概要
『X−MEN』シリーズのスピンオフである無印、『2』の続編にあたるが、これまで製作を担っていた20世紀フォックスがディズニーの傘下になったので、製作はマーベル・スタジオが引き継ぐ形となり、今作はMCUに含まれるものとなる。
タイトルにもロゴが追加されているが、リブートではない模様。
またディズニーに入った事で「対象年齢が全年齢になり、エログロな描写が無くなるのでは?」と危惧されていたが、従来の雰囲気をそのままに制作されると発表され、よってMCUでは映画初となるR指定作品になる予定。
※ドラマまで拡げるとNetflix版『デアデビル』、『ウェアウルフ・バイ・ナイト』、『エコー』などがある。
しかもそれを示唆するかのように、予告でのマーベル・スタジオのロゴが赤く染まっていた。
仮題は『デッドプール3』。
変更となった理由は恐らく客演するウルヴァリンも主役級の扱いがされる為だと思われる。
その為、今作は『デッドプール』の3作目であると同時に『ウルヴァリン』の4作目とも言える作品になっている。
主演はライアン・レイノルズが続投。
監督は『フリーガイ』『アダム&アダム』などでレイノルズとタッグを組んだショーン・レヴィ。脚本は過去2作にも参加していたレット・リース&ポール・ワーニック。
キャラクター
括弧内は演者。
シリーズのレギュラー
- デッドプール / ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)
ご存知主人公。
今作ではスーツが新調され、コミック版に近い派手なカラーリングになっている。
<みんな、ただいま!
- ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)
ウェイドの恋人。
<死んじゃったけど俺ちゃんが色々やって復活させた。
- ドーピンダー(カラン・ソーニ)
タクシーの運転手。
<俺ちゃんのパシリ。
- ブラインド・アル(レスリー・アガムズ)
盲目の老婆。
<俺ちゃんの同居人。
- コロッサス(ステファン・カピチッチ)
金属の肉体を持つヒーロー。
<脇役その1。
- ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)
コロッサスの部下。
<脇役その2。
ネガソニックの恋人。
<脇役その3。
- ピーター(ロブ・ディレイニー)
『2』においてX-FORCEに参加した一般人のおじさん。
<こっちも死んじゃったけど俺ちゃんが復活させた。
- シャッタースター(ルイス・タン)
前作で死んだはずだが、何故か特報では冒頭のシーンに登場。
<多分、俺ちゃんがピーターと同じく生き返らせたんだと思う。
<残念!!
カムバック
本作におけるデッドプールのバディ。
『LOGAN/ローガン』で卒業したはずのあの男がカムバックするが、告知動画内でのジャックマン曰く「『LOGAN』のウルヴァリンとは別人」とのことで、2023年7月に解禁された撮影現場の写真では、それまでの『X-MEN』シリーズとは異なるコミック準拠の黄色いスーツ姿が確認できる(参考)。
<俺ちゃんの中の人が「出演してくれ!」って頑張ったよ!
- エレクトラ(ジェニファー・ガーナー)
Netflix版ドラマシリーズで演じたエロディ・ユンではなく、2003年の映画『デアデビル』およびそのスピンオフである映画『エレクトラ』で演じたジェニファー・ガーナーが18年振りにカムバック。
ちなみにジェニファーは『アダム&アダム』ではライアン演じる主人公の母親役を演じたりと、ライアンとは何かと縁のある俳優だったりする。
彼女の復帰や、デアデビル役だったベン・アフレックが撮影現場にいたという報道を受けて、他の旧20世紀フォックスが制作した作品のキャストにも期待が大きくなっている。
- パイロ / ジョン・アラダイス(アーロン・スタンフォード)
『X-MEN2』『ファイナル ディシジョン』から久々のカムバック。演者に合わせて成長している。
<ライターでカチャカチャしてたら負けちゃうぞ。
新規登場
- (エマ・コリン)
- ミスター・パラドックス(マシュー・マクファディン)
ロキの身柄を拘束し、あるミッションを課すが、その目的とは…?
<俺ちゃんの誕生日パーティーを台無しにしやがって。
ライブラリ出演
いずれもTVAがデッドプールに見せた映像で登場。
<諸先輩方、不束者ですがよろしくお願いします。
関連動画
告知動画
予告第1弾
その他
本作はフェイズ4~6の「マルチバース・サーガ」に含まれるので、以降もライアン・レイノルズ演じるデッドプールが登場する可能性が高いが、キャラクターとの共演自体は『フリーガイ』の宣伝におけるコーグで既に実現していたりする。