技のデータ
初出 | 第1世代 |
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タイプ | みず |
ぶんるい | 特殊 |
いりょく | 95(〜第5世代)→90(第6世代) |
めいちゅう | 100 |
PP | 15 |
直接 | × |
範囲 | 敵全体(第3世代)→自分以外(第4世代~) |
効果 | ダイビング中の相手には2倍ダメージ |
洞窟における野生ポケモンとの戦闘において、画面の奥に長い岩が見えている時にこの技を使ってから相手を倒すと進化石or天候岩が手に入る(第6世代) | |
英語名 | Surf |
概要
初代から存在する技。大波を起こして全てを押し流す。
威力・命中・PP全てが安定したみずタイプの技。微妙な性能が多いひでんマシンの中でトップクラスの性能を持っていたため、御三家ではみずタイプのポケモンを選んだ人も多いことだろう。
単純に威力重視ならより威力が高いハイドロポンプの方が優先されるが安定性では勝っているのでバトルでも採用されることが多い。
波乗りだけあって海に関係するポケモン…と思いきやみずタイプなら殆どのポケモンが習得できる。さらにどういう理屈からかカビゴンとかハリテヤマとかドサイドンとかバンギラスとかまで習得できる。何か色々おかしい。
- 怪獣型が多く覚えるのは、ゴジラが由来だという噂もある。
ちなみに特別なイベントで入手できるピカチュウが覚えている事もあった(第7世代まではわざマシンや教え技や遺伝で覚えることが不可能だったので狙ったプレイヤーも多い)。
ちなみにポケモンスタジアムではピカチュウはどこからともなくサーフボードを取り出し、ポケモンスタジアム2では進化後のライチュウは尻尾をサーフボードがわりにしてなみのりするという固有モーション付きである。
どちらもかなり可愛い。
タイプ違いの似たようなわざであるかえんほうしゃや10まんボルトと比べ追加効果がなかったが、ダブルでは敵全体を攻撃できるようになり第3世代ではだくりゅうを涙目にしてきた。
が、第4世代では味方も攻撃対象になるようになり、だくりゅうと差別化され、ダブルでは採用しにくくなった。ダブルで採用するならもう一体の特性がちょすい、かんそうはだのポケモンにするあるいはみきりやまもる等を使ってフォローすることをお勧めする。また対戦では使いにくかったそらをとぶやあなをほるも活用できる。
第6世代では特殊技の調整を受けかえんほうしゃや10まんボルトと共に威力が90に低下した。
しかしシングルバトルでは非常に安定した性能をもっている事は変わっていないので少しでも火力と安定性を求める場合はまだまだ採用価値がある。
やけど状態によるスリップダメージを狙うねっとうとは上手く差別化できているだろう。
フィールドで使用すると水の上を移動できるようになる。
例えどれだけ小さなポケモンであってもトレーナーを乗せて海を渡る姿は涙を隠し得ない。
また第6世代では一部のポケモンになみのりした時の特別グラフィックが用意されていて、「X・Y」ではラプラスのみ、「オメガルビー・アルファサファイア」ではホエルコ・カイオーガ・サメハダーが該当。特にサメハダーで波乗りを使用すると、速く移動する事が出来るがデメリットとして釣りが出来なくなるので、釣りをする際は注意すべし。
ちなみに、第2世代での波乗りのグラフィックはラプラスで固定だった。
▼比較動画
第7世代ではひでんマシンが全廃され、水上の移動はポケモンライドのラプラスとサメハダーに引き継がれた。
長らくひでんマシン03の技だったが、わざマシン94に変更され、続く第8世代でもわざレコードとして登場し更にレベルアップで習得できるポケモンが相次いで現れ、続く第9世代ではねっとうが事実上の廃止となった事で再びこの技をメインで使うポケモンが増えた。
アニメでは、DP編のタッグバトル大会でサイドンがこの技を発動している(しかもタッグパートナーのブーバーはまもるで身を守るなど、かなり連携が取れていた)。SM編のスイレンのアシマリ(現在はアシレーヌ)も使用。
アニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』でニドクインが使用した際には手に発生した水球を敵に叩きつける螺旋丸方式になっていた(一番近い技は赤緑当時にはなかったみずのはどうか)。なみのりなのになみのらないとはこれいかに。
おそらくは放送コードの関係で大波を発生させることができなかったが為の苦肉の策なのだろう。
関連タグ・項目
ラプラス:この技を代名詞としている