「我々 “世界政府”がいただくわ おバカさん♡」
概要
四皇“ビッグ・マム”のお茶会に出席した裏社会の大物“闇の世界の帝王”の1人で、“歓楽街の女王”という異名を持つ美女。
しかしその正体はCP‐0のメンバーであり、諜報員としてロブ・ルッチやカクらと行動を共にする場面も。
プロフィール
本名 | ステューシー |
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異名 | 歓楽街の女王(裏社会での通称) |
年齢 | SECRET |
身長 | 179cm |
所属 | CP“AIGIS”0諜報部員 |
悪魔の実 | 不明(動物系) |
覇気 | 武装色、見聞色 |
武術 | 六式 |
出身地 | 偉大なる航路 |
誕生日 | 4月24日(ス(中国語の4)テュー(2)シ(4)ー) |
星座 | おうし座 |
血液型 | S型 |
好物 | アップルパイ |
初登場 | 単行本86巻 第860話『10:00 開演』 |
CV | 金月真美 |
人物
容姿
金髪のショートヘアが特徴の美人。
現在の立場や周囲の人物の発言から年齢は中年以上だと思われるが、なぜかステューシーの年齢は最重要機密事項とされており、裏社会や政府内にも彼女の正確な年齢を知る者は少ないらしい。
ちなみにプリンの花嫁姿を見た際は「昔の私を見てるみたい」と漏らす彼女にル・フェルドは「何十年前やネン」と返し、「死にたいみたいね」と強烈なローキック(?)をかましている。この場面だけなら単に年齢の話には触れられたくないという女性心理故のギャグシーンと取れなくもなかったが…
性格
普段は淑やかに振る舞うが、諜報員らしく任務には忠実で、遂行の為なら冷酷さも見せる。
例えば先刻まで交流を深めていたル・フェルドを容赦なく指銃で打ち抜いたり、玉手箱を持ち帰ろうとしたりと諜報部員として模範的な行動をとる。また、巨大な城が爆発によって倒壊するといった予期せぬ事態に遭遇しても、平静を保つことができる精神力を持っている。
なお歓楽街の女王という表向きの立場で行動する際は清楚で社交性の高い振る舞いを見せる。そのためか、ホールケーキアイランドの女性の住民たちからは歓声を向けられていた。
戦闘能力
基礎戦闘力
現時点では詳細な実力は不明。
ただし、エッグヘッド編では仮面を装着しており、その実力は高水準であることをうかがわせる。
六式
政府の人間の戦闘技術六式を習得しており、現時点では「月歩」「指銃」「紙絵」の使用が確認されている。
覇気
技
- 飛ぶ指銃
遠く離れた相手を打ち抜く、「指銃」の派生技。
- 紙絵”残身(ざんしん)”
ナミの「蜃気楼(ミラージュ)=テンポ」のように、まるで分身を作り出すかのような高速移動と共に攻撃を避ける、何気に貴重な「紙絵」の派生技。
”生命帰還”「紙絵武身」は生命帰還の類と考えると、「紙絵」の派生技の新たな登場は、フクロウが第405話”パワー”にて使用した”軟泥(スライム)”から、実に668話ぶりとなる。
活躍
第2部 最後の海 新世界編
ホールケーキアイランド編
麦わらの一味のサンジとビッグ・マム海賊団のプリンの結婚式を兼ねたお茶会に出席。会が始まり、モンキー・D・ルフィ達の乱入で会が混乱すると、茶会冒頭で披露された魚人島の秘宝“玉手箱”を招待客の1人ル・フェルドが勝手に開封しようとする。それを目にしたステューシーは、背後から飛ぶ指銃でル・フェルドを撃ち、玉手箱の横取りを目論む。その後、隠れて様子を見ていた同じ招待客のモルガンズと結託して玉手箱を開こうとしたが、玉手箱はル・フェルドの倒れた拍子に落下し、中身の爆薬が大爆発を起こし式場の城が崩落してしまう。
城が倒壊した際、月歩で転落を回避しつつ成り行きを静観するが、ビッグ・マムが喰い患いを発症した後に、(爆発した場所と起爆のきっかけを隠したまま)爆発の一件を麦わらの一味の仕業とビッグ・マム海賊団に伝える。
その後、隙をみてモルガンズとともにビッグ・マムの縄張りを離れ、聖地マリージョアに帰還した。
世界会議編
天竜人(世界貴族)の護衛としてロブ・ルッチやカクらと共にパンゲア城の社交の広場に現れた。
ワノ国編
第三幕で少しだけ登場。
ワノ国の鬼ヶ島で活動中のゲルニカたちに指令を通達するルッチの傍にいた。
エッグヘッド編
ルッチ、カクと共に「セラフィム「S-ベア」をエッグヘッドに返してベガパンクを全員消す」という任務に就く。
エッグヘッド到着後はルッチの意向に従って強引に上陸。
工場層では未来都市に目を輝かせるカクをからかうようにホログラムや研究層を護衛するフロンティアドームについて情報を共有し、進軍を開始。
ルフィとルッチのエニエス・ロビー以来の激突、ベガパンク防衛の為に立ち塞がった戦桃丸及び3体のセラフィムとの戦闘などを経て、研究層に辿り着くと…。
ルッチ
「何してる…!?ステューシー!!」
ステューシー
「何って?眠らせただけよ」
「お願いルッチ…あなたもそうして」
CP‐0の諜報員としての姿もまた彼女にとっては仮のもの、その正体はかつて存在した違法科学チームMADSがロックス海賊団のミス・バッキンガム・ステューシーをモデルに作り出した成功体第1号であり、「ステューシー」と命名された完全な複製人間(クローン)である。
詳細は不明だが、突如彼女に噛まれたカクが眠りに落ちた点、その後彼女の口から滴る血液、ルナーリア族のそれとは明確に形状が異なる黒く大きな両翼から、その容姿は吸血鬼あるいはサキュバスのようであり、またそれに類似した能力が使用できると思われる。
また、持ち合わせている口紅には海楼石を仕込んでおり、能力者を相手にする場合は相手に突きつけることで有利に立ち回ることが出来る。
シャカ曰く、ステューシーはベガパンクの指示などは特に受けず、独断でCP-0に所属していたようで、正体を隠して所属した期間は20年以上になるとのこと。
エッグヘッド研究層に辿り着く直前、ステューシーはベガパンクから秘密裏に電伝虫で救援を依頼されており、承諾したステューシーは研究所破壊を目論むルッチとカクを詳細不明の能力で眠らせ、海楼石で拘束。ベガパンクの一行を間一髪で救った。
その後は一味と共に行動していたが、拘束の外れたルッチの指銃からベガパンクを庇い腹に穴が空く致命傷を負って斃れる。
回想シーンでは意思無き機械へと改造されるバーソロミュー・くまに意志を持ったクローンである自分を比較するなど自分の生まれに対し思うところがある模様。
余談
1068話で島の仕掛けを解説した際にルッチから「詳しいな」と聞かれ、「懐かしいわ」と言っていたので読者からはベガパンクと同じ「MADS」の関係者ではないかと考察されていた。
関連イラスト
関連タグ
ONEPIECE 世界政府 CP‐0 ロックス海賊団 MADS