CV:坂口候一
概要
『無印』2話から登場しているムサシのポケモンで、AG6話まで活躍した彼女の代表的なポケモン。コジロウのマタドガス同様、性別はオス(ピカブイ)。
サカキからお中元で貰ったらしい。
コジロウのマタドガス同様、基本的にやられ役のポジションだが、要所要所では健闘を見せる事も多い。もっともアーボックに限らず、ロケット団のポケモンたちは皆ポテンシャルに優れた「やればできる子」揃いである。
ムサシのことを主人として大切に思っており、悪事をしたり、サトシたちのポケモンと対抗したりすることもあるが、あくまでムサシの命令だからである。はぐれた際は探し回り、再会時に喜ぶ様子から彼女の事を慕っていることが分かる。
17話ではニャースたちにポケモントレーナーに対する独特の価値観を語っており、同話のヤドンの屋台のシーンでは普段の劇中での扱いから泣きながらムサシ(というより人間)への不満をぶちまけていたが、たとえ仲間のニャースでも彼の命令は聞き入れない(コジロウのドガースも同様)。
ドガース共々、ムサシ達の命令がなければサトシのピカチュウ達にはさほど敵対心はないらしく、トレーナーとはぐれてしまったポケモン同士で共に木の実を食べたり一夜を共にするなど協力していた。(曰く「ポケモンがわるいことするのは、ごしゅじんがわるいから」とのこと)。
ピカチュウ達からも食事中拘束されていたニャースと違って警戒されておらずヒトカゲからも「たいへんですねえ」と心配されていた。ただフシギダネが「すてられたんだ」と言い始めた際は「すてられた?おれたちも?」と一瞬だけ不安になったりもしていた。
一方のムサシも、266話でロケット団手持ちメンバーの誰かを交換の対象に選ばねばという状況で、彼女の口から「アーボックはアーボの時からコンビ組んでるから絶対ダメ!!」と強く言われているように、確かな愛情、信頼を抱かれている
ニャースによる通訳によると一人称は「おれ」。
登場したての頃は、捕食に近いシーンもあった。ピジョンを丸呑みにしようとするシーン(ムサシの「アーボ呑み込んでおしまい」と言う命令により)やバタフリーに噛みつくシーン(キャタピーの時に負けているので、復讐だと思われる)は、丸呑みフェチにとっては、興奮したのではないかと思われる。
また、バタフリーに噛みつくシーンはムサシの命令は無いので、お腹をすかせていたと思われる。(のちにバタフリーは、タケシのズバットの超音波で助けられる)
31話でコジロウのドガースがマタドガスになると同時に進化。
アーボックになってからはそのキャラクターデザインから、より表情が豊かになった。
また進化前は泳げなかったが、進化後は水中戦をこなせるようになる。
AG6話にて、ポケモンハンターに狙われていた野生のアーボやドガースたちを救うため、「そのアーボ達やドガース達にはあんたたちが必要」「あんな酷いやつにかわいいお前達を渡すわけにはいかない」と言うムサシ、コジロウ、ニャースがバンギラス相手にみだれひっかきで時間稼ぎをしてる間にコジロウのマタドガスと共に涙を流しながら長い間世話になった主人の元を去る。
ロケット団のポケモンとはいえ、無印第2話から登場していた最古参キャラのアーボックとマタドガスの離脱に悲しんだ視聴者も多いであろう。
別れた後もムサシはアーボックデザインの小物(ペン・ルアー・マグカップなど)をたびたび使用しており、彼女にとって思い入れの強いポケモンであることが窺える。
最終章「めざせポケモンマスター」の第9話では回想のみ登場。
使用技
「どくばり」 「まきつく」 「あなをほる」「かみつく」
「ようかいえき」「へびにらみ」「ずつき」 「たいあたり」
「どくどく」 「すてみタックル」
関連タグ
ロケット団のポケモン達
- ロケット団のニャース:手持ちでなく団員扱い
- ムサシの手持ち
- コジロウの手持ち