ソラトロボ
そらとろぼ
ぼくらはかつてヒトだった。
概要
.hackシリーズを手掛けるサイバーコネクトツーが開発を担当し、国内ではバンダイナムコゲームス、海外では任天堂から発売されたニンテンドーDSアクションRPG。
タイトルの正式名は国内では『ソラトロボ~それからCODAへ~』、海外では『solatorobo red the hunter』となっている。
浮遊群島、犬と猫の姿をした二種の獣人、露天コクピット式のロボなど、知る人が知れば思い出す、プレイステーション用ソフト『テイルコンチェルト』の系譜を受け継ぐ、リトルテイルブロンクスシリーズのコンシューマーゲーム作品第二弾。
キャラクターデザインは『天空のエスカフローネ』や『ロードス島戦記』アニメ版などのキャラクターデザインを務めた結城信輝、メカニックイラストは『サモンナイト』召喚獣デザインなどを務めた谷口欣孝。
オープニングアニメーションの制作はマッドハウス。
『テイルコンチェルトの続編的なもの』という企画の存在そのものは、2007年からサイバーコネクトツーの公式サイトにて匂わされてきたが、それ以後ほとんど追加情報がなかったために、お蔵入りになったかと思われていた。
しかし、2010年に入り、突如制作が続行されていたことが判明、当初公開されたタイトルは『ソラロボ』であったが後に『ソラトロボ』となり、ゲーム雑誌やネット上のゲーム記事などで設定画やゲーム内容などが公開されて行き、2010年秋、めでたく発売となった。
販売形態は通常版(希望小売価格5040円)と、豪華版であるコレクターズエディション(希望小売価格7140円)の2つ。(価格は税込)
豪華版の内容は、一部楽曲を収録したサウンドトラックCD(後に全楽曲を収録したパーフェクトサウンドトラックが発売)、特製スリーブケース、設定資料集などがソフトに加え付属。さらに予約特典としては、OP映像やPVを収録したプレミアムディスク(DVD)が付属した。
TOKYO MX(東京のローカル放送局)にて世界観・人物・ストーリーの紹介やネタ的なモノなどの内容で作ったCM100本を放送し、ギネス記録(8時間で同じテーマで48タイプのバージョン違いのCMを放送)を超えることに挑戦し、見事ギネス認定された。
公式ユーザーズサイトでは4コマ漫画が公開されていたが、現在はサイトの閉鎖と共に全話削除されている。
2011年から2012年にかけてソラトロボを形作った設定原画や世界観・キャラの設定などを収録した「ソラトロボ~それからCODAへ~完全設定資料集」全3巻が発売。現在、書籍版の生産は終了し、電子書籍版のみ販売されている。
ストーリー
大地が空中に浮き、眼下には地表を覆うように雲海が広がる「浮島世界」。そこではイヌヒトとネコヒトの二つの種族が文明を築き、共存して暮らしていた。
浮島世界にある国家の一つ「シェパルド共和国」で暮らす駆け出しのハンター「レッド・サハラン」はある日、依頼で巨大ハンターギルド「クーバース」が所有する貨物船ヒンデンブルグに潜入する。そこでレッドは厳重に保管されていた不思議なメダリオンを発見する。
レッドがメダリオンに触れた途端、メダリオンが輝き、それに呼応するかの様にヒンデンブルグの前に天を穿つ様な超巨大な怪物「ラーレス」が出現、ヒンデンブルグはラーレスに接触し、墜落寸前な状態に陥ってしまう。
雲海へと墜落していくヒンデンブルグから急いで脱出しようとするレッド。その途中で彼は瓦礫の下敷きとなり気を失っていたネコヒトの少女「エル・メリゼ」を発見する…。
レッドとエル、この二人の出逢いが世界の存亡を賭けた冒険の始まりである事をまだ誰も知らなかった—―――
用語・世界観
基本概念
- 浮島世界
本作を含めるリトルテイルブロンクス構想の作品世界の陸地は全て空中に浮いており、この世界の住人の犬獣人「イヌヒト」達と猫獣人「ネコヒト」達は陸地が宙に浮いてるが当たり前だと認識している。一応、一部の学者が浮島の原理を研究しているが解明には至っていない。
眼下には地表を覆うように果てしない雲海が広がっており、雲海の中は大気がプラズマ化しており、今の人類の技術では地上に降りる事は不可能である。
この世界に住む種族の一つでイヌ科動物の特徴を持つ。
機械の扱いと組織性・社会性に長ける。
この世界に住む種族の一つでネコ科動物の特徴を持つ。
高い身体能力と呪術を行使する素質を持つ。
国家・地理
- シェパルド共和国
本作の舞台の国。人口約19万人で、その内イヌヒトは約60%、ネコヒトは約40%。フランス語に似た言語が使われている。
かつては「シェパルド王国」と呼ばれ、国王による王政だったが130年前の革命によって王族は断絶、貴族制度は廃されて、現在の共和制となった。
民衆から選ばれる大統領をトップに、自治区である各都市から選ばれる議員によって政治が行われているが、その多くが旧貴族の家系や息のかかった者達であるため、保守的でフットワークは遅い。
- ファラオ
シェパルド共和国の首都。
政治や文化の中心地で、沢山の高層ビル群が立ち並ぶ大都市。
- エアデール
多くの商船が集まる港町。
船から積み下ろされる荷物の倉庫や仕分けする配送センターが多く、初心者ハンターたちはここで荷役の仕事を請け負っている。
- スピノー
美しい街並みと街全体に流れる運河を持つ事から「水の都」と呼ばれている都市。
国内外から多くの観光客が集まるリゾート地であり、観光産業が盛んに行われている。
- ビズラ
島全体が巨大なキノコの様な植物で覆われた島。
島内には数々の虫が生息しており、人々はその虫を使って蜜をあつめる蜜産業を行っているが、現在は下火になりつつある。
- シェットランド
豊富な鉱脈を持つ鉱山都市のある島。
島内部には採掘によってできた坑道があり、同時に鉱石運搬のためのトロッコの線路が敷かれている。
- サモエド
シェパルドで広く信仰されている宗教「アンジュ教」の聖地である島。
聖者の信者の墓地や遺跡が多数存在し、アンジュ教信者たちが数多く訪れている。
- バセット
56年前に起きたシェパルドとアビシニアの戦争「第二次呪術戦争」によってできた島。
多くの巨大飛空戦艦が気流によって流れ着き、島全体が廃船に覆われている。住民たちは廃船からジャンクパーツを調達し、他の都市へ輸出して生計を立てている。
- マウ
多くのネコヒト達が信仰する宗教「オシラサマ信仰」の呪術師たちが修行する場所である島。
