CV: 佐藤智恵
概要
AG編8話から登場。
トウカの森にて、髪の毛を食いちぎられたことで激怒したムサシが、こわいかお→みだれひっかき→必殺メガトンキックを繰り出し、素手で倒してゲットした(なおBGMがホウエン伝説ポケモンのやつである)。
他のポケモンからエサを横取りするだけでなく、尻尾でハルカのアチャモをお手玉の様に弄ぶなど食い意地が張っててイジワルな性格。
また、エサが仕掛けられた落とし穴に勘づきエサだけ取って退散するなど結構ずる賢い。
基本的にはやられ役だが、不意打ちとはいえ一度はサトシのキモリを負かしたり、ピカチュウに致命傷を与えた事もあるなど、その実力は決して低くない。
作中ではバトル要員として常に一定の活躍を続けており、戦闘面でのムサシの相棒といっても良いポジションにいた。
ポケモンコンテストに関してはAG編13話で初デビューを飾るものの明らかに使用できない技を指示されて困惑したままポイズンテールでムサシをぶっ飛ばして失格になってしまう。それ以降、ホウエン編-BF編では一度も出場することはなかった。
一方、DP編ではDP編26話から再度出場するようになり、ドクケイルやメガヤンマ、コジロウのマスキッパと他のロケット団のポケモン達とタッグを組んで大活躍している。また、DP編167話のトナリノタウンで開催された大会では単独出場して優勝・ムサリーナ(ムサシ)に4つ目のリボンゲットをもたらした。
後述する登場期間の長さの割にムサシとの友情エピソードおよび主役回と呼べる回はAG編48話『ザングースVSハブネーク! ライバル対決!!』のみである(尤も、そのような機会自体が何度も与えられる訳がなく、ムサシが贔屓をしないで公平に手持ちポケモンを大事しているならば妥当ではある)が、前述のゲットされるまでの経緯に反して何やかんや関係は良好な模様。
例としてAG編48話ではザングースをライバル視するハブネークと、ヤマトを目の敵にしている自身を重ねて共感したムサシがゲストキャラのキヨ(AG編5話でも登場した)のザングースを倒すべくピカチュウ捕獲作戦をそっちのけでキヨとザングースに勝負を挑んだり、最終的には敗れてしまったハブネークに労りの言葉を掛けて励ましている。
その他、後述のDP編53話でザングース3匹を相手に乱闘を仕掛けて劣勢になったハブネークを必死にモンスターボールに戻そうとする、DP編103話では一時ソーナンス共々はぐれていたが再会時には涙ぐみながら喜び合う、DP編111話ではギンガ爆弾の爆発に巻き込まれる可能性を危惧してソーナンスやメガヤンマ同様にボールに戻されるなど、随所でムサシから大事にされている場面がみられる。
ザングースとはゲーム設定通り宿敵関係である為に気配には敏感。前述のキヨの手持ち個体やDP編53話で登場したザングース3匹の群れに反応し、ムサシの言うことも聞かずに(モンスターボールに戻されても勝手に飛び出して)本能のままに乱闘をしたこともある。
AG編序盤からDP編ラストまで長期(7年半以上)に亘って在籍しており、ロケット団のポケモンとしてはニャース、ソーナンスに次いで登場期間が長かった(因みにアーボックとマタドガスはハブネークに次ぐ約5年9か月)が、BW編でロケット団のポケモンがニャース以外一新されたため、レギュラーを外れた。
めざせポケモンマスター第9話において他のロケット団ポケモン達と一緒に約12年半振りに再登場(この際もムサシとの再会を互いに喜び合う姿を見せている)。
コジロウのマネネによる誘導でサトシ達から引き離されたサトシのピカチュウを襲うも、サトシのルチャブルの「フライングプレス」で妨害されてしまう。
使用技は「ポイズンテール」「くろいきり」「かみつく」「まきつく」。
攻撃では「ポイズンテール」を多用し、逃走時には「くろいきり」を使用する。
めざせポケモンマスター第9話で再登場した際には口から黒い塊を発射する遠距離攻撃(おそらくヘドロばくだんだと思われる)を使用していた。
余談
前述の通り初登場回はAG編8話だが、それ以前にAG第1期OP『アドバンス・アドベンチャー』のPVにてコジロウのサボネアと共に本編に先駆けて登場しており、ムサシの髪に噛みついている姿が確認できる。
また、AG編放送時期に販売されたポケモンパンの商品「ムサシ ミルクまるはいいかんじ」のパッケージをムサシとのコンビで飾ったこともあった(姉妹品として「コジロウ バナナまるはいいかんじ」があり、こちらはコジロウとサボネアのコンビがパッケージを飾っている)。
関連タグ
ロケット団のポケモン
- ロケット団のニャース:手持ちでなく団員扱い