衆目の中で、契約の神は殺された。
その最期の時に、彼は全てを終わらす契約を結ぶのだろう。
概要
オープンワールドゲーム「原神」に登場する国家。
魔神任務(メインストーリー)第一章「久遠の体との別れ」の舞台。
“岩王帝君”として知られる岩神モラクスの領域。テイワット大陸東部に位置する。
神託により繁栄を謳歌する「神と共にある地」。象徴となる言葉は「契約」。岩神と仙人の庇護の下、璃月七星と呼ばれる実力者と千岩軍によって治められている、軍事力・経済力共に非常に強力な大国。
その歴史は遥か3000年以上も前に遡り、太古の昔より岩王帝君と共に璃月を守護してきた仙人や仙獣も存在し、甘雨や煙緋などの仙獣の血を引く人間も存在する。
国の中にまとまった形での平地というものが少なく(中央部の帰離原地域くらい?)、西部は高低差の激しいカルスト地形、東部は岩が川や海に侵食されたような地形になっている。
時折孤雲閣のように自然物とは呼べないような地形も目に入るが、これは岩神が魔神戦争の折、魔神と戦った際に繰り出した攻撃の名残であるという。
中心都市は璃月港で、貿易によって栄えた大都市。
中国がモチーフなだけあって豊富な料理でも有名であり、大きく分けて山の幸系の「璃菜」と海の幸系の「月菜」という二つの流派が存在する。
特に璃菜の「瑠璃亭」と月菜の「新月軒」という二つの料亭は、本格的な料理を楽しめるという事で璃月の中でも特に有名な所だとか。
問題を挙げるならば、近年璃月港に人口が一極集中し、逆に軽策荘や明蘊町などの田舎では過疎化が進行している点など。
その他、モンド同様に公的にスネージナヤとの取引を行っているが、暗躍するファデュイに頭を悩ませ、世界で流通しているモラの唯一の製造国であるという優位性を持ちながら、国内の金融機関はファデュイの工作により衰退しており、北国銀行が幅を利かせている他、加えて物語開始前に禁忌滅却の札がファデュイに奪われ、大量生産されてしまっている。
また、アビス教団の動きもモンド同様に活発で水面下で危機的状況が続いている。
年に一度、最初の満月の日に合わせて「海灯祭」という大規模なお祭りが開かれる。また、海灯祭ほど大規模ではないが、秋祭り「月逐い祭」もある。
国内地域
所属人物
璃月港
- 七七(なな)/CV:田村ゆかり
- 香菱(しゃんりん)/CV:小澤亜李
- 行秋(ゆくあき)/CV:皆川純子
- 重雲(ちょううん)/CV:斉藤壮馬
- 辛炎(しんえん)/CV:たかはし智秋
- 煙緋(えんひ)/CV:花守ゆみり
- 鍾離(しょうり)/CV:前野智昭
- 甘雨(かんう)/CV:上田麗奈
- 胡桃(ふーたお)/CV:高橋李依
- 雲菫(うんきん)/CV:小岩井ことり
- 申鶴(しんかく)/CV:川澄綾子
- 夜蘭(いぇらん)/CV:遠藤綾
- 白朮(びゃくじゅつ)/CV:遊佐浩二
- ヨォーヨ/CV:門脇舞以
南十字船隊
三眼五顕仙人
その他
余談
- 上記の通りモチーフは中国なのだが、(少なくても日本語版では)登場人物の名前が日本語読みの者と中国語読みの者が何故かごっちゃになっている。
- 例えば、「胡桃」は日本語なら「くるみ」だが、本作では「ふーたお」。
- 行秋の場合は「ゆくあき」と訓読みで、ヨォーヨに至っては漢字名が設定されているのにカタカナ表記である。
- 登場人物の名前はモンドと異なり、「〇△」と基本的にフルネームである(〇の部分が苗字、△の部分が名前)
- 例えば「胡桃」であれば苗字は「胡(ふー)」、名前は「桃(たお)」である。同じように雲菫が「雲先生」と呼ばれているのはこの為。
- 例外として「鍾離」は二文字の苗字であり、名前は明かされていない。
- 英語版では璃月のキャラクターは基本的に拼音(中国語の発音)表記に準拠している為、海外のプレイヤーには日本語の読みでは通じない事がほとんどなのでチャットの際は要注意。
- 「鍾離」の発音が日本語では「Shouri」なのに対し、英語では「Zhongli」など。
- 「翹英荘」と呼ばれる茶で有名な地域が北西部に存在するらしいが、Ver.3.1現在では未実装となっている。フォンテーヌへ通じる地域である事が立本から語られている事から、恐らくフォンテーヌの実装と共に開放されると思われる。