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レイ・ザ・バレルの編集履歴

2023-09-20 15:07:36 バージョン

レイ・ザ・バレル

れいざばれる

『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』の登場人物。

「生きているという事は、それだけで価値がある。 明日があるという事だからな」

「気にするな、俺は気にしない」


CV:関俊彦/桑島法子(幼少期)

概要

シン・アスカルナマリア・ホークと共に、ザフト軍の新造戦艦ミネルバに所属するMSパイロット。年齢に不相応な大人びた雰囲気の常に冷静な少年。

ギルバート・デュランダルに心酔しており、公の場以外では彼を「ギル」と呼んでいる。また、彼の命令を忠実に実行する冷淡さと、その命令に背く存在はたとえ味方であろうと排除する冷酷さを持ち合わせている。逆に、デュランダルが関わらない事柄に対してはあまり関心を示さないこともある。

友人であるシン、優柔不断さや視野の狭さから彼をイラつかせたアスラン・ザラ、生まれる前からの因縁があるキラ・ヤマト等は議長と関わっておらずとも何らかの関心を抱いた可能性は高く、結果論ともいえる。


その正体はラウ・ル・クルーゼと同じく、ムウ・ラ・フラガの父親アル・ダ・フラガのクローンとして生み出された存在であった。自らに先が残されていないことから、シンをデュランダルの力たりえる存在となるように導こうとしていた。彼はラウよりは随分と後に作られたクローンであり(年齢的にオリジナルのアルが既にラウに殺された後に作られている)、とある研究所で軟禁され研究対象にされていたところをラウとデュランダルに助け出された。

この出生のためにラウと同じく高度な空間認識能力を持っておりドラグーンの操作などが可能で、やはりかつてのラウと同じくネオ・ロアノークムウ・ラ・フラガ)とは序盤の頃は同じ戦場の中では互いの存在を感知しあっていた。(途中から何故かその描写は消えていったが)


媒体によってはラウの体細胞から作られた二重クローンだという解説もあるが、媒体によって異なるため定かではない。


自らの失敗を糧として生み出された存在であり、完全な「スーパー・コーディネーター」たるその力を自身の信念とは相容れない理想論で振り回すキラ・ヤマトには強い憎悪を抱いており、同時に自分たちのような存在を二度と生まない世界を作ることを強く願っている。


一方で自身の兄弟とも言える存在であるラウやデュランダルから愛情を受けたこと、シンやルナマリアと言った仲間達にも恵まれたこともあって普通に一人の人間として育った為にラウのように世界そのものを憎んでいるわけではない。(ラウのことを自分の憎しみを引き受けてくれた相手とも認識している)


シンとはよき友人にして同志であり、キラに憎悪を抱くシンを、戦闘スタイルのヒントを与えるなどして支え、結果成長したシンはキラに打ち勝ち撃墜した。

アスランの説教を真に受け、事情も知らずに被害者たるシンを遠まわしに攻め立てるルナマリアをたしなめることもあった。


最終決戦ではついにキラと相対し、世界の生まれ変わりのため、自らの身とともに道連れにしようと激突する。しかし、どのような存在であろうと命は命であることに変わりは無いというキラの言葉に一瞬戸惑った隙を突かれ、機体は大破。しかし、機体に残された僅かな推進剤を使って、辛くもメサイアへの到達に成功する。

そして、デュランダルと銃を突きつけ合って相対するキラを背後から銃撃しようとするが、キラの戦ってでも自由な未来を掴まんとする覚悟を聞き、敗者となったデュランダルの幕を引く形で、最終的に彼が撃ち抜いたのはデュランダルであった。親同然に慕っていたデュランダルを殺めたことに謝罪しながらその場で泣き崩れてしまう。


そして、そこに駆け付けたタリアに母という存在を感じながら、デュランダルとタリアとともに、崩壊するメサイアの爆炎の中に消えていった。


主人公をキラ・ヤマトとして捉えるならばレイは事実上のラスボスの1人ということになり、関俊彦氏は結果として前作『SEED』に続いてキラが本編で最後に戦ったパイロットを演じたことにもなる。


スーパーロボット大戦」では

大抵の作品に生存フラグが用意されている。

特にZシリーズと『L』は、「『親友』たるシンがレイを説得する」という胸熱展開で、

「『決められた運命』を、まさしく運命に翻弄されたはずのシンが真っ向から否定する」や、

「シンとキラが相互理解し合い、お互いの信念を見直す」等のIF展開が展開されていることが多く、シンと同様にかなり優遇されている。


スーパーロボット大戦ScrambleCommanderthe2nd

初参戦作品。

原作通りだが、最後にデュランダルを撃った経緯が

「デュランダルがシロッコのクローンを大量に作るという形で自分達の悲劇を繰り返そうとしている」

という事実を知った事による衝動的なものとなっている。


スーパーロボット大戦Zシリーズ


〈Z〉

終盤までは味方だが、原作ルートを通るとタリアと共に永久離脱してしまう。

しかしifルートを通った上で、そこで条件を満たすと再加入する。

ifルートではルナマリアと共に自分の意志でZEUTHに残ったシンに激しい怒りを抱くが、戦いの果てに和解する。その後、シンの私物の中で唯一保管していたマユの携帯電話をシンに渡している。