島に釣り下がる様に集落が形成されている。また、島の各所には古代種シシ族が古代種オオカミ族の力を封じるために造ったとされる「サカサオオカミ」と呼ばれる像が点在する。
- シーリハム
巨大なサンゴが生え、「空魚」と呼ばれる空飛ぶ魚の漁と養殖を行う漁業が盛んな島。
何かしらの要因で湿度が高く、太陽光がさえぎられて常に薄暗くなっている。呪術師たち曰く「これは水のノノが強いから。」との事で、現代科学では原因の解明には至っていない。
- ダブレン群島
小規模な浮島群が集まる空域。
小さな島々に加えてクリステル発生源が船舶の動力に干渉するため、大型の船舶は航行できないエリアであり、その特性を活かして人とかかわりを好まない者達がひっそりと暮らしている。
特殊な気流があり、この気流を利用したレース用飛行機によるフライトレースが盛んに行われている。
- アビシニア連邦
北方にある国家で、イヌヒトよりネコヒトが多く、呪術が発達している。
かつては「アビシニア帝国」と呼ばれ、611年前に起きた「百合戦争」と呼ばれる戦争で一時はシェパルド王国の軍を圧倒するも、オオカミ族の助力によって開発したロボをシェパルド軍が導入した事により敗北、領土を支配される形で一度消滅するが、144年前に革命戦争によって独立、アビシニア連邦となった後は124年前の「第一次呪術戦争」、56年前の「第二次呪術戦争」と二度に渡りシェパルド共和国と大きな戦争を起こし、2回とも敗北している。
- プレーリー王国
シェパルドから北東にある遠方の国で、前作「テイルコンチェルト」の舞台国。
- ニポン国
シェパルドから遥か東方にある国で、防災・防犯イメージキャラクター「まもるくん」の舞台国。
技術
- ロボ
人が乗って操縦するロボット。
611年前に起きたシェパルド王国とアビシニア帝国との戦争「百合戦争」でシェパルド軍が劣勢に立たされていた時に手助けに現れた古代種「オオカミ族」によってロボの技術が伝えられたのが起源。
百合戦争後、長らく兵器として使われたが、次第に民間にも広がって普及していき、今では兵器としての側面を持ちつつ、人々の生活に必要な相棒的な存在となっている。
シェパルドで使用されているロボにはドラゴンの頭を模した頭部が付いており、「ドラゴンヘッド」と呼ばれている。
- 航空機
一般的に航空機はバルーンで浮力を得てプロペラで推進する飛行船、または飛空艇が主流であるが、中には高価であるがジェットエンジンを搭載した高速飛空艇、ロボがコックピットとなる小型飛行機なんかも存在する。
- クリステルドライブ
自然界で発生するエネルギー結晶体「クリステル」からエネルギーを抽出して駆動する動力機関。
クリステルから抽出できる電気、光、熱の3種類のエネルギー毎に3タイプのクリステルドライブが存在する。
文化
- ハンター
過去の戦争で組織された傭兵部隊を起源とする職業。
荷物運びから空賊・怪物退治などの様々な依頼を請け負い、報酬を得て生計を立てる。また、武器の所持等も認められている。
レッドの様なソロで活動するハンターやクーバースなどのギルドに所属し、組織的に活動するハンターなどが存在する。
逮捕権は無く、空賊などの犯罪者を捕まえた際は警察に身柄を引き渡している。
- 「尻尾に掛けて。」
命を掛けるなど、強い意思表示をする際に用いられる言葉。
- リグ
シェパルドの通貨。
古銭や5円玉、50円玉の様な中央に穴が開いた硬貨が使用されており、穴にワイヤーを通して纏めてポケットにくっ付けるのが一般的。
隣国アビシニア連邦では「ラフト」という棒状の硬貨が使用されている。
- カムボーン
レッドがよく咥えているイヌヒトの嗜好品である骨。分かりやすく例えるならタバコの様な物。
女性がこれを咥えるのは非常にはしたないとされているが、一部のやんちゃなイヌヒト女性はこれを咥えている。
ちなみにネコヒトは「マタタンブドリンク」というお酒みたいな飲み物と「マタバコ」というタバコを嗜好品としている。
- テレビまんが「スーパーにゃっ太」
ニポン国にあるアニメ制作会社「スタジオラヴューン」制作の人気アニメで、輸入されてシェパルドでも放送され、子供から大人まで幅広い層に人気を博している。
人気アニメ故に変身セットなどの関連グッズは品薄になる事が多く、買い占めて高額で売りつけようとする不届き者達が現れている。
自然
- クリステル
浮島世界の主要エネルギー資源の一つであるエネルギー結晶体。
青白いシャボン玉の様な姿をしており、「井戸」と呼ばれる場所から泡の様に発生する。これを精錬してクリステルドライブにセットする事で電気、熱、光のエネルギーのいずれかを抽出し、ロボや飛空艇などの様々な機械を稼働させる。
機械のエネルギー以外にも呪術の力を増幅する触媒としても使用されている他、銃や爆弾に使う火薬もクリステルから作られている。
- 動植物
この世界では現実の様に哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫類、魚類、植物が存在するが、現実に居る生物や植物をベースにしつつこの世界独自の姿形や能力を持つ他、種類によっては人よりも大きく、そして凶暴な生物や植物なども存在する。
- 鉱石
鉄鉱石や金、石炭など、現実にある鉱石はだいたい存在するが、この世界にしかない鉱石も存在する。
宗教・神秘
- 呪術
ネコヒトのみが使える魔法の様な神秘的な力。
身体や札に文様を描き、呪文を唱え、体内や大気中に存在する呪術の源「ノノ」を使い呪術を発現させる。
度重なる呪術の使用や老化が進むなどで呪術を扱う力は衰えていき、最終的に呪術を使用する事ができなくなってしまう。
- アンジュ教
シェパルドで最も信仰されている宗教。イメージ的にはキリスト教に近い。
信者はイヌヒトが多い。鳥類を聖なる生物として扱っている。
- オシラサマ信仰
辺境のネコヒトの村などで信仰され、呪術を伝える精霊信仰の様な宗教。
イヌヒトの信者も稀に居るが、呪術が使えない等で肩身は狭い。
- 契約者の一族
古代兵器ティタノマキナである「ラーレス」と「レムレス」の封印を管理する事を使命としていた一族。
「ラグドール」という隠里で暮らしていたが、何者かによって隠里が里の人々ごと焼き尽くされてしまい、現在生き残っている契約者の一族はエルとベルーガのみ。
- メダリオン
