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ピクミンの死亡について

ぴくみんのしぼうについて

本項では任天堂が発売するゲーム「ピクミン」シリーズにおけるピクミンの死亡についてまとめる記事。
目次 [非表示]

概要

不可思議で厳しいPNF-404の環境で生きているピクミンは、プレイヤーが扱いを間違うとあっさりと死んでしまう。

その際、ピクミンは幽霊になり悲しげな声を放ちながら天に昇っていく様子が描かれる。

失ったピクミンをまた増やすのは簡単だが、死んでしまったピクミンは蘇らない。

ピクミン1匹1匹はあまりに非力であるため、プレイヤーが的確な指示を出してサポートしなければならないのである。


『3』と『4』では多くのピクミンが死亡するとプレイヤーやレスキュー隊の面々が『あぁ、ピクミンが…』などとピクミンの死を悼む。

『1』でも多くの犠牲が出た時、オリマーは「私は最低な奴だ…」とピクミンを悼み自責の念に駆られている。


ピクミンの死亡要因

ジャンル名に『AIアクション』『ダンドリアクション』とある通り、「ピクミン」はNPCに指示を出すストラテジーであるだけでなく、原生生物や地形といった障害を乗り越えるアクションゲームでもある。

しかしピクミンはリーダーの後ろをついて回ったり、近くの物や敵に反応するのみであり、ピクミン自体を操作することは出来ない


そのため笛を吹いたり投げることでピクミンに指示を出して回避や攻撃を行うのだが、ふとした拍子にプレイヤーが意図していないことをし始めて死んでしまったりはたまた何もせずボーッとしているうちに襲われて死んでしまったりと、あっさり死んでいってしまう。

そのため、リーダーを操作するプレイヤーにはピクミンに的確に指示を出す能力が求められるのである。


ピクミンにはHPといったものは設定されておらず、攻撃を受けると時間経過もしくはその場で死亡する。


以下、各死亡種別と発生の代表的な原因について記載。


戦いによる死

ピクミンの最たる死亡要因の1つ。

捕食の場合、一部の生物を除き全作品共通でピクミンが食べきられる前に生物を倒すと助けることができる。

押し潰しの場合、硬い地面で無い場合は岩ピクミンは潰されない。

  1. 原生生物からの攻撃を受ける(食べられる、潰される、刺される)
  2. 岩やオブジェクトに潰される(フタクチドックリなど)
  3. ヒカリピクミン以外を地面のない所に投げ落とす(羽ピクミンのみ途中で救出可)
  4. 落石や氷柱にピクミンが巻き込まれる
  5. ボケナメコの胞子に触れて、しばらく経過した状態(『1』のみ、集合しない場合)
  6. キノコピクミン、もしくは2Pバトルにおいて相手のピクミンに攻撃される(後者はすぐに種に戻されるが)
  7. ドドロ等のヤミに接触して即死
  8. 橋やスロープの下、生物の足元などのバグ(『1』のみ。Wii版では、そのバグでさらに被害が大きくなる)
  9. 地下でピクミンを抜かずに置き去りにする(『2』のみ、『4』では消えるが死亡扱いではない)

日没による死

地上のみ発生。同惑星は夜行性の原生生物が多く、日暮れと共に活発化するため、オニヨンはピクミン達を収納し空高くへと避難している。

ゆえに、隊列やオニヨンのそばにいないピクミンは帰還が間に合わず、地上に取り残されたまま襲われて死亡してしまう(作業や生物との戦闘をしているピクミンも含む)。


また、オリマーの体力がなくなるとオニヨン近くのピクミン以外が全員死亡する(日没扱い)。


『1』

樹海のヘソ大水源以外はチャッピー、樹海ではマロガエル、大水源では8匹のトビンコが、置き去りにしたピクミンに対して襲い掛かる。

ピクミン 達は懸命にオニヨンに駆け寄るが、転倒したところで追いつかれ食べられる。

特にトビンコは8匹で群がっていくため、見た目の残酷さもかなりのもの。

何十匹置いてきてもムービーで襲われるピクミンは1色1匹のみ。


『2』

地上エリアで出没していたピクミンを攻撃する生物がランダムで数匹登場し、ピクミンやドルフィン初号機を襲う。

(因みに死亡したピクミンは炎・水の攻撃などかかわらず日没死亡の扱い)

しかし、白ピクミンを食べた生物は逆に毒で死亡する


『3』

始まりの森ではペロチャッピー、再開の花園と哀しき獣の塔ではチャッピー、迷いの雪原ではクマチャッピーとチビクマ、交わりの渓流ではテンテンチャッピーと、デメマダラ系の生物が襲う。


この時は残されたピクミン全員が離陸するオニヨンに間に合わず立ち尽くし、現れた生物にパニックになって逃げ惑う中一匹、また一匹と食い荒らされていく。


今作から日没が近付くと、オニヨンに自力で帰れる範囲が白いサークルで可視化されたほか、画面上部に「このままでは死んでしまうピクミン」の数が表示されるようになった。

これにより、前2作よりもプレイヤーが日没死するピクミンを把握しやすくなっている。


また、『3DX』からはドレイク号からエリア中のフリー状態のピクミンを安全圏まで呼ぶことができるようになり、リーダーがピクミンを呼びに行くのが間に合わずに死んでしまうという事態が起こりにくくなった。