第3次Z

『天獄篇』にて久々に登場。Z1のIFルート移行とフラグ成立が正史となっており、第1次多元戦争終結後は静養していたが、フル・フロンタル(奇しくもデュランダルとCVが同じ)によりプラントの国防委員長に任命される。

それによりネオ・ジオン(及び星間軍事連合サイデリアル)とザフトが同盟を組む事になるが、シンとキラの説得とアーサー達のクーデターによりプラントを出奔し、Z-BLUEと合流する。

残念ながらルナマリア同様にパイロット登録はされず、デスティニーガンダムの「ザフトレッド・コンビネーションⅡ」の演出として登場する。


スーパーロボット大戦K

最初から敵だが、条件を満たすと自軍に加入する。その際にステラを連れてきてくれる。


・スーパーロボット大戦L

Z1同様に終盤までは味方だが、やはりデスティニープランの発動と同時に離脱し、敵対する。

しかしそのシナリオでフラグを建てると、自軍に復帰する。

しかもフラグの建て方が「キラで戦闘→シンで撃墜する」という、事前フラグを立てる必要のないとても簡単なものになった。


敵対時にはキラの「命は何にだって一つだ」という発言に原作とは違い「お前もまた人の手で創られた生命でありながら、何故こうまで俺達と違う!」と激昂したり、フラガ家関連で因縁があるムウとの戦闘会話が用意されている。


最終的な乗機であるレジェンドの機体ボーナスは射撃武器攻撃力と装甲値の強化・宇宙の地形適応向上で、宇宙地形適応がBで射撃武器が多め、更にATフィールドで打たれ強いEVA初号機との相性が抜群にいい。

また、初号機側の機体ボーナスも運動性と照準値の強化・陸の地形適応向上(全項目5段階強化を果たすと射程+1が追加)と、お互いの長所と短所を補完しあうベストパートナーとなっている。


スーパーロボット大戦UX

原作終了後の設定のため、残念ながら故人。しかしその生き様は、シンの心に強く刻まれている。

第二部中盤・竜宮島で行われた灯篭流しで、シンがレイを悼む描写がある。


スーパーロボット大戦V

UXと同じく故人。


スーパーロボット大戦X-Ω

イベントシナリオ「風の歌 星の歌 生命の歌」では命を落とす前に異世界のブリージンガル球状星団に飛ばされ生存しているという設定で登場。

記憶喪失を装い『マクロスΔ』のケイオスのΔ小隊に参加していた。

ハヤテミラージュとは確かな信頼関係を築いており、ワルキューレのメンバー達には憧憬や羨望の混じった念を抱いている。

特に寿命の短いウィンダミア人のフレイア・ヴィオンとクローン人間である美雲・ギンヌメールの生き様には結構思うところがあった様子。

事件解決後は生きる意味と目的を見つけるまで元の世界に戻ることを延期し、ハヤテたちと共に歩んでいく道を選んだ。


他にも同イベントでは『マクロスゼロ』の工藤シンと出会う、キラと完全な和解を果たす、中の人が同じエンブリヲと対面する、などの場面がある。


スーパーロボット大戦DD

メインストーリー3章から登場。

前作「SEED」のイベントの時点で「オルガ・サブナックブーステッドマンの調整が間に合わない」、「オーブ侵攻を実行するのがインベーダー」、「ナタルやフレイが死の運命を越えて生き残る」等、原作の展開とは大幅に異なっており、今作でのレイの運命が注目される。


搭乗機体

ブレイズザクファントム

レジェンドガンダム


関連イラスト

レイレイの最期


関連項目

機動戦士ガンダムSEEDDESTINY

シン・アスカ

ルナマリア・ホーク

ギルバート・デュランダル

タリア・グラディス

ラウ・ル・クルーゼ

キラ・ヤマト

アスラン・ザラ


類似人物


デュオ・マックスウェル(新機動戦記ガンダムW):中の人が演じたガンダムキャラ。レイに対して、彼は陽気で社交的な性格。


秋津マサト(冥王計画ゼオライマー):「声が同じ事」「クローン」という共通点を持つ。尚、マサト本人はスーパーロボット大戦Jにて、もう1人のレイと戦っている。

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