ティタノマキナを封印、覚醒を行うための力を持つ契約者の一族に代々伝わる秘宝。
エルが継承するレムレスに対応した銀色のメダリオンとベルーガが継承する金のメダリオンの二つが存在する。
- 結晶石
ティタノマキナを制御する力を秘める3つの秘宝。
シェパルド国内の3か所にある祠に封印されている。
- オハシラの儀
メダリオン所持者とメダリオンに選ばれた人「オハシラ」によって行われる儀式。
ティタノマキナを「眠り言葉」で別次元に強制封印、または「目覚めの言葉」で完全覚醒が行える。このトリガーとなる呪文はメダリオンさえ所持していれば誰でも使用可能。
ちなみにオハシラとは「人柱」を意味する。
古代
遥か太古に存在した古代文明によって生み出された超兵器群。
甲殻類や甲虫の様な外骨格装甲を持ったドラゴンの様な姿をしており、単体でも世界を滅ぼせる程の力を持つとされる。
シェパルドには「ラーレス」と「レムレス」という二体のティタノマキナが封印されており、契約者の一族たちがその封印の管理を行っていた。
テイルコンチェルトに登場した古代兵器「鉄巨神」もティタノマキナの一個体であるが、鉄巨神はラーレスとレムレスより格下の個体である。
- シェイド
ティタノマキナなどが造り出す黒い影の様な姿を持つ自律兵器。
大多数のシェイドを一度に運用する事によって指揮系統が複雑化する際はサブコマンダーとなる個体が生成される。
能力によって様々な形態が存在する。破壊されて活動を停止すると霧散して消える。
登場人物
※声優によるCVが付いているがフルボイスではないうえ、喋る言語は日本語ではなくフランス語である。
【年齢:17歳 身長:140cm(トランス後の身長は不明) 性別:男性 種族:イヌヒト?】
駆け出しのハンターである青年。典型的な熱血漢で口が悪いが面倒見が良いガキ大将タイプ。愛機の小型ロボ「ダハーカ」を駆り、様々な依頼をこなし生計を立てている。
9年前にダハーカと共に孤児院に拾われた過去を持ち、それ以前の記憶は覚えていない。
第一部終盤で未知の姿に変身し、パワーアップする能力「トランス」を発現させる。
第二部ではトランス能力が使える理由、孤児院に来る以前の過去と出生の秘密が明かされる…。
【年齢:14歳? 身長:130cm 性別:女性 種族:ネコヒト】
墜落寸前の輸送船ヒンデンブルグでレッドに救出された少女。冷静な性格だが、実は虫が苦手な一面を持つ。見た目や一人称が「僕」である事から少年に間違われる事がある。ちなみに素の一人称は「私」。
ラーレスなどの古代の超兵器「ティタノマキナ」の封印とその管理を使命としていた「契約者の一族」の末裔で、半覚醒で復活したラーレスを封印するため、メダリオンに選ばれたレッドにラーレス封印の依頼を頼む。
当初はレッドに対し辛辣で冷たい態度を見せていたが…。
- ショコラ・ジェラート(CV:阿澄佳奈)
【年齢:13歳 身長:120cm 性別:女性 種族:イヌヒト】
レッドと同じ孤児院出身で義理の妹であるしっかり者の少女。自宅を兼ねる飛空艇「アスモデウス」のパイロットとレッドのナビゲーターを務める。
幼い頃から飛空艇の操縦訓練をしていたため、操縦技術は一級品である。
レッドが稼いだお金を厳しく管理している。
クーバース
シェパルド共和国内にあるハンターギルドの中で最大規模を誇るギルド。
- ブルーノ・ドンドルマ(CV:宗矢樹頼)
【年齢:40歳 身長:190cm 性別:男性 種族:イヌヒト】
クーバースの首領。
殺人はしないが法の隙間を突いて相手を脅迫、恐喝、威嚇等をして相手を追い詰めて結果を得る絵に描いたような悪党。
ニポン国(まもるくんの舞台の国)の文化を好んでおり、その趣向は自身を含めクーバースの船やロボ、構成員の衣装に反映されている。
ティタノマキナ・ラーレスを我が物にして世界を手中に治めようとする野望を持ち、ラーレスを操る力を持つとされる3つの秘宝「結晶石」を集めるためクーバースを動かす。
- メルヴェーユ・ミリオン(CV:篠原恵美)
【年齢:29歳 身長:180cm 性別:女性 種族:イヌヒト】
クーバースの参謀兼開発主任でブルーノの秘書も務める女性。
シェパルド共和国で指折りの天才技術者で、彼女の知識によりクーバースの技術水準が大きく引き上げられた。
ブルーノの命のもと、結晶石調査をする一方、クーバースに協力する流れ者のハンターで契約者の一族の末裔であるベルーガと共にブルーノの思惑とは別の計画を秘密裏に進めている。
【年齢:20歳 身長:170cm 性別:女性 種族:ネコヒト】
クーバースの精鋭部隊である特務室の室長。ブルーノの命令によって暗躍する。
【年齢:17歳 身長:145cm 性別:男性 種族:ネコヒト】
オペラの部下。お調子者で、重要な機密をうっかり口走ってしまうほど天然。
【年齢:19歳 身長:160cm 性別:男性 種族:イヌヒト】
オペラの部下。非常に真面目な性格。
【年齢:18歳? 身長:160cm 性別:男性 種族:ネコヒト】
エルと同じ契約者の一族の末裔である青年。レッドが持つラーレスのメダリオンの本来の所有者。
ティタノマキナ封印とその管理を使命としているはずだが、今は流れ者のハンターとしてクーバースに協力し、ラーレス復活阻止のために動くレッドとエルの前に立ちはだかる。
ラーレス復活を目論むクーバースに加担する一方、メルヴェーユと共に秘密裏に何かしらの計画を進めている。
ハイブリッド
トランス能力で変身した時のレッドと同じイヌヒトともネコヒトとも異なる姿を持った者達。
【年齢:外見上50歳 身長:220cm 性別:男性 種族:ハイブリッド】
ハイブリッドの男性。
紳士的で知的な人物で、殺人や破壊を好んでいる訳でないが、目的達成のためなら息を吸うようにそれを実行する冷酷さを持つ。
ブランクとネロを従え、二体のティタノマキナを使い「タルタロス」という存在を復活させようと目論む。
【年齢:外見上16歳 身長:170cm 性別:男性 種族:ハイブリッド】
ティタノマキナ・ラーレスを操る力を持つ白いスーツを着るハイブリッドの少年。
自由気ままで好戦的な性格で、イヌヒトとネコヒトを「虫けら」と呼び見下している。
【年齢:外見上16歳 身長:165cm 性別:女性 種族:ハイブリッド】
ティタノマキナ・レムレスを操る力を持つ黒いスーツを着るハイブリッドの少女。
丁寧で優等生の様に振る舞うが、内心ではイヌヒトとネコヒトを見下している。
???
