データ
登場 | 第2世代 |
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タイプ | かくとう |
分類 | ぶつり |
威力 | 100 |
命中率 | 80 |
PP | 5 |
範囲 | 相手1匹 |
直接攻撃 | ○ |
備考 | 急所に当たりやすい |
英語名 | Cross Chop |
概要
両腕で強烈なチョップを同時に叩き込む技。
「からてチョップ」の強化版(完全上位互換ではない)。
初登場は第二世代。第一世代では散々だったかくとうタイプのテコ入れとしてあく・はがね二倍相性と共に新たに追加された。その割には当時タイプ一致で撃てたのはオコリザル系列とカイリキー系列のみだったが・・・
威力は100と申し分ないうえに急所に当たりやすく、第三世代までは単発の威力では最大威力の技だった。しかし、命中率80&PP5はいずれもかなり不安な数字で二回連続で外すなんてザラ。ちなみに第四世代で追加された「ストーンエッジ」は威力・命中・PP全て同じ。
(なお、いわタイプの方があの呼称で揶揄されているように、こっちは『ワロスチョップ』と言われることもしばしば。)
第四世代で「インファイト」や「とびひざげり」が台頭し始めたことですっかり影を潜めてしまったが、これらの技を覚えないドクロッグには主力技として重宝されている。
他にはブーバーンが役割破壊に採用することもあるほか、ガメノデスは特性「かたいツメ」補正で「インファイト」をも超える威力を弾き出す事ができる。
現実世界でもプロレスラーが使っている(というか、元ネタはコレか?)。
両手を交差し正面から打ちつける技で、日本では1970年代、ラッシャー木村ら国際プロレスの選手を中心に使われ始めた。空中殺法を得意とするレスラーの中には自ら体を投げ出して放つフライング・クロスチョップを得意技とするレスラーも多い。
一方、ポケモンでの初登場時(第二世代)は「はさむ」と同じエフェクトを強化した感じのものだったため、相手を斜め上下から同時にチョップして挟み潰すという技であった。
そのためなのか、第3世代以降は両手で同時に斜め方向にチョップを繰り出し、その軌跡がクロスするという、プロレスとは異なる技となっている。
復帰技なのだが上に上がった後斜め下へダイブするという軌道を描くため復帰に失敗した場合は奈落の底へ真っ逆さま。
ポケモンGO
リリース当初から実装されている。習得者は主にカイリキー、ゴルダック、オコリザル、タチフサグマなど。
高火力を誇る原作とは違い、ジム・レイドバトルでの性能は2ゲージで威力50というあまりにもひどすぎる性能(普通威力50の技は3ゲージに分類されるため)。一応かくとうタイプの2ゲージ技の中では最速だが、それでもばくれつパンチに頼ればいい始末。そのため、実装当初に覚えているポケモンは進化前が殆どだった。
ところが、トレーナーバトルが実装されると話は別。威力は相変わらずの50だが、必要チャージ量が最低の35になっている。これはドラゴンクローやアクアテールと同じ性能。特に1発で7ずつ溜まるカウンターとは相性が非常に良いため、PvP界隈では重宝されている。
なお原作では急所に当たりやすい技だが、バフ効果はまだついていない。また、「ワイドブレイカー」は威力と必要チャージ量が全く同じ。とはいえ、あちらはドラゴンタイプの技で、さらに使用後に相手の攻撃を下げる効果があるため、単純比較はできない。
関連タグ
チョップ系技
クロス系技