概要
プレイヤーが悪い扱いをしてしまったピクミンはあっさりと死んでしまう。
その際、ピクミンが幽霊になり天に昇っていく様子が描かれる。
ピクミン1匹1匹はあまりに非力であるため、プレイヤーが的確な指示を出してサポートしなければならないのである。
死亡したピクミンの色について
ピクミン
GC版では、死亡したピクミンの色にかかわらず水色系。
Wii版は赤色は赤紫色→青色、黄色は黄色→青色、青色は青→水色。
ピクミン2
GC・Wii共通、死亡したピクミンの色は個別に表示される。
また、前作とは違い、アニメーションがゆらゆら動いて、
光がキラキラした状態で消えてしまう。その幽霊は悲しげな顔になる。
また、ハチャッピーとコッパチャッピーはピクミンであるが敵扱いのゆらゆらと揺れる昇天アニメーションがとられる。
ピクミン3
『2』と同様。ただし、岩ピクミンと羽ピクミンに関しては若干幽霊の姿が異なる。
ピクミン4
『2』と同様。なお、ピクミン3では幽霊の姿が異なっていた岩と羽も幽霊の姿が統一された。
また、ヒカリピクミンは余談にあるように正確には死んでいないためピクミンの幽霊とは少し異なったエフェクトとなっている。
ピクミンの死亡種別
各死亡種別と発生の代表的な原因について記載している
戦いで死亡
ピクミンの最たる死亡種別の1つである。捕食の場合、全作品共通でピクミンが食べきられる前に生物を倒すと助けることができる。
- 生物からの攻撃を受ける(食われる、潰される)
- 岩やオブジェクトに潰される(フタクチドックリなど)
- 地面のない所にピクミンを投げる
など
『1』
- ボケナメコのほうしに触れて、しばらく経過した状態(集合しない)
- 橋やスロープの下、生物の足元などのバグ(Wii版では、そのバグでさらに被害が大きくなる)
- ドドロの黒い体に接触する(即死)等を行う
『2』
- 落石にピクミンが巻き込まれる
- 地下でピクミンを抜かずに置き去りにする
日没で死亡
地上のみ。隊列やオニヨンのそばにいない限りは死ぬ(作業・生物との戦闘をしているピクミンも含む)。
『1』では、色別にピクミンを1色1匹だけにして(ピクミンの成長の最終段階を先頭)原生生物に襲われる。また、全てのリーダーの体力がなくなるとオニヨン近くのピクミン以外が全員死亡する(日没扱い)。
各シリーズにおけるステージ別の日没で置き去りにしたピクミンを死亡させる生物
- 『1』
樹海のヘソ、大水源以外はチャッピー、樹海ではマロガエル、大水源では8匹のトビンコが、置き去りにしたピクミンに対して襲い掛かる。
- 『2』
生物の餌食にされる。
(死亡したピクミンは炎・水の攻撃などかかわらず、日没死亡の扱い)
- 『3』
『2』と同様。なお、日没が近付くと、Wii U Game Padや『3デラックス』でのGPAD画面等に「このままでは死んでしまうピクミン」が表示されるので、前2作よりもわかりやすくなっている。
炎で焼かれて死亡
炎が赤ピクミン以外のピクミンに触れた時点で燃えてしまい、すぐに笛で集合しないと死亡してしまう。
『4』の氷ピクミンは死ぬまでの猶予が短い。
『1』
- ブタドックリの出す炎
- 噴き出す炎の火
『2』
- ヘラクレスオオヨロヒグモの炎の攻撃
- 炎をまとったヤキチャッピー
- ベニショイグモの出す炎
『3』
水でおぼれて死亡
青ピクミン以外の水に溺れたピクミンや水がかかったピクミンを放置すると死亡してしまう。岸が近かったりすれば自力で上がってくる場合もある。『2』までは青ピクミンを水中に投げ込むと青以外のピクミンを救出できる。
『1』
- 青以外のピクミンでミズモチに触れる(即死)
『2』
- ルリショイグモ
- ヘラクレスオオヨロヒグモの水の塊
- ミズブタの噴き出す水に触れる
『3』
電気・感電で死亡(『2』以降)
『2』
- まだ壊していない電気のトビラ
- キショイグモの放電
- 2匹以上のエレキムシの放電
- ヘラクレスオオヨロヒグモの出す地雷からの放電
- 地下の電極の放電
黄以外のピクミンが触れた時点で即死。他のトラップと違い、集合で救出できないため特に注意が必要。
『3』
『2』と違い、死ぬことはなくなった(痺れて動けなくなる)。
『4』
- ラスボスの電気攻撃
こちらも『2』と違い即死ではないものの、『3』とも違い放置すると死んでしまう。
爆発で死亡
いずれも巻き込まれた時点で即死。
『1』、『3』、『4』
- バクダン岩の爆発に巻き込まれる
『2』
毒におかされて死亡(『2』以降)
『2』
- ガスゲート
- ガス管(地下)
- オナラシやムラサキショイグモの出す毒(どちらも地下)
- ヘラクレスオオヨロヒグモのケミカルウェポンから噴射される毒
白以外のピクミンが触れると毒に侵され、すぐに笛で集合しないと死亡する。
『3』
『2』とは違い、死ぬ事はなくなった。(『2』におけるタマゴムシの様な反応をする。)
『4』
- ドクナメコとそれに寄生された生物の出す毒
『2』と同様。ただし、毒の色が緑色となっている。
凍結による死亡(『4』)
呼び戻されるまでピクミンが凍りついてしまう。
凍りつくこと自体は死亡にはつながらないが作業の邪魔になったり、原生生物の餌食になりやすくなったりしてしまう。
コッパチャッピーの死亡について(『2』のみ)
日没(コッパチャッピーは地上に連れていけない、死亡カウント対象ではない)や、炎、水、電気、毒で死ぬことはない。ただし、地下での戦い・爆発では死亡する。また、隊列に加える前やハチャッピーが存命の時にもフタクチドックリの岩などで死ぬ事もある。
総評
気を付けていないと一瞬で大勢が死んでしまう作品であり、また増やせるといっても作品のテーマ上死は比較的身近でありつつも重いテーマである。それを示すかのようにピクミンの死亡数のカウントがされていたりする。
協力者であるピクミンたちのためにも各ピクミンの特性やこのページの死亡要因を学び、的確な指示を出すことで犠牲を抑えてあげよう。それもこのゲームの醍醐味の1つである。
余談
ピクミン4で登場したヒカリピクミンだが、なんと死なない。
厳密には他のピクミンが死ぬダメージを受けても光の粒子となってヒカリヅカに戻るだけで数は減るが死んでいるのではないという扱いである。