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編集者:稲羽
編集内容:蓮ノ空104期地区予選における開示情報について

漫画版では

『電撃G'sマガジン』2012年6月号(2012年4月末発売)掲載の、鴇田アルミによる漫画版『ラブライブ!』第6話にて初出。

大会の主催者がUTX学園となっており、優勝の副賞がUTXへの編入権であるため、西木野真姫矢澤にこはこれを狙ってスクールアイドル活動を始めた。

大会の詳細について、話がそこまで進んでいないため不明だが、夏に開催されることが言及されている。

コミックス4巻の25話では投票形式であること、知人友人を動員しての組織票が普通に行われていること、IPアドレスのチェックは一応行っていることが明らかになった。真姫は2回線を使って二重投票を行おうとしたが、にこに制止された。(規約違反自体が理由ではなく、金次第で有利になる事が許せないという理由から)

おだまさる氏による漫画版『ラブライブ!サンシャイン!!』でも詳細は不明だが、初代優勝グループはμ'sである。

ただし、こちらは初期メンバーが3人とされており、漫画版『ラブライブ!』(の初期メンバーは4人)と矛盾する。

アニメ版

TVアニメ版では全シリーズで開催され、大会の内容がより詳細に描写されている。

回を重ねるごとに大規模化していくものの、第2回以降から「大会指定の会場または出場校のスクールアイドル自身が用意するステージでライブを行う」「出場ステージは3つ、それぞれ一度ずつライブを行う」「ライブの模様をネット中継する」「勝敗は予備予選(地区予選)は後日公式サイトにて発表、以降は観客からのリアルタイム投票で決する」というシステムを採用しており、芸術系の競技で良く見られる「審査員による採点」は導入されていない。

順序としては、予備予選にて上位で通過したグループによる地区予選(第2回以降から)、全国ランキングの上位校(第1回のみ)もしくは各地区の代表校(第2回以降から)による東京での本大会というもの。

大会で披露された各校のライブはネットまたはテレビで視聴する事が出来、アーカイブは動画サイトで視聴可能。東京の都市部では街頭モニターで放映も行っている。

開催時期は『ラブライブ!』(以下『無印』)、『サンシャイン!!』では夏季と冬季の年2回の開催、『虹ヶ咲』と『スーパースター!!』では冬季のみの年1回の開催となっている。

出場枠に関しては、第2回(無印)と『スーパースター!!』では都道府県代表制に近いシステム、『サンシャイン!!』では複数の都道府県をいくつかのブロックに分ける形を取っている。

楽曲においてもエントリー時点で篩にかけるため、第2回以降からは「未披露のオリジナル楽曲であること」が条件となった。

『サンシャイン!』TVアニメ1期2話においても、上記で述べた条件が最初の難関だと明言されている。以降のシリーズでは明言されていないが、どのシリーズでも主人公グループとライバルは大会への出場毎に新曲を披露している。また大会直前のエピソードにおいても、主人公たちが作曲やダンス練習に四苦八苦している姿が見られている。

大会に出場できるのは高校生の間のみとされており、中学生以下のキャラクターや、もうすぐ高校を卒業してしまうスクールアイドルが悔しがっている描写がある。

一方で、『虹ヶ咲』や『スーパースター!!』では、学校法上、高校と認められていないインターナショナルスクール所属の女子高生が大会に出場しているY.G.国際学園ウィーン・マルガレーテ)。

対して、現実世界の甲子園(選抜高校野球大会全国高校野球選手権大会)ではインターナショナルスクール所属の学生は出場できない。

これについては、学校法が現実と違うのか、それともラブライブ!のルールが緩い(法律上、高校ではない学校に所属していても参加は可能)のか、公式からの説明はない。

優勝校には、運営側より優勝旗とトロフィーが授与され、優勝旗は優勝グループが保持する。

優勝旗とトロフィーのデザインは『ラブライブ!』~『スーパースター!!』まで変わっていない。

大会出場校への記念品として、『サンシャイン!!』では夏季大会の東海地区予選で敗退したAqoursに2色のボールペンが、『スーパースター!!』1期での東京大会で2位に入ったLiella!(の1期生)にアクリルトロフィーが贈られている。

