本来の意味
見せしめのために公衆の面前で行われる処刑をさし、この定義を「本義」と呼ぶ。
2019年のオウム真理教の死刑執行ではテレビ特番も組まれた。
pixivにおける意味
pixivで本義として用いられる場合、R-18タグまたはR-18Gタグと併用される場合がある。
イスラム教における意味
なお、イスラム圏においては本義の刑罰の意義は異なり、イスラム法によれば「処刑にはイスラム教徒を立ち会わせなければならない」と定められており、さらに犯罪被害者に家族がいる場合は彼らを処刑に立ち会う権利が存在しているが、この法律による処刑はモスクで行われるため、基本的にモスクへの立ち入りが禁止される異教徒には公開される事は無い( ただし隠し撮り等によるネット等での公開事例は存在する )。
派生した意味
本義から転じてネットスラングで以下の意味にて使用されることがあり、これらを「転義」と呼ぶ。
- 大勢の前で辱めを受けることを指し、例えばpixivのR-18投稿作品におけるシチュエーションの一つであり、非R-18投稿作品でも恋愛告白、周知プレイなどのシチュエーションを描いた絵にこのタグが貼られる場合がある。
- ベッドの下に隠していたエロ本や自分の恥ずかしい過去、例えば黒歴史等を晒される、または意図的に晒す行為を転義1に例えたもの。非R-18作品では、作成した本人が恥ずかしくなるような過去作品等やそれを基にしたネタをアップロードすることなどに対して使われる。
- アイドルや声優などが本職のモデルや俳優などと並ばされ、背の高さ、足の長さ、顔の大きさ、スタイル等を比較され晒し者状態になることを指し、ネットでは一般的にこの意味で使われることが最も多い。
- 漫画・アニメ・ラノベなどで「クール系」又は「シリアス系」等の設定を持つキャラクターが、その設定が崩壊しかねない恥ずかしいシチュエーションに放り込まれたファンアートに、このタグが貼られるケースがある。
- 野球においては、相手チームに大差を付けてのワンサイドゲームを指す。特に、「5回終了時点で10点以上、または7回終了時点で7点以上の得点差がある場合には、新しいイニングには入らない」コールドゲームの規定がある高校野球の全国高等学校野球選手権大会( 夏の甲子園 )都道府県大会で用いられることが多く、この用法は最初期の2ちゃんねる野球板が発祥とされ、野球板分割で生まれた野球chやその流れを汲むなんJでは、本来「双方が大量得点の応酬となる試合」を意味する「馬鹿試合」に取って代わられている模様。
- サッカーにおいては、格上のチームが格下相手にボールを満足に持たせず圧倒的なボール支配率で翻弄し、前半のうちに3-0以上の大差をつける試合呼ぶことも。
関連イラスト
本義の公開処刑のイメージ
転義の公開処刑のイメージ
転義1のパターン
転義2のパターン
転義3のパターン
転義4のパターン
転義5のパターン
転義6のパターン
関連タグ
汎用:晒し者 いともたやすく行われるえげつない行為 辱め 見せしめ
本義:処刑場 処刑 ニコラエ・チャウシェスク マリー・アントワネット ゴールド・ロジャー
転義1(R-18/G):エロ処刑 拷問 羞恥プレイ(非R-18/Gでも併用される場合あり)
転義1(非R-18/G):特別な気分
転義2:新旧比較
転義4:キャラ崩壊 無理すんな ババァ無理すんな ゆりさん無理すんな(『ハートキャッチプリキュア』の月影ゆりに特化) あんこう踊り(『ガールズ&パンツァー』関連。あんこう音頭も参照)
転義5:高校野球 なんでや!阪神関係ないやろ!(33-4とも。プロ野球2005年日本シリーズの結果に由来 ) 馬鹿試合(プロ野球)
転義6:サッカー