【年齢:??? 身長:150cm 性別:女性(外見上) 種族:???】
バイオン達を止める方法を見つけるため、レッド達が訪れた雲海の下の世界「アース」に唯一ある古代遺跡「フツの塔」で出会う存在。
彼女の口からレッド達が住む浮島世界の重大な真実が語られる。
その他
【年齢:??? 身長:160cm 性別:女性 種族:イヌヒト】
ハンターたちに様々な依頼を提供する施設「クエスト屋」の看板娘。
天然で穏やかな性格だが、プライベートのガードは堅い。
レッドに好意的であり、優先的に彼に仕事を回してくれる。各地の町のクエスト屋に居るが、姉妹とかではなく全て同一人物である。
- ココナ
【性別:女性 種族:ネコヒト】
シェパルドで大人気の超天空アイドル。
ファンは老若男女問わず幅広く、新曲を出せば必ず1位を取る程の人気を持ち、今後の活躍に期待されている。しかし、本人はそれをプレッシャーに感じている。
素の顔は自由奔放でワガママ、だけど優しい一面も持ち合わせる。母親の形見である懐中時計を肌身離さす持っている。
彼女の決めポーズやキャラデザは何となくあのアニメのあのアイドルを思わせる。
【性別:男性 種族:ネコヒト】
レッドと親しい関係にあるフリーの情報屋。
ブルーノとは古くからの友人であり、特務室の一員としてクーバースに所属していたが、ブルーノとの考え方の違いから対立してクーバースから自ら抜けて現在に至る。
オペラたちとも顔見知りであり、オペラにグーバースに復帰するよう誘われてはいるが彼はそれを断っている。
滅多に乗らないがグレンとカルアのロボと同系統の「メフィストティーガー」を持つ。
- クレープ
【性別:女性 種族:ネコヒト】
エアデールでパーツ屋を営む関西弁で喋るメカニックの少女。
ネコヒトとしては珍しくメカが大好きで研究熱心であり、店の裏で汎用ロボ「ガルド」をベースにカスタマイズした「クレープカスタム」を日夜改良している他、フライトレース用の高速飛行機も手掛けている。
実はテイルコンチェルトに登場するイヌヒトのメカニック・ダムドの元弟子で、現在は作ったメカをお互いに競い合うライバル関係。
助手に作業員(名無し/イヌヒト)一人を持つ。
- クイニィ
【性別:男性 種族:イヌヒト・・・?】
常に望遠鏡で「世界」を見ている謎めいた男。
ボロボロの赤い帽子とコートを身に着け、両足に鉄球の付いた足枷を着けている。
初対面のはずなのにレッドの名前を知っていたり、レッドが来る事を予め判っていたような口振りをするなど怪しげな雰囲気を漂わせる。
- ビアッリ
【性別:男性 種族:ネコヒト】
シェパルド中をウロウロし、狙ったターゲットは絶対に撮る自称写真家の肥満体型の男。
黒猫団のコネコ達にコレクションの写真を盗まれた挙句、その写真をビリビリされてしまう。
実は海外に遠出した兄がおり、その兄がニポン国で目撃されたとか、されなかったとか・・・。
登場ロボ
- ダハーカ(DAHAKA-AZI03)
【全高:2.3m 搭乗者:レッド】
レッドの愛機である小型ロボ。
前作の主役機と同様、某天空の城のロボット兵の様な翼としても機能する板状蛇腹腕を備える。
内蔵武器は持たず、器用かつ怪力を秘めた腕を用いて敵を空中に放り投げて地面に叩き付けたり、箱や岩、敵を持ち上げて敵に投げ付けたり、敵が放ったミサイルや機雷、エネルギー弾を掴んで投げ返したり、携行ランチャーを拾って撃つなどして戦う。
パーツ換装で飛行形態の「フライヤーモード」やモリを撃ち出して釣り上げる「アングラーモード」になれる。
第一部終盤でレッドがトランス状態となった際、ダハーカはアーマーの様な形へと分解・再構築され、レッドの身体へと装着、「トランス・アップ」という形態へと変化した。
- ダハーカMk-2 タイプS(DAHAKA-AZI03 TYPE S)
【全高:2.7m 搭乗者:レッド】
第二部初めに大破してしまったダハーカを改修し、蘇らせたダハーカの新たな姿。機体色は赤から白に変更され、大幅に性能が向上しており、状況に応じて「タイプR(機動力)」「タイプC(掴み)」「タイプG(防御)」の3形態に変化でき、さらに各4形態の強化形のXシリーズや各形態の能力を全て持つ最強形態「タイプΩ」がある。
フライヤーモード、アングラーモードへの換装は今まで通り可能。装備するジェットブースターやモリの発射装置はMk-2に合わせたハイテクなデザインに変更されている。
前のダハーカと同様にレッドがトランスするとアーマーへと構成するが、トランスにより適した調節が施されているため、以前のダハーカより高い能力を発揮できる様になり、電気エネルギー弾「スパークジャベリン」を放つ事が可能となった。
【全高:??? 搭乗者:レッド】
ラストバトル前、ある2機のロボと融合合体した事で変容したダハーカMk-2。単独で飛行でき、攻撃力、機動力、防御力はどんなロボの追随も許さない程に高い。
設定上最強形態だが、ゲーム上ではラスボスまでのシューティングステージでしか使用できず、ラスボス戦直前に元のダハーカMk-2に戻ってしまうため、通常のロボバトルでは使えない。
クーバース
- ティアマト(Tiamat-FL)
【全高:6.9m 搭乗者:オペラ】
オペラの愛機である大型ロボ。単独飛行が可能な機体で機動力と防御力は低めだが遠隔操作の機雷やビーム砲などの強力な遠距離攻撃用の武装を持ち、高火力による殲滅戦を得意とする。
- オーバーメフィスト(Over Mephisto 9MS)
【全高:3.4m(装飾の角のせいでグレン機より大きい) 搭乗者:カルア】
カルアの愛機。クーバースオリジナルのロボ「メフィスト」を自分好みに装飾を施している。主武装はハルバードとランチャーで近接と遠距離の両方で戦う。
- メフィスト(Mephisto TA)
【全高:3.1m 搭乗者:グレン】
グレンの愛機。近接特化型の機体で主武装は太刀。ランチャーなどの射撃武器は持たないが投擲武器としてクナイ型の爆弾を持つ。
- レヴィア
【全高:??? 搭乗者:クーバース兵】
クーバースのハンター達が乗る量産型ロボ。いわゆるザコメカ。
カメの様な姿形で4つの脚の装備されたホイールによって走行する。
腕に当たる部分は無いが、フレキシブル動く尻尾の先端に剣や鉄球、ランチャーを換装する事で様々な戦法を取る事ができる。
- ヤンカシュ
【全高:??? 搭乗者:クーバース兵】
重装甲型の量産型ロボ。
3輪のホイールによって走行し、両腕にドリルかランチャーを装備して戦う。また、両腕にドリルとランチャーを同時に装備する事で遠近両方での戦術が行える。
- オロチ(忍者ロボ)
【全高:??? 搭乗者:クーバース兵】
両腕にブレードを持ち、忍者の様に姿を消して死角から奇襲を仕掛ける一撃離脱戦法で戦うロボ。
一般ハンター達が乗るロボの一つ「ミズチ(コマロボ)」と同系統機で、機体色と一部の外装以外はミズチとほぼ同じ。
- リンド(電気ロボ)
【全高:??? 搭乗者:クーバース兵】
機体の周囲に電撃を放つ大型ロボ。
機体全体に電流を纏っている際はダハーカで掴む事はできないが、最大の攻撃である放電の後はコンデンサー内が空になり、再充電するまで電流を纏えないため完全無防備になってしまうという弱点を抱える。
他組織にも流通しており、空賊桃色ピーチ団が保有するピンク色のリンドが存在する。
- リンドフレイム(火炎放射ロボ)
【全高:??? 搭乗者:クーバース兵】
リンドと同系統機である大型ロボ。
