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シルバーボルトの編集履歴

2023-01-11 21:22:35 バージョン

シルバーボルト

しるばーぼると

『トランスフォーマー』シリーズの登場人物。

概要

トランスフォーマー』シリーズにたびたび登場するキャラクター。下記に挙げるシルバーボルトらはあくまで同名の別人であり、サイバトロンオートボット)に所属し、飛行能力を持つという点以外の共通点は無きに等しい。


これらの他にも海外版『ビーストウォーズ』にて、に変形する同名の戦士がライオンと合体して巨大戦士マグナボスになる玩具が発売されており、後に日本で『ビーストウォーズⅡ』の商品として発売された際にはスカイワープと名を改めている。ちなみにライオンや象に変形する戦士の名前は、それぞれプロールアイアンハイドである。


G1

【線画】シルバーボルト

CV:チャーリー・アドラー/吹き替え:西村知道山口健ヘッドマスターズ)・立木文彦ザ・リバース

初代アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』にて登場するサイバトロンの航空部隊エアーボットの指揮官。アエロスパシアル/BACコンコルドに変形。航空機に変形するにもかかわらず高所恐怖症を抱えていることで有名。


詳しくはエアーボットの記事を参照。


ビーストウォーズ

シルバーボルト

CV:スコット・マクニール/吹き替え:岩田光央

初登場は『ビーストウォーズメタルス』第2話。オオカミの身体に肩に鷲の翼と尻尾と置き換わった尾羽、肘から先が鷲の足となっている前足(アニメでは更に水搔きのような器官が付いている)を持った動物に変身するサイバトロンのフューザー戦士


日本語版では愛の戦士シルバーボルトを自称し、OPのフリートークでもやたら愛を叫んでいる。仲間からの通称は「パタパタ犬」で、生真面目なコンボイからもそう呼ばれてしまっている。だがあくまでオオカミであってではない。もう一度言うが犬 で は な い。 一人称は「僕」、時に「私」。


誕生した直後にメガトロンにセキュリティサーキットが機能していない隙を突かれ、変形の音声コードを書き換えられ(日本語版では「変身」で統一されているが原語版は陣営によって異なっている)彼の率いる悪の軍団デストロンに加わるが、メガトロンのやり方に馴染めずコンボイを助けてそのままサイバトロンに入隊した。


奇抜な見た目に似合わず礼儀正しく正義感の強い性格で、彼のみ登場時に台詞と共にファンファーレを鳴り響かせている。語尾は「〜デス!」。攻撃中も「デス!」を連呼するが、「何故にWHY?」といった感じでエセ外国人風の口調が飛び出す事も。

なお原語版ではワスピーター(ワスピネーター)を演じるスコット・マクニールによる兼役であり、そちらとは打って変わってかなりのハンサムボイスである。そのセリフ回しも格好をつけたそれであり、例えるなら「中世の騎士」を彷彿とさせる、時代がかった口調で話す。

これを聞いた岩田光央は音響監督の岩波の現場が初だったこともあって「自分のかっこいい部分を求めて(起用しているんだ)」と考えてハンサムキャラを作っていった。が、実際はアドリブの引き出しの多さを買われての起用であり、テストの際ハンサムで演じたところ共演者から「え?二枚目でやるつもり?」とクソミソにやられ、本編でのキャラ付けになっていったとのこと。


戦いでは持ち前の飛行能力を活用するが、『メタルス』の時点では彼の他にも飛べるサイバトロン戦士がいるのであまり目立っていない。その上戦闘力もあまり高いとは言えず、ブラックウィドーを助けに来たつもりが逆にピンチになって彼女に助けられる、という展開もしばしばあった。


ラブタイフーン

戦いの中で出会ったデストロン側の女戦士・ブラックウィドーに一目惚れし、彼女を説得(求愛)し続けて、最終的にサイバトロンに引き込んだ。その後の彼女との相思相愛ぶり(悪く言えばバカップルぶり)は作中のギャグの1つとなっており、大抵はコンボイが学校の先生風にツッコむのがお約束。


※ちなみに原語版では、ブラックウィドーとの会話で、

「言うだけなら簡単さ、あんたはヒーローごっこに酔っているんだ。あたしは心底悪い女なんだよ」

と、彼女から言われた時、

君の心を覗く時、そこに悪は無い。ただ、愛だけだ

などと返している。


漫画版では第1話と最終回である第6話のエピローグのみの登場であり、ブラックウィドーの恋愛は最終回1コマのみだった。これはタイガトロンエアラザーの恋愛のほうに描写が置かれたためと思われる。


