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「大いなる無意識」

きょうかいにひびくなぞのこえ

通称「大いなる無意識」およびこの類語は、スクストにおける最も謎に包まれた用語。本作の全ての鍵を握ると考えられる、正体不明の存在である。
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それを「識った」ら、もう戻れなくなる。






注意:本項にはゲーム「スクールガールストライカーズ」の未確定事項を含む根本的なネタバレが含まれます。











概要編集


ゲーム「スクールガールストライカーズ」の本編や一部のストーリーを読んでいると、時折、どこから聞こえているのかもわからない、正体不明の「天の声」のようなものが登場することがある。

この正体不明の「天の声」には様々な呼び名があり、その全てが同一の存在を示しているのか、あるいは酷似しているだけの別の存在同士なのか、現状それは不明である。

本項では、全て同一の存在と仮定して解説する。



呼称編集


この存在はEp.1では「大いなる無意識」と呼ばれている。

曰く、「「条理」の深淵に飲まれ、「大いなる無意識」に取り込まれた者を「モルガナ」と規定する」とのことであり、この存在が真の黒幕であるらしいことが示唆されていた(これについては後述)。


Ep.3では「無意識の集合体」と呼ばれている。

モルガナ化が途中で止まっている雨森このえが、この存在の力を借りて「異装の女神」たちを「転生」させており、これが後にフィフス・フォースへと繋がっていく。


Ep.ChiralとChiral I/Oでは「エーテルの源流」と呼ばれている。

本項で紹介する中では唯一本編以外にも登場しており、湊小春加入の際のイベントストーリーにて、神装の二の舞のような謎のイメージを小春に見せたが、本編にこれに該当するシーンはなく(Chiral終盤が近しい展開になっていた可能性はあるが未確定)、これが何だったのかは不明。


Ep.V+では「統合意識」と呼ばれている。

「悪意の具現化」ロストはこの存在と類似する存在である可能性が推測されている存在である。しかし具体的な関係性は不明で、直接の関係性については今のところ知られていない。


以上のように、この存在は様々な呼称で呼ばれている。

これらのいずれが、この存在の真名なのかは不明である。というより、これまでにこの存在の真名が出てきたことがあるのか、そもそもこの存在に名前があるのかどうかについても怪しいところがある。

本項ではこれ以降この存在の名称について、特別な断りがない限り、学名と同じ命名先取権に則り、最初に登場した呼称「大いなる無意識」で統一する


容姿編集


この存在、「大いなる無意識」の容姿については情報がなく、今のところ何も知られていない。今のところ「大いなる無意識」は声でしか確認されておらず、何らかの実体を有する存在なのかどうかすらもわかっていない。


単純に「実体がない」もしくは「実数次元上に実体を持たない」ということであれば、その正体が高次元の超常現象であるグリーザや、夢の中の世界にしか存在しない魔デウスのような存在、とも考えることができるものの、グリーザは「超常現象を実体とする」ため視覚的虚像を生み、魔デウスは「夢の中でなら見ることができる」ため、どちらも既知次元の実体がなくともそれを認知する手段は確立されている。

しかし「大いなる無意識」にはこれらのような特徴があるかどうかすらもいまだ知られておらず、あらゆるオブリの中で最も不可解な存在と言える。…いや、そもそもオブリなのかどうかすらも不明なのだが(ちなみに、グリーザに類似する存在としてはロストが発生させた「無の渦」、魔デウスに類似する存在としては「ココロオブリ」が該当する)。


現状、「大いなる無意識」の「容姿」に関する唯一の情報は、Ep.1の終盤に美山椿芽に語りかけていたシーンであり、この時イメージとして宇宙を包み込む超巨大なモルガナの影が出てきていた。これ以外に「大いなる無意識」の「容姿」に関係があると思われるシーンは一切存在しない。

前述の通り、この時は「大いなる無意識」とモルガナには密接な関係性があるとされており、この描写はそれに関するものと考えられる。しかし同じモルガナでも、アビスは見た目に個体差があり、さらに後にエンドが現れたため、純粋に「「大いなる無意識」はモルガナの見た目をしている」とは言い切れない。

