「オレの家族は妖精の尻尾だ 家族の敵はオレが潰す!!!!!」
概要
23歳→24歳(アルバレス編)→25歳(最終回)。左胸下に紋章がある。好きなものは最強、嫌いなものは弱者→弱い自分。
雷魔法を使いこなすS級魔導士。戦闘力は極めて高く、ナツでもガジルと協力してようやく相打ちに等しい白星を得たほどで、第3部では聖十大魔導候補に擁立されていた(本人は嫌がっていたのと、ラクサスの素行の悪さもあって評議員側も保留にしていた。)。
マカロフの実孫で、闇ギルド「大鴉の尻尾」のマスター・イワンを父に持つ。
常にヘッドフォンを付け、サウンドポッドという魔導式音楽プレイヤーが繋がっている。好きな音楽のジャンルはロックとクラシックを融合させたもの。
初期は葉巻を吹かしていたが、妖精の尻尾除名後は禁煙している。復帰後は葉巻もヘッドフォンもしなくなっている。
逞しい身体と精悍な容貌を有し、大舞踏演武の際には女性たちから付きまとわれるなどのモテぶりを見せた。
序盤でミラさんに粉を掛けるような発言をして激怒させていたが、気があるのかどうかは不明(ルーシィ曰く「ラクサスはモテるから絡む女の人も多くて本命とかわかんない」)。
来歴
アイストレイル
最終話、ナツが妖精の尻尾に入った日のシーンで登場。グレイが友達から来た手紙を読んでいるのを見てカナが「彼女か~?」などと揶揄ったことで不安に駆られるが、野郎から来たものだと知って安堵するなど年相応の少年らしい言動をしている。
第1部
幼少時は祖父を「じーじ」と呼ぶなど敬愛していたが、青年時から反抗的になり「マスターの座を譲れ」と度々迫るようになる。
そして、「幽鬼の支配者」との一件や「妖精の尻尾」に対する周囲の反応、ガジルやジュビアを受け入れるギルドの現状にしびれを切らし、収穫祭の直前に「バトル・オブ・フェアリーテイル」を開催、マスターの地位の簒奪を目論む。
冷酷非道な言動と相手をバカにする態度のため、ギルドメンバーをとても大切にするナツや同じS級魔導士のエルザとは仲が悪く、ミラジェーンをはじめとする多くのギルドメンバーからも嫌われているが、それとは裏腹に仲間を想う純粋な心も秘めており、「妖精の法律」でマグノリアもろともギルドを壊滅せんとしたが、失敗に終わる(「妖精の法律」は「術者が敵と認識した者以外に効果がない」という性質があり、ラクサスがギルドのメンバーを敵と認識しきれていなかったことを暗に示す形となった)。
「バトル・オブ・フェアリーテイル」騒動終結後、マカロフから破門を言い渡されるが、昔と同じように祖父を「じーじ」と呼び、収穫祭においてナツやマカロフ達からのメッセージを受け取り、涙ながらにギルドを去っていった。
その後は放浪生活を送っていたが、マカロフの危機を感じ取り『悪魔の心臓』マスターハデスとの決戦に乱入。一矢報いるも倒すには至らず、残った魔力をナツに貸し与え後を託す。
第2部
天狼島からの帰還後は、四代目マスターとなったギルダーツの置き土産としてギルドに復帰した。放浪生活を送っていたこともあり、今までとは裏腹に人付き合いも良くなっており、ギルドメンバーとの交流も深くなって来ている。
この時から原作やアニメ版含めて、仲間想いな面が前面的に出るようになっており、仲間に対して少々不器用ながらも優しさや思いやりも見せるようになっていった。
大魔闘演武ではBチームとして出場し、大鴉の尻尾の悪事を暴き、評議会へと連行させた。実際の描写はないが、滅竜魔導士のため、実は乗り物には弱いらしいことが判明する。
最終日には聖十大魔導の一人にして、人類なら最強に位置するジュラを死闘の末に勝利して見せた。
冥府の門との戦いではテンペスターを一瞬で撃滅するものの、彼の残した魔障粒子により病に倒れることとなる。明日をも知れぬ命となったが、グレイがテンペスターを氷漬けにしたことで魔障粒子抗体をポーリュシカから投与され、息を吹き返した。
終戦後はもっと強くならなければ仲間を護れないことを痛感し、雷神衆の3人を抱きしめ、修業をやり直すことを誓った。
この後は一時期青い天馬で(雷神衆共々)世話になっていたようだが、性格故に接客業にはテンで向いていなかったらしい。それでも、客としてやって来た女性達からはモテモテだったが。
第3部
1年が経過し、更に精神的にも戦闘力の面も強くなった。(あのナツですら、妖精の尻尾解散命令を受けた際には「ラクサスあたりをマスターにして続けられるだろ!」とマカロフに食って掛かるほどだった)
アルバレス帝国のスプリガン12が一角アジィール・ラムルに窮地に追いやられたマカロフ達を救い出し、核爆発ほどもあろうかと思われる大雷撃を浴びせ砂津波を弾き飛ばすというバケモノじみた魔法を見せた。
ゼレフ(アルバレス皇帝)率いるスプリガン12マグノリアに侵攻を掛けるとワール・イーヒトの本体を叩き、完治していなかった魔障粒子中毒の発作により窮地に立たされるも、ワールの能力を利用して全ての魔障粒子を消し去り、ワールを完全破壊に追い込んだ。
直後、ナインハルトによって作り出されたハデスの幻影に追い詰められるもかろうじてこれを撃破し、バケモノ2連戦にさすがに疲れ果てて本部へと帰参した。
アイリーンによって凶暴かつ強力になった膨大な軍勢からギルドを救うために命を懸けて散ったマカロフを想い悲しむメイビスに手を差し伸べ奮起させた。
後にマカロフが息を吹き返した瞬間に立ち会った時は、子供の頃に言っていた「じーじ」と呼び、普段のラクサスからは想像できないくらいに号泣し、その復活を喜んだ。
最終決戦においては他の滅竜魔導士共々アクノロギアの魂との最後の戦いに挑んだ。
魔法
第二世代の滅竜魔導士。幼い頃は体が弱かったらしいが、父親に魔水晶を移植されたことで、強力な雷の滅竜魔法を使えるようになる。
レイジングボルト
雷の滅竜魔法
子供のころは体が弱かった為、イワンにより体内に滅竜魔法の魔水晶を埋め込まれている。
雷竜の咆哮(らいりゅうのほうこう)
口から強力な電撃を繰り出す。
雷竜方天戟(らいりゅうほうてんげき)
雷で方天戟を創り出し、敵に目がけて投げつける。
雷竜の顎(らいりゅうのあぎと)
巨大なドラゴン型の雷撃で相手を貫く。
術式魔法
フリードから教えてもらった。
妖精の法律(フェアリーロウ)
冒頭で記したので省略。