ダハーカで掴めない程に機体全体が発熱しているが、最大の攻撃である腹部からの火煙放射をおこなった後は冷却のために機体温度が下がり、無防備になるなどリンドと同様の弱点を持つ。
- ドラゴンフライ(小型偵察機)
【全高:??? 搭乗者:クーバース兵】
レヴィアと同系統のロボで、上部にアンテナとプロペラ、下部に砲塔を搭載する円錐形のユニットを装備した完全飛行型。
遠距離では遠隔操作で動かす子機を用いり、接近する者に対しては下部の砲塔を用いて戦闘を行う。
- ヴィヴル(砲台ロボ)
【全高:??? 搭乗者:クーバース兵】
ダハーカで持ち上げられない程の重量と非常に高い防御力を誇る大型ロボ。
4輪のホイールで走行し、上部に装備された砲台、またはレーザー砲で攻撃を行う。
持ち上げられず、物を投げての攻撃も通らないなど一見無敵に思えるが、上部にクリステルドライブが露出しており、これを引っこ抜くだけで倒せる。
他組織にも流通しており、空賊桃色ピーチ団が保有するピンク色のヴィヴルが存在する。
- サラマンデル(Salamander//009)
【全高:3.6m 搭乗者:ベルーガ】
ベルーガの愛機。両腕にリボルバーキャノンを持つ他、背中のロングバレルを胸部の基部に接続する事で必殺兵装のバスターキャノンを放てる。
両足には高速移動用のローラーが備わっており、他のロボに比べ人に近い姿形も相まって某アニメの機動兵器を彷彿させる。
ベルーガが乗る高速飛空艇「スメーグ」に格納している時は船の固定砲台として使用可能。
ハイブリッド
- スルワラ(SRVARA-AZI01)
【全高:5.5m 搭乗者:ブランク】
ブランクの愛機である四足歩行の大型ロボ。シェパルドにあるどのロボの系統とも異なる高度な技術で造られており、単独での飛行が可能。主武装は前足の爪と特殊エネルギー弾「プテロセイバー」。
ラーレスを操るインターフェース機能を持つ。
- ザイリタ(ZAIRITA-AZI02)
【全高:5.5m 搭乗者:ネロ】
ネロの愛機。頭部と機体色以外はスルワラと同型で武装も同じ。
レムレスを操るインターフェース機能を持つ。
【全高:6.6m(直立時) 搭乗者:ブランク&ネロ】
スルワラとザイリタが融合合体した4本腕の大型ロボ。二機分のエネルギーをロス無く活用でき、元の機体より高い戦闘力を発揮できる。
武装はホーミングミサイルと胸部の拡散ビーム砲。
- ベリウス(BERIUS P2)
【全高:5.9m 搭乗者:バイオン】
バイオンの乗機。両腕自体がムチの様な高温の刃となっており、鋼鉄すらも焼き切る事ができる。また、溶岩の様な炎弾を生み出して降り注がせたり、両腕を地面に突き刺して火柱を噴き上げさせたりする事ができる。
タルタロスとティタノマキナを操るインターフェース機能を持つが、バイオンの能力的にメインはタルタロスの制御であり、ティタノマキナの制御は副次的なものと思われる。
その他
- ガルド(汎用ロボ)
【全高:2.6m(コンテナ無し)/3.2m(コンテナ有り) 搭乗者:作業員】
民間で幅広く使用されているロボ。
作業用の機体であるため戦闘は想定されていないが、カスタマイズで腕にブレードやクローを装備する事で戦闘に対応する事ができる。
背部(コックピットの真後ろ)に積み荷を積むための台が設けられており、多くのガルドがここにコンテナを載せている。また、コックピット左側にはナンバープレートらしき円形の標識版が備え付けられている。
- クレープカスタム7号/クレープカスタムSP(スペシャル)
【全高:2.6m(コンテナ無し)/3.2m(コンテナ有り) 搭乗者:クレープ/作業員(クレープの助手)】
クレープがガルドをベースにカスタマイズしたロボ。
青色のガルドといった見た目で、試作機である7号は両腕にクローを装備し、7号を強化改造したSPは両腕にブレードを装備する。
- デュランダル
【全高:2.6m 搭乗者:シアン/???(本来の持ち主)】
デュエルシップでのレッドの戦いぶりに心躍らせたプレーリー王国騎士団長・シアンが持ち出してきたロボ。
元はその辺に置いていた他人のガルドをシアンが勝手に乗ったモノで、機体名もシアンが勝手に付けただけ。外見は頭部に一角を持ち、赤のカラーリングで塗られている。
流石にその辺からパクって来た機体であるため、装備はシアンの愛機であるナイトロボの様な剣ではなく、作業に使うためのバールのようなもの。
- スーパーデュランダルV2
【全高:2.6m 搭乗者:シアン】
シアンが勝手に乗った他人のガルドを勝手に改造し、より騎士らしく、よりヒロイックな見た目にした機体。
頭部の角は一角から二本のブレードアンテナになり、赤のメインカラーに金の指し色を加えられ、騎士らしい剣とシールドが装備されている。
- ナーガ(首領ロボ)
【全高:??? 搭乗者:ナヴァラ】
空賊ガオン団のボス・ナヴァラの専用カスタム機。
手下たちが乗るナーガより一回り大型化されている。
- ナーガ(一般機)
【全高:??? 搭乗者:ガオン団手下】
空賊ガオン団の団員達が乗るロボ。
団のトレードマーク的なモノである角とギザギザのたてがみ装飾が施されており、武装は盾と蛮刀。
- ブレパスブレード
【全高:??? 搭乗者:バリバリ団手下】
空賊バリバリ団の団員が乗るパワーに特化したブレパスの両腕にブレードを装備させた機体。
- ブレパスハンマー
【全高:??? 搭乗者:カモメ団手下】
空賊カモメ団の団員が乗るパワーに特化したブレパスの両腕にハンマーを装備させた機体。
- ミズチ
【全高:??? 搭乗者:一般ハンター/トフィー】
多くのハンターたちが使用するロボ。
コマの様な形状をしており、その形状の通り高速回転して両腕のブレードで相手に斬りかかるのが主な戦法だが、高速回転した後はパイロットが目を回すためか一時的に行動不能に陥る。
デュエルシップでレッドの活躍に惚れてファンになったハンターであるネコヒトの女の子・トフィーもこの機体に乗る。
- ネコ気球
【全高:??? 搭乗者:アリシア/ステア/フレア】
プレーリー王国の空賊・黒猫団のアリシアたちプリス三姉妹が乗るメカ。
ネコの頭を模したバルーンに手足の付いたゴンドラを備え、ゴンドラ部分の砲門から爆弾を発射して攻撃する。
- コネコ気球
【全高:??? 搭乗者:コネコ】
黒猫団の団員であるコネコ達が乗るメカ。
頭にプロペラが付いたネコの頭に手が付いているという外見で、口から爆弾を出して投げてくる。
- メフィストティーガー
【全高:3.1m 搭乗者:ゲベック】
ゲベックがクーバース時代に乗っていたグレンとカルアが乗るメフィストの同系統機。
クーバースのトップエースであったゲベックが乗るこの機体には数々の逸話が残っており、それらを知る者にとってこの機体は恐怖と羨望の対象となっている。
クーバースを抜けた後は長らく運用されていなかったが、デュエルシップのとある大会にて久々にその姿を見せ、レッドが乗るダハーカと相対する。
武装は二又の槍とクナイ型爆弾。
- ファウスト
【全高:??? 搭乗者:???】
グレン、カルア、ゲベックが乗るメフィストシリーズのベースになった民間量産機。
外見、詳細は不明。
ティタノマキナ
- ラーレス
【全長:5㎞】
第一部序章にてメダリオンの起動と共に半覚醒状態で復活し、出現したシェパルドの地に封印されていた古代兵器「ティタノマキナ」の内の一体。
頭に一本角、背中に剣の様な6本の突起を持つ青いドラゴンの様な姿で、身体の各所からホーミングビーム、胸部から極太ビームを放てる。