初代』と『ラブライブ!サンシャイン!!』の冬季大会での優勝校にはアンコールステージが用意されており、『ラブライブ!』ではμ'sが、続編の『サンシャイン!!』でもAqoursが、衣装を替えてそれぞれ披露している。

実際のアニメシーンにおいて、対戦相手のMV制作に割けるリソースが取れないためか、ライブ対決として描かれることはあまりない。

特に全国大会では、これまで放送された3作品全てにおいて「主人公グループのライブシーンだけが描かれ、他の参加校の描写は一切ない」という結果となっている。

その作品の主役グループ+ライバルグループ(またはソロ)のMVが披露されたことによって、ライバル対決と呼ぶことが出来るのは以下の3回。(先攻が前)

そのうち、『無印』はどちらも最終予選に進出(順位はA-RISEが上)、『サンシャイン!!』では(結果に関しては)何も言われなかったので、勝敗が明確に描かれたのは『スーパースター!!』が初となる。

無印

第1回・2回の本戦会場は東京都中央区晴海(晴海客船ターミナル)にて行われている。

見てもらえば分かるように、第1~2回で優勝したのは共に東京ブロックのスクールアイドルである。

第1回

アニメ1期7話~12話にて開催。加算されたポイントが高い上位20組が9月に行われる本戦の出場権を獲得する。

μ'sはエントリー時期のメンバーの体調不良を理由に出場を断念。

優勝グループはA-RISE

第2回

アニメ2期3話~12話にて開催。ライブをネット中継する点は前回と同様だが、全国で総合ポイントを稼ぐ方式からブロックごとに区分けされたエリアを勝ち抜いたスクールアイドルが本戦への出場権を得られるという方式に変更された。

予備予選(新曲でライブを行う事が絶対条件)で各ブロックから上位4組が、最終予選で4組の中から1組が選ばれ、決勝で各ブロックから勝ち抜いたスクールアイドルが頂点を争う。

予選は秋(明確な時期は不明だがおそらく10月~11月)、最終予選は12月、決勝は年明けの3月に行われる。

優勝グループはμ's

第3回

劇場版にて企画進行中の次年度夏季大会。

本戦の会場はアキバドームが検討されているが、これまでの大会とは桁違いの規模になるため、そのカンフル剤としてμ'sに海外公演を依頼した。

更に合同ライブの成功により、無事に開催されることになる。

サンシャイン!!

無印同様、夏季と冬季の2回で開催されており、本戦はアキバドームで開催される。

過去に行われた大会で優勝したμ’sとA-RISEの影響は凄まじく、昨年度の大会だけで7236組ものスクールアイドルが出場申請を行なった事が明らかになっている。これは第1回の10倍以上らしい。

『サンシャイン!!』の時系列が無印の何年後なのかが不明であるため(少なくとも「ラブライブ!5周年記念」の雑誌が購入できる年)、この大会以降のラブライブ!は全て第○回大会かは言及されなくなった。

1期時系列(夏季)

アニメ1期11話〜1期13話(東海地区予選)、2期1話の前まで開催。

優勝グループは不明。

Aqoursは惜しくも東海ブロックで予選敗退。北海道ブロックを制したSaint Snowは8位入賞を果たした。

2期時系列(冬季)

アニメ2期3話〜2期12話にて開催。

優勝グループはAqours。

なお、この決勝でようやくアキバドームの外観が明らかになり、現実の東京ドームと判明している。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

1期3話において初めて言及されたが、この作品の主役グループである虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の活動方針に「ラブライブ!には出場しない」という決まりがあるため、詳細は不明。せつ菜曰く、「スクールアイドルなら誰しもが目指す大会」であるらしい。