しかし移動ルートにカレハンボがいた場合は流しそうめんの如く食べられるので過信は禁物


『4』

ひだまりの庭ではチャッピーとコチャッピー、

花ふぶきの楽園ではカブリムシヒナガラス

とこなぎの浜辺ではカニタマとカニンコ、

一番星の隠れ家ではザコサンショウシシドックリ

巨人のかまどではクマチャッピーとチビクマ、

追憶の原生林ではカビフラシカビコチャッピーがピクミンを襲う。


今作ではピクミンが日没で死んだ場合、時間の巻き戻しをゲーム側から提案するようになった。

これにより簡単に日没死を回避することができる。

またフリー状態のピクミンを今いる地点まで呼ぶ「ヒマジン笛」や、シゴト中のピクミンを含めた全てのピクミンを拠点に呼ぶ「ホームシック笛」により、日没の脅威は大きく薄れている。


属性による死

炎が赤ピクミン以外のピクミンに触れた時点で燃えてしまい、すぐに笛で集合しないと死亡してしまう。笛の受付時間は『1』のみ極端に短く(Switch版『1』では少し緩和)、慌てる声も静かで分かりにくい。

「ミミミ……!!」と飛び上がって、着地するまでが猶予。

更に救出できるかもランダムで、運が悪いと笛の判定が働かない。

氷ピクミンは溶けてしまう故、燃えて死ぬまでの猶予が2秒程短い。


  1. ブタドックリの出す炎
  2. 間欠炎の炎
  3. ヘラクレスオオヨロヒグモの炎の攻撃
  4. 炎をまとったヤキチャッピー
  5. ベニショイグモの出す炎
  6. 炎をまとったカジオコシ
  7. アメニュウドウの炎攻撃
  8. ヤキオオバンの炎に触れる

etc…


青ピクミン以外のピクミンは泳ぐことが出来ず、溺れてしまう。

溺れたピクミンや水がかかったピクミンを放置すると死亡してしまう。

『2』までは青ピクミンを水中に投げ込むと青以外のピクミンを救出できるが、同時に笛で呼ばなければ上がろうとしない。『3』と『4』は岸が近かったりすれば自力で上がってこようとする。

『2』以降はミズブタなどの水攻撃に触れると顔や花に水が付いて苦しみ、放置すると溺れるのと同様に死亡してしまう。

  1. 青以外のピクミンでミズモチに触れる(即死)
  2. ルリショイグモ
  3. ヘラクレスオオヨロヒグモの水の塊
  4. ミズブタの噴き出す水に触れる
  5. ミズンボウの攻撃
  6. アメニュウドウの水攻撃

etc…


『4』では水と似たようなものに底なし沼というものがあり、底なし沼では青ピクミンやプレイヤーも溺れてしまう

またオッチンに乗らずに歩いて水に入ろうとすると、水を越えられないピクミンは付いてこず、その場で待機するようになった。

なお氷ピクミンは敵に振り払われたり、乗っているオッチンが溺れたりしない限りは底なし沼でも溺れない。また、ヒカリピクミンは水と底なし沼のどちらでも溺れない。


電気・感電(『2』『4』)

『2』では黄ピクミン以外のピクミンが触れた時点で即死。他のトラップと違い、集合で救出できないため特に注意が必要。

『3』では痺れて動けなくなるのみに変更され、『4』では即死はしないものの痺れた後に時間経過で死ぬ仕様になった。

  1. まだ壊していない電気の壁
  2. キショイグモの放電
  3. 2匹以上のエレキムシの放電(『4』だと単独でも放電する)
  4. ヘラクレスオオヨロヒグモの出す地雷からの放電
  5. 地下の電極の放電
  6. ビリーの攻撃
  7. ラスボスの電気攻撃
  8. シビレオオバンの電気に触れる

etc……


爆発

いずれも巻き込まれた時点で即死。

他のピクミンを投げた勢いでバクダン岩を持ったピクミンを投げてしまい、大惨事になるのはあるある。


  1. バクダン岩の爆発に巻き込まれる
  2. サクレショイグモの自爆
  3. サクレウラメが落とす爆弾岩
  4. タマコキンのBB弾に直撃(爆風では吹き飛ばされるだけ)
  5. ダマグモキャノンの弾

毒(『2』『4』)

白ピクミン以外は毒を浴びると苦しみコホコホ咳き込むような悲鳴を上げ放置すると死んでしまう。『2』のみ横になりのたうち回るような苦しみ方をする。

毒の色は『2』は赤紫で、『4』では青緑。


  1. ガス管付きの壁
  2. ガス管
  3. オナラシムラサキショイグモの出す毒(どちらも地下)
  4. ヘラクレスオオヨロヒグモのケミカルウェポンから噴射される毒
  5. ドクナメコとそれに寄生された生物の出す毒
  6. おったまダケが出す毒液
  7. 緑色のマダラタケとそれが生えたネバリカビ