ベルーガが継承する金のメダリオンで封印と覚醒を行う事ができる。
第一部でレッド達の活躍によって封印されるが、第二部で現れたハイブリッドの少年・ブランクの力によって覚醒、再び復活する。
- レムレス
【全長:5㎞】
第二部で現れたハイブリッドの少女・ネロの力によって覚醒、復活したシェパルドの地に封印されていたもう一体のティタノマキナ。
後に伸びた角と巨大な翼、豊満な女性を思わせる様な体型を持つ赤紫色のドラゴンの様な姿で、ラーレスと同様に身体の各所からホーミングビームを放てる。ラーレスよりランクが上の個体であり、その分制御が難しいとされる。
エルが継承する銀のメダリオンで封印と覚醒を行う事ができる。
ちなみバストサイズは2.5㎞。
レッドデータ・チルドレン〜ソラトロボ外伝〜
月刊ドラゴンマガジンにて2010年9月号から2011年1月号まで連載していたゲーム本編から8年前を描いた外伝小説作品。
著者は北山大詩、イラストはDmyoが担当。
孤児院で生活する少年・レッドとその師匠であるハンター・カーマイン、そして孤児院に流れ着いた謎の少女・ロゼの3人を中心に物語が描かれる。
連載終了から現在(2023年1月)に至るまで未だ単行本化、電子書籍化、ファンブック等の書籍収録はされておらず、現状、当時のドラゴンマガジンを入手して読むという方法しか無い。
登場人物
- カーマイン(CV:小野坂昌也(ラジオドラマ『誓いのハコブエ』でのみ))
レッドの師匠である紅い帽子とマントと衣装を着たハンターの男性。
ハンター稼業で稼いだお金をレッドとショコラが居る孤児院に寄付している。
実はバイオンの研究所から脱走したハイブリッドであり、ハイブリッドの姿を隠すために付け鼻と包帯でイヌヒトに変装している。
ハイブリッドとしての特殊能力は予測した未来を夢として視る予知夢。
外伝での物語が終わった後、ロゼの失われた過去の手がかりを探すためロゼと共にアビシニア連邦へと旅立つ。
- ロゼ(CV:加藤英美里(ラジオドラマ『誓いのハコブエ』でのみ))
バイオンの研究所から逃げ出した末に孤児院に流れ着き、保護されたハイブリッドの少女。
実験により幼い頃の記憶を失っているほか、イヌヒトでもネコヒトでもない自身の姿にコンプレックスを抱いている。
身軽に動く高い身体能力や、呪術を行使する能力など、ネコヒトの特徴を持つ。
外伝での物語が終わった後、呪術を使いレッドやショコラなど、自身やカーマインを知る者達から自分たちに関する記憶を封じ、自身の失われた過去を探すためカーマインと共にアビシニア連邦へと旅立つ。
- ルージュ
バイオンに失敗作の烙印を押された白いスーツを着るハイブリッドの女性。
バイオンに存在を認めてもらうためバーミリオンと共に脱走者であるロゼを追う。
- バーミリオン
ルージュと同じ失敗作の烙印を押された黒いスーツを着るハイブリッドの男性。
バイオンに存在を認めてもらうためルージュと共に脱走者であるロゼを追う。
登場ロボ
- マンゴーシュ(ZAHAK-AZI07)
カーマインが駆るロボ。マンゴーシュはカーマインが後から付けた名で正式名称は「ザハーク」。
器用な手を持つ両腕を持ち、刀と短剣の二本を基本装備とし、様々な武器や道具が扱える。
本来なら背部に二枚の光翼が出力されている筈だが、現在は故障により左側のみしか光翼が出力されていない。
- カーリャ(KALIYA-AZI05)
ルージュが駆るザイリタのプロトタイプに当たる大型四足歩行ロボ。
単独飛行が可能で、武装は四肢の爪と頭部の口から放つ高エネルギー弾。
白を基調としたカラーリングと、上方向に伸びた牙が特徴。
- タクシャカ(TAKSAKA-AZI06)
バーミリオンが駆るスルワラのプロトタイプに当たる大型四足歩行ロボ。
外見以外はカーリャとほぼ同じ装備、飛行機能を持つ。
黒を基調としたカラーリングと、下方向に伸びた牙が特徴。
- グランギーブル
カーリャとタクシャカが融合合体した大型ロボ。
腕に当たる部位は無く、代わりに頭部から伸びた4本の触手を腕代わりに使う。
触手で拘束した敵を胸部の4本の爪で攻撃する他、胸部中央からレーザーを発射する。
プロトタイプ機同士の融合のため、性能は完成機体であるスルワラとザイリタが融合したカサンドラクロスより劣る。
ラジオドラマ『誓いのハコブエ』
ラジオ番組「A&G GAME MASTER GT-R」内のラジオコーナー「Solatorobo それからCODAへ presents ソラジオ」内で公開されたラジオドラマ。
時系列はソラトロボ本編が終了した後で、レッドが飛空艇アスモデウス内で見つけたハコブエを見て思い出したロゼとカーマインとの記憶をエルに語る。
ソラトロボ本編のネタバレが含まれるため、本編を知ってから視聴する事を推奨する。
- 第1話
- 第2話
- 第3話
関連タグ
テイルコンチェルト:前作。ワッフルやアリシアなどの一部キャラが本作にゲスト出演。
まもるくん:福岡県の防災、消防、安全イメージキャラクター。まもるくんとその一家が本作にゲスト出演。
ストレルカ・ストーリーズ:ソラトロボの次回作になる予定だったが大人の事情によりお蔵入りになった幻の作品。【当時のファミ通掲載ページ】
リトルテイルストーリー:スマホアプリゲームとしての次回作。コラボでレッドなどのキャラの衣装が登場。現在は既にサービスは終了している。
戦場のフーガ:コンシューマーゲームとしての次回作。
エルの受難:第一部第四章のタイトル。エルの虫嫌い発覚とシャワーシーンが見られ、主にエルのシャワーシーンを指す単語として用いられている。
ここが楽園か:正しくは「これが、楽園か・・・。」。第二部開始冒頭のムービー中にてバイオンがこの台詞を言う。
(注意‼)これ以降、ストーリーのネタバレと世界観の核心部分に触れる内容があります。
ネタバレに繋がる用語(※フィクション設定が含まれます)
- 旧世界アース
3つに分かれたオカリナ型の遺物「アメノフエ」によって呼び出されたクジラ型巨大生物「ヌシ」でのみ行く事ができる雲海の下の世界。
ほとんどが海であり、唯一あるのは「フツの塔」と呼ばれる古代遺跡がある島のみ。
その正体はその名の通り「地球」。
史実とは異なる歴史を歩んだ「人間」がかつていた世界で、今より3000年前、オーバーテクノロジーの情報を持つ未知の物体「ジュノ」によって繁栄を極め、ジュノの恩恵を巡って全面戦争を起こし、その果てに滅び去った。
前作で登場した古代の遺物である発掘部品や、前作の鉄巨神や今作のラーレスとレムレスなどのティタノマキナは人間たちがジュノの技術を用いて生み出したモノである。
- 超技術情報集合体ジュノ
人間―――旧人類たちが発見した謎の物体。
頂点に光輪を持つ球状の本体から複数本のコードが垂直に伸び、個体によってクラゲ、花、人の様な幾何学的で有機的な形状をしており、内部には人類の既存の技術レベルを遥かに超えたオーバーテクノロジーの情報が記されている。
オリジナル個体、複製個体を含め53個存在し、複製系統や性能によって13種のグレードと5個のスートに分類され、この構成がトランプに似ている事から各個体はトランプのカードに例えて呼称されている。