それからしばらく間が空いて、2期5話及び2期7話にて再び話題に上る。

2期5話では、「スクールアイドル記念館」が登場(実在のモデルは「野球殿堂博物館」)。どうやらアキバドームの関連施設であるらしい。

特別展示「スクールアイドルの軌跡」では、大会の優勝旗やトロフィーが展示されていた。これらはμ'sAqoursがかつて勝ち取った物と同じデザインである。

当館のミュージアムショップでは、各種ロゴ「LoveLive!」「LOVE LIVE」「ラブライブ!」がデザインされた服飾系グッズやぬいぐるみやCD等の商品が販売されている。

上記の2作と異なり、2期エンディングでの協力クレジットに「東京ドームシティ」が入っている。

2期7話では、かつて紫苑女学院のスクールアイドルとして活動していた三船薫子がラブライブ!への出場を目標にしていた事が言及された。

2期時系列(冬季)

2期11話で、東京大会をオンライン形式で開催すると語られる。出場校の部員以外は会場に入れず、直接の応援もできない。

本作では東雲学院近江遥目線で間接的に描写されているのみに留まっている。

ちなみに、公式大会に出場することができる「スクールアイドル部」に昇格する話もあったが(部への昇格は希望制でもあることも同時に明らかになった)、部への昇格はせずに同好会のままで活動することとなった

2期12話において、東京大会が後述の『スーパースター!!』と同様、12月25日のクリスマス当日に開催される(アニメ化は虹ヶ咲が先だが、この設定が明らかになったのは『スーパースター!!』1期からである)。

会場のモデルは東京国際フォーラム(『サンシャイン!!』TVアニメ1期第8話において開かれたイベント『東京スクールアイドルワールド』の会場モデルでもある)。

ステージ前には東雲藤黄、Y.G.、紫苑のみがいたが、他の学校のスクールアイドルも施設内にいたと思われる。

ラブライブ!スーパースター!!

大会規模のインフレ化が進み、大会の出場校も増えている。

そのため、本戦の開催地がアキバドームより収容人数がさらに多い神宮競技場(国立競技場(2代目))に変更された。

さらに予選方式も変更され、地区大会(都道府県の中での更に地区レベルの大会)の新設、各予選で地区ごとに課題が指定される(作中では「ラップ」「オンラインライブ」など)レベルとなっている。

1期時系列(冬季)

『スーパースター!!』1期における東京大会の開催日は12月25日のクリスマス当日となっており、冬季大会の東京代表はSunny Passion、2位にLiella!が入った。

優勝チームはSunny Passion。

  • 1期10話 地区予選 ≪課題:「ラップ」≫
  • 1期12話 東京予選 ≪課題:「オンラインライブ」(出場校でリモートライブをリレー)≫

少なくとも、本作でのラブライブ!は優勝へのハードルがかなり上がっているらしく、TVアニメ2期3話において、Sunny Passionの2人から「大会の歴史上、大会連覇を成し遂げた高校は一つも存在しない」と明言された。

もし本作がサンシャインと時間軸が繋がっていると仮定すると、(少なくとも)初代μ's2年生1年生は大会連覇を達成できなかったことになる。これは、高校進学後にアイドル研究部に入部した描写のある雪穂と亜里沙についても同様。

Aqours2年生1年生については、学校の統廃合によって高校が変わった関係もあるので、統廃合先のスクールアイドルとして出場して連覇を達成した可能性もある。夏冬連覇ではないものの、夏季ないし冬季大会で2連覇を果たした高校が存在している可能性もある。

2期時系列(冬季)

