概要
顎の下中央部が割れているおり、ケツのように見えるアゴの形態を意味する俗称。骨格の異常では無く、筋肉の形状によるもの。
正式な名称は『割れ顎』である。英語ではcleft chin、chin dimple(顎えくぼ)などと称する。
特に顎の骨格が張っており、筋肉が発達している欧米の男性に多く現れる傾向があるが、日本人にも多く見られる。ケツアゴを持つ女性も少なくはない(松井玲奈、平愛梨、成海瑠奈など)。
日本では伝統的にこの「ケツアゴ」は嘲笑の対象になりがちであった身体的特徴のひとつであり、整形してしまう人もいる。
逆に欧米では、男らしさのシンボルとして「セクシー」と受け止められる傾向が顕著であり、アメコミのスーパーヒーローなどは、逆にケツアゴじゃない人を見つけるほうが難しいくらいである。
実写版映画『スーパーマン ジャスティスの誕生』は、ベン・アフレック(バットマン)VSヘンリー・カヴィル(スーパーマン)の「ケツアゴ対決」とか言われたが、ハリウッドの人気俳優や欧米のミュージシャンなどもケツアゴじゃない人を探すほうが(以下略。
日本でも価値観の多様化に伴い、竹野内豊や水嶋ヒロのように、顔立ちが整っていると特にマイナスイメージはなく受け止められる傾向にはある。また萌え要素と捉える人もいる。