概要
主な要因として、クリミア半島問題、人権弾圧問題、北方領土問題やロシアによるウクライナ侵攻などがある。
各国における反露
ウクライナ
1932年から1934年にかけて、ソ連によってホロドモールと呼ばれる計画的な飢餓を起こされた。
1991年、ソ連崩壊に伴い独立。
2014年、ロシアがクリミア半島を不法的に占拠したことによって反露感情が増加。
2022年にロシアがウクライナへと侵攻したことにより、2023年3月現在もロシアと交戦中。
アメリカ合衆国
NATOの事実上の盟主国。
冷戦にて資本主義国の盟主であったため、共産主義国の盟主だったソ連と敵対した。
ソ連崩壊後も、ソ連を事実上継承したロシアと敵対を続けている。
ロシアによるウクライナ侵攻において、ウクライナを支持したことにより対立が激化中。
ポーランド
ロシア帝国によるポーランド分割や、ソ連によるポーランド侵攻などによってロシアに侵略された歴史がある。冷戦ではソ連によって傀儡化されたが、1989年後に民主化。のちにNATOや欧州連合に加盟し、明確にロシアと敵対した。
イスラエル
ユダヤ人は、ロシアによってを差別・迫害された歴史がある。
日露戦争では、ユダヤ人ネットワークが日本を支援し、日本の勝利に貢献した。
日本国
日露戦争において、日英同盟を締結してロシア帝国に対して勝利。しかし、太平洋戦争ではソ連が日ソ中立条約を破棄して降伏寸前の(及び降伏後も)日本へと侵攻した。その後、ソ連における日本人捕虜がシベリアに抑留され、強制労働させられた。
(日本が降伏した後にソ連軍が侵攻した)北方四島がソ連及びそれを継承したロシアによる不法占拠を受け続けている(北方領土問題)。
アメリカとの間に日米同盟を締結し、前述した北方領土問題もあってロシアと敵対している。
大韓民国
現在も事実上続いている朝鮮戦争において、ロシアは(韓国と交戦中の)北朝鮮を支持しており、韓国はアメリカとの間に米韓同盟を締結し、ロシアと敵対している。
カナダ・イギリス・ドイツ・フランス
NATO加盟国であり、ロシアと敵対している。
ジョージアとモルドバ
国内で独立した親露地域を巡り、ロシアと対立中。
アゼルバイジャン
黒い一月事件やナゴルノ・カラバフ戦争においてロシアがアルメニア寄りの立場を表明し、反露感情が存在する。
バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)
NATOに加盟しており、ロシアと敵対している。
アルメニア
ロシア兵がアルメニア人の一家全員を殺害した事件などが原因で、反露感情が強い。