直接死なない属性攻撃

以下の属性攻撃は直接死亡にはつながらないが、作業を中断してしまったり、原生生物の餌食になりやすくなったりしてしまう。


電気・感電(『3』)

前述の通り黄以外が『3』で感電した際は軽く吹っ飛び、笛で呼び戻されるまで痺れて動けなくなる。


冷気(『4』)

氷ピクミン以外は冷気を浴びると、笛で呼び戻されるまでその場で凍りついてしまう。

また凍結とは別に、ドライアイスによる冷気がある地下洞窟だと、一定時間ごとに寒さに震えて少し動けなくなる。 (隊列にいてもフリーになる)

こちらも死ぬことはなく、笛で呼ぶと解除され、オッチンに乗っていれば発生しない。


  1. まだ壊していない氷の壁
  2. ドライアイス
  3. 身体が冷気に覆われている生物に触れる
  4. ヒヤシイモとコオリフーセンの作る凍る地面

幽霊の外見

ピクミン

GC版では、死亡したピクミンの色にかかわらず水色系。

Wii版以降は青みがかっているがそれぞれの色となっている。

『1』と『2』の幽霊は口と手がついている。


ピクミン2

全機種共通で、死亡したピクミンの色は元の色に合わせて個別に表示される。

また、前作とは違い、アニメーションがゆらゆら動いて、

光がキラキラした状態で消えてしまう。その幽霊は悲しげな顔になっている……。

スマブラでは全作を通じてこの『2』仕様となっている。


ピクミン3

『2』と同様だが幽霊の姿は変化している。

ただし、岩ピクミン羽ピクミンはそれぞれの体型に合わせた幽霊の姿になる。


ピクミン4

幽霊が半透明では無くなった。

『3』では幽霊の姿が異なっていた岩と羽も幽霊の姿が統一されている。


ピクミンの断末魔

ピクミンは死んで幽霊になる際「ホォォン…」と言った共通の断末魔の声をあげる。

悲しげなその声は多くのプレイヤーに後悔の念を抱かせるとか。

また、ピクミンは幽霊なる際の断末魔とは別に死亡要因ごとの断末魔をあげる。

『1』のみ幽霊になる直前に身体が縮むエフェクトがある。


『3』では赤・青・・白以外は独自のボイスを持つようになり、『4』では紫と白にも適用されたが、断末魔は赤・黄・青・紫で共通、白は共通のものを高くしたもの他は色ごとに異なるものを発する。断末魔は1色に付き2種類(ヒカリは1種類)。


捕食された際は『ホメェ‼︎』などという悲鳴を上げ、その生物がピクミンを捕食しきるまでに倒さないと死んでしまう。『4』では食べられた後にンーンー言っている。


爆死した際は『3』まではワッ、ヒュンッといった単一の断末魔をあげ、『4』はプギャッなどと断末魔が複数種類ある。

圧死の際は『1』と『4』のみ「ウッ」と断末魔をあげる。

『4』以外はペシャァ、『4』はプチッと潰れる効果音が発生する。


『2』と『3』は属性攻撃で死んだ際に幽霊になる時とは別の断末魔をあげるが、『1』と『4』では断末魔をあげずに死ぬ。『3』は倒れるモーションとシクシク嘆くようなモーションの2つある。『4』は倒れるモーションがなくなりそのまま幽霊となる。


溺れた時は『2』以外に断末魔があるが『1』、『3』と『4』では異なったものとなっており、『4』は『3』のものと近いがピクミンごとで変化するようになった。



コッパチャッピーの死亡について(『2』)

炎、水、電気、毒で死ぬことはないほか、地上に行けないため日没死もない。ただし、捕食、爆発、押しつぶしでは死亡する。

また、隊列に加える前やハチャッピーが存命の時にもフタクチドックリの岩などで死ぬ事もある(隊列に加える前は死亡数のカウントには含まれない)。

ハチャッピーコッパチャッピーはピクミンであるが、チャッピーなどの他の原生生物と同じ形の幽霊が飛んでいく。


総評

気を付けていないと一瞬で大勢の味方が死んでしまうのが「ピクミン」というゲームであり、また増やせるといっても作品のテーマ上死は比較的身近でありつつも重いテーマである。それを示すかのようにゲーム内ではピクミンの死亡数のカウントがされてている。

協力者であるピクミンたちのためにも各ピクミンの特性やこのページの死亡要因を頭に入れておき、的確な指示を出すことで犠牲を抑えてあげる。それもこのゲームの醍醐味の1つであると言える。


でも私たち、『愛してくれ』とは言わないよ


余談

『4』で登場したヒカリピクミンの特性の1つとして、なんと死なないというものがある。

厳密には他のピクミンが死ぬダメージを受けても光の粒子となってヒカリヅカに戻るだけで数は減るが死んでいるのではないという扱いである。

やられた時も悲しげな声こそ出すもののピクミンの幽霊とは少し異なったエフェクトとなっている。

エンディング後の記録にもヒカリピクミンの増減は記録されない。ただし、原生生物図鑑での「やられたピクミン」にはカウントされるので完全無犠牲を目指す場合は注意。

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