とある考古学者によってオーストラリアで最初のジュノが発掘され、人類にとって有力なオーバーテクノロジーの情報がある事と他にもジュノがある事が判るとアメリカなどの大国がこぞってジュノを発掘、最初は大国が独占しようとしたが各国の猛批判により人類の共有財産として可能な限り複製して各国に配布された。ジュノが与えるオーバーテクノロジーによって旧人類たちの文明は急速に発展させて暮らしを豊かにさせて行き、やがて指先一つで環境を操作できる程にまで至り、繁栄を極めたのだが…。
- 隆状器
ジュノが人類との対話を円滑に行うために生み出した疑似人格インターフェース。
フツの塔にいるユルルングルがこの隆状器に該当する。
- クリステル②
ジュノによってもたらされた新エネルギー資源。
安いコストで安全で容易に莫大なエネルギーを獲得できるうえに無公害という革新的なエネルギー資源であり、当時旧人類が抱えていたエネルギー問題を解決に導いたのだが、それまで使用されていた石炭、石油が急速に廃れた事により産出国は経済的な大ダメージを受けてしまった。
- ティタノマキナ②
ジュノの恩恵を巡って開始された世界大戦で投入されたジュノの超技術を用いて造られた兵器の中で最も猛威を振るった超巨大決戦兵器。
生み出すジュノのグレードによって生成可能数と性能が異なるが、全て人類の既存の兵器では歯が立たない程の力を有している。
最初はアメリカを筆頭とした多国籍軍が使用していたのだが、生成技術が漏洩してしまった事によって世界各国で次々とティタノマキナが造られてしまい、「ティタノマキナ対ティタノマキナ」という最悪な状況へと至り、世界は焦土と化していった。
- オーストラリアン・エース
オーストラリアが保有するジュノで隆状器ユルルングルを搭載する。「ジョーカー」のカードに当たる。
他のオリジナル個体と異なり複製体とティタノマキナを生み出す機能を持たず、内包されている情報も豆知識的なモノしかない。
- フツの塔
オーストラリアン・エースを格納する塔の形をした建造物。
内部には人類が活用するための設備が整えられており、ジュノから情報やプログラムコードを引き出すターミナルルームや情報端末室、ホログラムによって様々な景色を映し出すリラックスルームなどが存在する。
オーストラリア政府によって世界各国から集められた著名の科学者たちで組織された研究チーム「Ⅻオウルズ」たちが活用するための研究施設として運用されていた。
施設職員の精神面での健康維持のために人に寄り添うように教育された犬や猫が複数匹飼育されていたが、この犬と猫の存在が後のイヌヒトとネコヒトの誕生に大きく関わる事となる。
- リセットコマンド
オーストラリアン・エースにのみ搭載された機能。
発動すれば人類は消去され、その他の生物はデータ化されてジュノに保存、保存された生体データから新たな人類と生物を生み出し、世界を再構築させる。
歯止めが利かなくなった世界大戦が続けば人類が滅亡すると同時に地球は死の星になってしまうと判断したジュノはこの状況を打開するためユルルングルを通してフツの塔に居た研究者たちにリセットコマンドの発動を提案。それを受け入れた研究者たちはリセット発動を決行、全ての旧人類たちは消去された事によりその歴史に幕を閉じた…。
- 浮島世界②
リセットにより旧人類は消去され、その他の生物はデータ化されてジュノに一旦保存された後、残った大地と海は戦争による汚染の浄化のために大地は砕かれて重力制御ナノマシンで浮上、ナノマシンで構成されたプラズマ雲海で大地の浄化処理が行われ、浄化された大地は雲海の上に固定、後は海の浄化のためプラズマ雲海は地表を覆うように残された。
浄化された大地である浮島の上に保存された生体データから新たな動植物を生み出し、浮島群に新たな生態系を構築する。
新たな生物を創造する過程で新たな世界の担い手となる新人類の創造も行われ、フツの塔で飼育されていた犬と猫が人に寄り添っている様子を見ていたユルルングルはそれを「人を愛しているから」と認識していたという経緯から、環境適応能力等も含めて犬と猫が新たな人類として相応しいと判断され、犬と猫にヒト因子が組み合わされた事によりイヌヒトとネコヒトが誕生した。
- 呪術②
魔法の様な不思議で神秘的な力と思われているネコヒトのみが扱える力。
その正体はネコヒトの肉体と大気中に存在するナノマシンによって引き起こされるオーバーテクノロジーによる現象である。
ネコヒトの体内にはナノマシンを制御していた旧人類たちの名残から大気中のナノマシンを制御するための起動用ナノマシンが存在し、呪術の行使と老化によって体内の起動用ナノマシンが消費される。
呪術の源とされるノノはナノマシンの事を示し、大気中のナノマシンから発せられる波形を呪術師たちは感じ取る事ができる。
- オオカミ族とシシ族
イヌヒト、ネコヒトの古代種。
イヌヒト種のオオカミ族は高度な科学技術とイヌヒト種でありながら呪術を扱える力を持ち、ネコヒト種のシシ族は強靭な肉体と現代のネコヒト達よりも強力な呪術を扱う力を持っていたとされ、オオカミ族とシシ族との間に起きた激しい戦争によって両者とも滅び去ったと伝承で語られている。
その実態はジュノ(ユルルングル)と協力し、まだ幼い人類であるイヌヒト達とネコヒト達の文明を安定させるために尽力していたイヌヒト、ネコヒトのプロトタイプ種で、限定的ながらもハイブリッドの能力を持っている。
文明が安定化した後、旧人類の過ちを知る彼らは自分たちの存在が現人類にとって悪影響であると判断し、「激しい争いの末に滅びた」という伝承を残して何処かの地へと隠居。その所在はユルルングルのみ知るが、彼らとの契約によりその情報は秘匿されている。
- ヌシ
3体の守護獣によって分割管理されているオカリナ型の遺物「アメノフエ」によって呼び出せる超巨大なクジラ型の疑似生命体。
身体の表面から雲海を構成するナノマシンにプラズマ放出を止めさせる信号が発せられており、この能力によって雲海の下にあるアースへ行く事ができる。ジュノの協力者であるオオカミ族とシシ族はこのヌシに乗って浮島世界とアースを行き来していた。
背面に城の様な建造物があり、ここに人を載せたりアスモデウスで格納する事ができる。
このヌシを用意したのはオオカミ族とシシ族と契約を交わしていたユルルングルである。
旧世界時代に造られた人造人間。
外見こそ人間と大差は無いが、超人的な身体能力と高い再生能力、ジュノやティタノマキナ、シェイドなどのシステムへのダイレクトなアクセスとコントロールが行える能力を持つ。
固体によって超能力とも言える特殊能力を備えている。
旧世界時代、ティタノマキナのパイロットとして運用されていたという事は判明しているが、それ以外に当時どのような扱われ方をしていたのかなどの詳細は不明。
リセット後はプロジェクトCODAを遂行するための存在としてジュノに使命を与えられ、CODA発動の時までコールドスリープカプセルの中で眠りに着き、別次元に封印されていた。しかし、その内の一体であるバイオンが本編から350年前にイレギュラーな状態で目覚めてしまう。
- プロジェクトCODA
地球再生計画の名称。
地上の浄化が終わり、プラズマ雲海が消えた後に別次元に移動していた52個(フツの塔のジュノは除く)のジュノが現次元へ帰還。各ジュノが担当する浮島群に降下のオーダー(命令)を発令し、浮島を地上へ降下させて元の陸地に戻す。というのが本来のCODAの流れだが、イレギュラーな状態で目覚め、シェパルドの争いの歴史を目の当たりにしてきたバイオンは自らの使命を歪めて現人類粛清のためにシェパルド一帯を管理するジュノ「アリアーヌ」を格納する構造物「タルタロス」を帰還させ、雲海が消えてない状態でCODAを強行させ、シェパルドを雲海に沈めようと目論む。