去年優勝したSunny Passionは、地区予選でマルガレーテに敗れて優勝(連覇)を逃した。冬季大会の東京代表はLiella!、2位にマルガレーテが入った。

優勝チームはLiella!。

『スーパースター!!』2期では、夏休み明けから予選が始まる。

8話で夏美の「勝負は人気投票によって決まる」という台詞があった。これまでのシリーズでもそれを匂わせる描写はあったが、明言されたのは今作が初めて

翌9話では(3話時点では中学3年生だった)マルガレーテも大会に出場している。「今回からは中学生でも大会に参加できることになったのか」と思われたが、マルガレーテが海外基準での9月入学を行ったため、高校生としての資格を得ていることが11話で判明した。

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』の活躍を描くアプリ『リンクラ』でも、大会としてのラブライブ!が描かれている。

『虹ヶ咲』や『スーパースター!!』と同様、秋季から冬季にかけての年1回開催。

  • 出場チーム数

蓮ノ空女学院103期のスクールアイドルクラブ(以下「蓮ノ空」)が3ユニットそれぞれでエントリーできたことから、1校当たり1グループしか出場できないというルールは存在しないことになる。

  • 開催開始時期

10月から開催。

  • 進行段階

「地区予選」「地方大会」「全国大会」の3段階に分けられる。

地区予選の「地区」がどこまでを指すかは明言されていない。

大会出場者が多いため、ライブの様子を動画で撮影しオンラインで運営に投稿するという形式を採っている。

各地区ごとに、複数のスクールアイドルが地方大会へ進出できる。

地方大会(ラブライブ!北陸予選)は、12月に開催。

前述の地区予選と同様、ライブパフォーマンスを披露することになるが、今回は(原則的に)指定された会場へ赴いて、全員が同じ場所でパフォーマンスをする(ただし、103期での蓮ノ空は自校で出された校則「ネット禁止令」を撤回させるため、またネット環境の有用性を示すために、敢えてオンラインでのリアルタイム配信で大会に出場することを希望し、運営側もそれを認めた)。

各地方ごとに、1組(ソロなら1人)のスクールアイドルが全国大会へ進出できる。

また、蓮ノ空は直前に参加者を変更し、3ユニットを合体して1組として出場した。

この際、運営側からは「(他の出場グループと比べて)不利にはなるがそれでも良いか?」と確認されたといい(With×MEETSより)、どういうルールなのかという謎を残した。

通常、蓮ノ空の学院生や(そのグループの)ファンが投票したものが3分割されずに1つにまとまるので、逆に有利になるはずなのだが……。

そのため、「一般投票ではなく審査員が投票する方式なのでは(通常なら3回あるはずのチャンスが1回に減るので、確かに不利ではある)」「固定票より浮動票が圧倒的に多いのでは(同)」「人数を増やすと何かしらのペナルティがあるのでは」等の推測がなされた。

全国大会は、1月上旬に東京で開催される。

蓮ノ空は103期〜104期における出場大会にて、持ち歌『Link to the Future』を計3回披露している。

歴代シリーズのレギュレーションと同じならば「披露楽曲は未発表のオリジナル曲である事」の規定に抵触するやり方だが、今回はその規定が無いため可能なのだと村野さやかが明言した。

披露楽曲一覧

大会予備予選(地区予選)地区予選(地方予選)決勝大会アンコール
『ラブライブ!』第2回大会Shocking PartyユメノトビラSnow halationKiRa-KiRa Sensation!僕らは今のなかで
『サンシャイン!!』夏季大会想いよひとつになれMIRAI TICKET
『サンシャイン!!』冬季大会MY舞☆TONIGHTCRASH MINDMIRACLE WAVEDROPOUT!?WATER BLUE NEW WORLD青空Jumping Heart
『スーパースター!!』1期ノンフィクション!!Starlight Prologue
『スーパースター!!』2期Chance Day, Chance Way!エーデルシュタインSing!Shine!Smile!未来の音が聴こえる
『蓮ノ空』102期DEEPNESS
『蓮ノ空』103期ノンフィクションヒーローショーKNOT千変万華Link to the FutureLink to the Future
『蓮ノ空』104期Link to the Future(104期Ver.)
編集者:稲羽
編集内容:蓮ノ空104期地区予選における開示情報について