銀河に願いを
ぎんがにねがいを
ストーリー
○がつ ×にち
たいようと月がおおゲンカ。
ひるもよるもメチャクチャ…。
マルク「ヘイ、ヘイ、ヘーイ。
お月さんとおてんとさんを、なかなおりさせたいんだろ?
なら、ぎんがのはてのだいすいせい、ノヴァにおねがいするのサ。」
マルク「おっと、タダでなんとかなるほどアマくはないぜ?
ノヴァをよぶには、ちかくの星をむすんで、パワーをあつめるのサ。
はてしないたびになるけど、せいぜいガンバるのサ。
みんながまっているんだからな。たのんだのサ!」
────オープニングムービーより。
概要
『星のカービィスーパーデラックス』および、そのリメイク作品である『星のカービィウルトラスーパーデラックス』に収録されているシナリオのひとつ。
ミルキーロードの星(ステージ)をすべてクリアし、銀河の大彗星ギャラクティック・ノヴァを出現させ、太陽と月が仲直りするように願うことが本シナリオの目的。
本シナリオでは普通に敵を飲み込んでもコピー能力を得る事が出来ない(クラッシュやスリープ等の一発系を除く)。
各地の惑星に眠っているコピーのもとデラックスを手に入れる事でコピー能力を好きな時に呼び出して使えるようになる。
ステージ紹介
本作に収録されているその他のシナリオとは異なり、最終ステージを除くどのステージからでも挑戦することができる。
以下の記載順はミルキーロードを繋ぐ星の順番に準拠している。
BGMは他のステージで流れていたものが流用されているほか、ボスも既存のキャラが再登場する。
- 草花の星フロリア
扉に入るごとに風景が四季折々に変化するステージ。
アイス、カッター、ファイターのコピーのもとデラックスが手に入る。
BGMは「白き翼ダイナブレイド」の「ピーナツ平野」、ボスはツインウッズ。
- 水の星アクアリス
ステージの殆どが水中で、終盤には水流を使った迷路が存在する。
パラソル、ソード、ビームのコピーのもとデラックスが手に入る。
BGMは「メタナイトの逆襲」の「海ステージ」、ボスはファッティホエール。
- 大空の星スカイハイ
[pixiimage:2216145]
どこまでも青空と白い雲が広がるステージ。後半は迷路のような小部屋を移動する。
ジェット、ホイール、ウィングのコピーのもとデラックスが手に入る。
BGMは「白き翼ダイナブレイド」の「キャンディ山」、ボスはクラッコ。
- 灼熱の星ホットビート
燃え盛る溶岩に覆われたステージ。正確なホバリングが要求される。
ファイア、スープレックスのコピーのもとデラックスが手に入る。
BGMは「洞窟大作戦」の「地底の木々エリア」、ボスはガメレオアーム。
- 洞穴の星ケビオス
洞穴内各地で中ボスと戦うダンジョン探索風味のステージ。
ボム、ハンマー、ストーンのコピーのもとデラックスが手に入る。
BGMは「白き翼ダイナブレイド」の「ココア洞窟」、ボスは魔人ワムバムロック。
- 機械の星メックアイ
スイッチやエレベーターなど、機械の仕掛けが豊富なステージ。
BGMは「メタナイトの逆襲」の「戦艦ハルバード:甲板」、ボスはヘビーロブスター。
- 常夜の星ハーフムーン
常に夜の闇に包まれているステージ。各所で強風が吹いている。
BGMは「メタナイトの逆襲」の「戦艦ハルバード:艦内」、ボスはバトルウィンドウズ。
- ???
銀河のどこかにあると言われる謎のステージ。『スーパーデラックス』では「?」表記。
ある能力のコピーのもとデラックスがここに眠っている。
シナリオクリアには必ずしも立ち寄る必要はないが、ファイル全体のクリア率100%達成には必須。
BGMは「洞窟大作戦」の「休憩所」。
銀河の大彗星にて
※ネタバレ注意
銀河の大彗星ノヴァの元にたどり着いたカービィの願いはマルクによって妨害される。
彼は私利私欲のためにポップスターを手に入れようとギャラクティック・ノヴァに願った。
カービィは、マルクの願いを叶えるべくポップスターに向かうノヴァ、そして本性を現したマルクを倒すべく、スターシップに乗ってノヴァ内部へと向かうのであった。
- 銀河の大彗星ギャラクティック・ノヴァ
最終ステージ。すべての星(???を除く)をクリアすると出現。
ノヴァ内部を横スクロールSTGで進んでいく。
ボスはギャラクティック・ノヴァの核およびマルク
BGM
作曲者はいずれも石川淳氏。
エンディング
正式曲名:「銀河にねがいを:スタッフロール」
実質的に本作全体のエンディングテーマとなっている一曲。
ポップながらもどこか切なさが漂う曲調で、人気は非常に高い。
『USDX』ではキーが半音低くなっている他、同作のサウンドトラックではボーナストラックとしてオーケストラver.が収録。このバージョンでのフレーズは『スターアライズ』のゲームモード「星の○○○○」のエンディングテーマ「明日からもずっと、ベストフレンズ。」(「あしたはあしたのかぜがふく」・「エンディング・デモ」とのメドレー)でも使用された(いずれも編曲者:安藤浩和)。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では「あしたはあしたのかぜがふく」とのメドレー「星のカービィ:STAFF ROLL」(編曲者:森正樹)が収録された。
『星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート』及び『星のカービィ30周年記念ミュージックフェス』でも演奏される(いずれも編曲者:酒井省吾)、カービィカフェのCDでは石川氏によるセルフアレンジ「ゴハンをたべてゆめをみて」が収録されるなど、ゲーム外でも聞ける機会は多い。