13RIDERS
さーてぃーんらいだーず
合わせ鏡が無限の世界を形作るように、現実における運命も一つではない。同じなのは欲望だけ。すべての人間が欲望を背負い、そのために戦っている。そして、その欲望が背負い切れないほど大きくなったとき、人はライダーになる。ライダーの戦いが始まるのだ。
概要
TV版本編や劇場版とは異なる戦いを描いており、設定が本編と大幅に違うキャラクターもいる。
本作は製作時に2つのエンディングが用意され、視聴者が「戦いをやめる」か「戦いを続ける」かを電話で選択し、投票票が多かったほうのエンディングを放送するという画期的な内容であった。本放送では「戦いを続ける」が選ばれた。DVDでは両方収録されている。
この結末は悲劇なのか?それともこれでよかったのか?物語はまだ序章に過ぎない。答えは、もう一つの『龍騎』の物語が教えてくれるだろう。
本放送日は、アバンタイトルで神崎士郎が番組の趣旨が説明しており、同時に本編終了後の神崎のストーリーテリングがDVDなどで視聴できるバージョン(上記)と違っている。DVDではアバンタイトルでの番組説明が記事冒頭の台詞、本編終了後のストーリーテリングが上記の台詞に変更された。
外伝的作品を除けば『龍騎』内で仮面ライダーベルデが登場するのは、一応本作だけである。
13人の仮面ライダー全員が登場するのも本作だけ。
MEIMU氏により角川コミックスエースでコミカライズもされた。全1巻。
こちらの内容も2つの結末が存在するが、コミカライズにあたって一部描写が変更されるにとどまらず、「戦いを続ける」ルートは本編よりも描写が増えており、「戦いをやめる」ルートは本編と異なる描写(およびとある暗示)となっている。
このことから、一部のファンの間では龍騎のパラレルワールド設定と合わせて、こちらもまた起きた出来事と考えられている。
そのため、本作には4つの結末が存在することになる。
登場人物
補足
- pixiv内では、『龍騎』内に登場するすべて、またはその大半のライダーを描いているイラストにタグ付けされることが多い。
- 本作をTVSPやTVスペシャルと呼称する方が多い様子である。
- 番組告知のCMでは小ネタとして、『龍騎』の企画段階にあった「ライダーを50人ほど出す」という案を蓮が口にしている。