋、高尾山口始発の行楽臨時列車として上り列車で運行を開始。2019年春からは同じく臨時列車として京王線新宿発の下り列車の設定も始まり、2022年3月12日のダイヤ改正より通年運行の定期列車へ変更された。

座席指定料金は京王ライナーと同額。


使用車両

「京王ライナー」用に新製されたデュアルシート5000系(2代目)クロスシート状態で運行される。全座席にコンセントが設置されている。


関連タグ

京王電鉄 京王線 京王相模原線 列車愛称

京王5000系 5000系


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外部リンク

京王ライナー公式サイト

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