ガードチェイサー
がーどちぇいさー
詳細
『仮面ライダーアギト』に登場するバイクの1つ。
Gトレーラーにおいて仮面ライダーG3のスーツ装着を完了した氷川誠がGトレーラーから現場へ向かう時に使用するバイク。
出動時は走行中のGトレーラーの後部から後ろ向きの状態で路上に降下する。
スーツがG3-Xになってからも引き続き使用されており、仮面ライダーG3マイルドも同型のマシンを使用している。尚、G3ユニット装着前の状態で使用される事はない。
氷川の他に北條透が装着したG3、津上翔一が装着したG3-Xも使用している。
またG3-XとG3マイルドが同型のマシンで並走していた事から、少なくとも2台は存在する様子。
外見
前作における警察車両であるトライチェイサー2000がオフロード仕様のバイクなのに対し、ガードチェイサーは白バイのようなカラーリングのオンロード仕様のバイクになっている。
ヘッドライトの中央部分とリアボックスの後ろがパトランプになっており、出撃時には緊急車両として赤色灯を点灯させサイレンを鳴らしながら走行する。
フロントカウルにHONDAのロゴ入り。(ベース車両のX4はカウル共々ロゴがない)
武装は特に無いが装甲は頑丈で、アンノウンに突撃してもびくともしない。
マシンの後部にはG3やG3-Xの使用武器を格納できる。
トライチェイサーと同様、右側のハンドルがエンジンキーと武器を兼ねており、外して長く伸ばす事で警棒「ガードアクセラー」になる。
客演
『クウガ』のバイクとの関係
前作『仮面ライダークウガ』に登場するトライチェイサー2000・ビートチェイサー2000とは、元が警察車両で、右グリップが武器になる点が共通しており名称も類似しているが、両作は設定が異なるパラレルワールドであるため関連は無い。
バイクとしての仕様が全く異なるのも当然である。
二次創作小説の『S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER AGITΩ EDITION -PROJECT G1-』では『クウガ』と『アギト』が同じ世界観であるかのように設定されており、ビートチェイサーの発展型でガードチェイサーのプロトタイプ、つまり両マシンの中間に相当する「ロードチェイサー」が登場する。G3MILDを装着した尾室隆弘が搭乗し現場に向かった。
余談
走行中のGトレーラー(メルセデス・ベンツ)の後部スロープからバックで地面に降りる危なっかしい出撃シーンはカット割りを使った演出であり、実際にやれば転倒事故の危険が非常に高い。実際、撮影時にはベンツの後ろに何台もの車両が後部スロープやバイクを支えたりしていた。
素人が許可なく行えば間違いなく道路交通法違反となるため、絶対に真似をしてはいけない。
そのため、途中からは流石にCG合成になった。
複数のライダーが使用し、複数存在する専用バイクは昭和ライダーにおけるサイクロン以来となり、平成ライダーシリーズでは初となる(後に次回作や第12作にも同型バイクは登場するので唯一ではなくなっている)。