- タルタロス
バイオンがラーレスとレムレスの力で次元の壁に穴を穿ち、別次元から強制帰還させようとしている球体状の超巨大構造物。
内部には四角い物体がたくさん浮いている空間が広がっており、その中心にはタルタロスの中枢であるジュノ・アリアーヌがいる。
かつてはフツの塔の様に施設としての形を取り、人類のための設備が備わっていたが、リセット後は施設としての形と設備が必要が無くなったため、現在の形へと変化した。
アリアーヌ、及びタルタロスは「フレンチ・ジュノ」と呼ばれており、その名が示す通りアリアーヌとタルタロスはかつてフランスが保有していたモノである。
- ラグドールの悲劇
契約者の一族がエルとベルーガのみとなってしまう要因となった事件。
この事件から50年前にイレギュラーな状態で目覚めたうえ、記憶障害を起こし使命を忘れていたバイオンが放浪して来た末にラグドール付近に封印されていた自身の乗機ベリウスと接触、自らの使命を思い出したバイオンはベリウスを使いラーレス起動を試みるが、同時期にラーレスのメダリオン継承者のベルーガとオハシラに選ばれたベルーガの姉によって行われたオハシラの儀によってラーレス起動は失敗に終わる。これによりバイオンは契約者の一族たちを自らの使命遂行の障害となる存在と判断し、ベリウスを駆りエルとベルーガを除く契約者の一族たちをラグドールごと焼き払ってしまう。
里を焼かれ怒りに燃えるベルーガはサラマンデルを駆りベリウスに戦いを挑むも敗北(ベルーガの顔の✕傷はこの時に付いた)、エルは何とか逃げ延びるも、その道中で虫に襲われた事により虫嫌いになる。さらに契約者の一族がエルとベルーガ以外死に絶えたため、二人が持つ二つのメダリオンに備わった継承者断絶防止の機能が働き、二人はメダリオンから送られるナノマシンによって不老不死に近い身体となり、300年という長い時間を生きる事となってしまい、本編が始まる時代へと至る。
一方、バイオンはこの一件でラーレスとレムレスの正当な制御者が必要と判断、しかし当の正当制御者のハイブリッド達は未だ眠っているため、その代役を用意する事を考える・・・。
- 疑似ハイブリッド
バイオンと当時協力者であったメルヴェーユが共同で造ったハイブリッドの能力を限定的に持った者達。
ラーレスとレムレスの正当な制御者で未だ別次元で眠り続けている2体のハイブリッド「ブランク」「ネロ」の代わりとなる代役であり、2体のティタノマキナの最大出力をただ一回行使するためだけのパーツを用意するため、メルヴェーユ自身が提供した細胞や連れ去って来たイヌヒト、ネコヒトの人体・細胞とバイオンのハイブリッド因子を掛け合わせて改造、培養を行い、数百体にも及ぶ実験体を作成。その中から特に完成度が高い7体(通称「セブン・チルドレン」)が残り、最終的にティタノマキナとの同調率が高かった2体が選ばれ、その2体に「ブランク」と「ネロ」の名が与えられた。
ティタノマキナとの同調ができなかった、またはバイオンが目標とする数値を出せなかった残りの5体は失敗作と見なされ、失敗を意味する「赤」に関する名が与えられた。その赤を意味する名を持つ失敗作たちの内の一体が本作の主人公「レッド」であり、レッドがトランス能力を持つ理由である。
つまり疑似ハイブリッドのブランクとネロはレッドの兄弟で、バイオンとメルヴェーユはレッドの両親となる。
知的好奇心からバイオンに近づいたメルヴェーユは人の命や倫理感を軽んじた疑似ハイブリッドの研究開発に携わった事を酷く後悔し、バイオンの下を離れる切っ掛けとなった。
- 〇〇〇-AZI04
ロゼ専用機となる筈だった幻の機体。
ダハーカやスルワラの様なロボという形ではなく、ロゼが持つ呪術の力を増幅させる機能を持ったパワードスーツという形で構想されていたが、メルヴェーユは呪術に関して専門外であったのと、ロボより小型にするのは技術的に困難であったため完成には至らなかった。
その研究の一部はクーバースのオペラが乗るティアマトに活かされている。
もしも完成していたらメカ少女姿のロゼが見れたかもしれない。
- ナノメタル
ナノマシンで構成された粒子金属。
使用者(ハイブリッド)が強く思った物にマッチした形や構造、硬度へ瞬時に変化する機能を持ち、レッドが乗るダハーカなどのハイブリッド専用機、多彩な形態を持つ自律兵器のシェイド、ジュノを格納するタルタロスの素材に用いられているほか、使い方によっては衣服の素材として用いる事も可能。
- オーダー
ジュノから発信される命令コマンド。
各ジュノの管理下にあるモノに対し、強制力のある命令を行う事ができる。
ハイブリッドには直接脳にオーダー内容が送信される。バイオン曰くオーダーはハイブリッドにとって「水や空気のようなもの」らしく、本能的に命令内容を受け入れるとのこと。
疑似ハイブリッド達は一定の完成度でなければ受信、オーダー内容の聞き取りができない。
バイオンが求めた能力を満たしていたブランクとネロには苦しむ程のノイズしか聞こえず、タルタロスから送信されたオーダー内容を聞き取る事は叶わなかったが、失敗作であったレッドは何故かそのオーダーを受信する事ができた。
その命令内容は「破壊せよ、時を正せ」―――――要は「破壊命令」であった・・・。
- セプテントリオン②
タルタロスへ突入しようとするレッドがタルタロスからの攻撃を受けていた時、オーダーによって暴走したレッドの手により死んだはずのブランクとネロの声が聞こえた直後に変化したダハーカMk-2。
ブランクとネロがカサンドラクロスに乗っていた時、二人の肉体と精神が分離し、精神はカサンドラクロスのコアの方に移っており、暴走したレッドがカサンドラクロスを破壊する際に引き抜いたコアからブランクとネロの精神とカサンドラクロスを構成するスルワラ、ザイリタのジェネレーター情報がダハーカMk-2のメモリー内に移り。その後、タルタロスを構成するナノメタルを吸収した事によりこの形態へと変化した。
ダハーカMk-2の仕様にない規格外の形態ではあるが、理論上は建造可能とされている。
- Re₋CODA
プロジェクトCODAの進行に不具合が発生した際に用いられる修正プログラムでバイオンの野望を阻止し、シェパルドを救える最後の希望。
使用するにはジュノのコアに直接アクセスする必要があり、それを行えるのはハイブリッドのみであるため、疑似ハイブリッドであるレッドにこのプログラムが入ったナノチップが託された。
Re₋CODAのナノチップを携えたレッドは仲間たちとシェパルドに住む多くの人々の力によってタルタロスへ突入し、バイオンとの世界の命運を懸けた最後の戦いに挑む────
関連タグ②
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE:同社関連、人が滅んだあとケモノの住人が住んでいたり、異世界の者や敵限定とはいえどロボに乗ったり等似て非なる部分はあれど共通する点があったりする。
鉄のラインバレル(原作漫画版):人類滅亡後に残された機械たちが超技術で人類と世界を忠実に再現・再生させた地球が舞台。
ゼノブレイド2:人類滅亡後、人類滅亡の切っ掛けを作った人物が贖罪のため超技術を用いて地球上に構築させた新たな世界が舞台。
未知の物体で地球文明が一度滅んだ、地表を雲海が覆う、本編中はまだ地球再生の途中という点はソラトロボと共通する。
1000年前:■■●■■■
999年前:■■●■■■❷
xxx年前:■■●■■■❸