リターンズ

セイバートロン星に帰還した際の事故で他の仲間とはぐれ、セイバートロン星の支配者となったメガトロンの手先によるウイルスの餌食となり、捕らえられて(トランスメタルスでなかった彼とライノックスはウイルスの浸食を強く受けてしまい、メタルスボディから通常のビーストモードへの退化で済んだ他のメンバーとは違い逃げきれなかった)ジェットストームという別のトランスフォーマーにスパークを移し替えられてしまい、サイバトロンの敵となって彼らの前に立ちはだかる。


記憶を失ったことで心のタガが外れたのか更に騒がしくハイテンションとなり、彼らの正体を知らないサイバトロンのメンバーからは「バカ」呼ばわりされていた。


かつての仲間達の尽力でセイバートロン星の地下に残されていたコンドルの化石から遺伝子情報を再スキャンすることで、シルバーボルトとしての自我を取り戻した(他のメンバーとは違いオラクルからのフォーマット修正は受けてないが同じく有機体と機械がミックスしたボディと化している)。ただし、周囲からは鷲や鷹、終いには九官鳥だと勘違いされ、コンドルだとは思われていない。


外見も別人と化しており、ロボットモードでは頭部にチョンマゲが生え、以前より人間っぽい顔立ちをしている。また、精神年齢が上がったのか一人称は「儂」で「僕」は使わなくなり、やや古風な喋り方をするようになった。口癖は「ぞえ」と鳥の鳴き声を混ぜた「ぎょえ」。戦闘時には肩から生えた刃の羽をナイフや手裏剣のように投擲して攻撃する。


洗脳されていたとはいえ、正義の心を捨てて好き勝手暴れていたことをどこかで楽しんでいたという自覚があり、一時期は敵方に身をおいたことや先の心情もあって仲間として行動することに引け目を感じていた(メタルス時代の生真面目かつポジティブな振る舞いは「馬鹿だった頃」と吐き捨てるほど)。が、次第にその蟠りは落ち着いていくと先陣で活躍するようになる。同じ飛行能力を有するナイトスクリームとの同行が多く、それについて拗ねられたりしてブラックウィドーとの恋は一時期険悪になったが、最終的にはラブラブに戻っている。


ちなみにオラクルがビーストの面々に「はずばなー(フリートーク対決・恥ずかしい話)」を振ったDVD特典のリミックスでは一部単語に修正が入るほどの過激なネタを披露した。


リミックス

バナナ探しをやめてブラックウィドーに「地球で暮らそう」と誘っている。この際に産まれてくる子どもが蜘蛛と鷲が交ざった姿になるのではないかと絶句していた。ラットルが潜水艇で海に潜る時には気が抜ける応援歌を歌っており、時折、黒さも見せている。


一方でものまね合戦には何故か参加していないが、『リターンズ』では参加しているため恐らく尺の都合だと思われる。だが『リターンズ』でも単なる声優ネタだったため問答無用でお仕置きされた。


マイクロン伝説

マイ伝 シルバーボルト

CV: ブライアン・ドラモンド/吹き替え:千葉一伸

プロトタイプレーシングカーに変形するサイバトロンの戦士。デバスターの弟子で彼から呼ばれた応援部隊としてストーリー中盤から加わったメンバーであり、射撃の名手で宇宙船の操縦も得意(一方接近戦は苦手らしくコスモテクターを所持していても圧倒されてしまった事がある)。パートナーマイクロンのターボとエボリューションする事でビークルモードの車体後部が展開し、短距離飛行が可能となる。


ホットロッド&シルバーボルト

寡黙かつ他人とは馴れ合わない性格ゆえに当初は血気盛んなホットロッドとウマが合わず、事あるごとに衝突を繰り返し、マイクロン達をただの道具としか見なしていなかったが、戦いを通じて徐々にその考えを改めていき、ホットロッドと良きコンビとなる。また、地球を出発して宇宙船を拠点に移してからはグラップとの絡みも比較的多かった。後に合流したステッパーからは命の恩人である事から兄貴分として付き纏われるが、これを冷たくあしらっている。


海外版『ARMADA』における彼の名前はブラー(Blurr)となっており、『ギャラクシーフォース』の時期にこのブラーの仕様を変更して発売された玩具にもブラーの名が付けられ、デザインやカラーリングは『トランスフォーマー2010』に登場した元祖ブラーを思わせるものとなっていた。


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