このような理由から、前述の「モルガナの影」が本当に「大いなる無意識」の姿と関係があるのかどうかは不明であり、「大いなる無意識」がどのような姿をしているかは不明である。


今のところ、「大いなる無意識」は常に「高次元空間に響き渡る天の声」としてのみ確認されており、確実に「「大いなる無意識」の姿」だと推測できる姿は知られていない。


正体編集


現在、「大いなる無意識」が具体的にどういう存在なのかは、はっきりしたことは何もわかっていない。そもそも「オブリ」なのかどうかすらも不明な存在のため、これを正確に定義付けることは極めて不可能に近い。

「大いなる無意識」という謎の存在が何者であるかを解明するための情報はただでさえ不足しており、しかも時空管理局による情報統制の影響もあり、現状、これ以上の情報が出てくるかどうかも不明である。


「意識」と「無意識」について編集

「大いなる無意識」や「統合意識」という呼称からもわかる通り、時空管理局側ではこの存在を理解するために、「意識」という概念を使って説明している。だがこの「意識」という概念、世界観の根幹に関わる重要な概念にもかかわらず、今なお詳細不明の未知の概念の域を出ていないのが現状である。


劇中描写によれば、「意識」とは我々の知る意識のことではなく、むしろ我々の知る霊魂に近しい概念であるらしい。しかしその説明内容はいずれも難解にして複雑怪奇、しかも説明される毎に説明内容が変化している。そのため、この概念に対する理解は進んでいない。

「無意識」についてはさらに説明が少なく、「意識」とは対になる概念らしい、ということくらいしかわかっていない(同じく「無意識」から生じたとされるロストの詳細が不明な理由でもある)。


このような理由から、「意識」「無意識」という概念による「大いなる無意識」の説明は今のところ不可能である。


現在判っていること編集

結局のところ「大いなる無意識」の正体は2024年現在も不明である。しかし完全に不明というわけでもなく、限られた範囲であれば判明していることもある。


・「大いなる無意識」は常に「天の声」としてのみ姿を現す。それは「声」として認知され、高次元空間においてどこからともなく響いてくる。


・「大いなる無意識」は少なくとも人間の言語は自在に使える知性体である。ただし生命体かどうかは不明で、生命体かどうかを示唆する描写もない。


・「大いなる無意識」は各々の呼称からもわかる通り、他の存在からは常に「何らかのエネルギーの集合体」と認識されている。


現在、この存在の正体に関する情報はこれだけである。これらの情報が何を意味するのか、これ以上のことが今後明かされるのかどうかは、一切不明である。

しかし、少なくとも「大いなる無意識」という存在は劇中世界観として実在し、何らかの高次元的エネルギーの集合体として認知される、未知の超常的高次元知性体である、ということは判明している。


なお、Ep.V+では「6次元時空に存在する」とも言われているが、詳細は不明である。

時空管理局との関係編集


そんな未知の存在である「大いなる無意識」だが、以下に述べる通り時空管理局との密接な関係が示唆されている。ただし直接的な示唆は今のところほぼなく、あくまでも間接的な示唆に留まっている。

時空管理局もまた、その正体や目的がことごとく謎に包まれた存在であるが、その時空管理局との関係については、劇中世界観的に重大な内容も多い。


・時空管理局の実権について編集

当該項目でも述べた通り、時空管理局の実権の所在は明かされていない。局長の桃川紗々はお飾りに過ぎず、実際の統帥権が別の存在にあることは判明している。しかし、それが何者なのかと問われると、現状結論は出ていない。そんな中で、この存在が現状の最有力候補となっている。

現在、時空管理局は「エテルノ計画」による大規模な軍拡を続けている。そして、この軍拡の要となるのが、「エテルノ計画」の実動部隊「フィフス・フォース」であるが、その選出基準は、サービス開始以来の長年の謎の1つでもある。そして、少なくともこの選出基準に「大いなる無意識」が関係している可能性が示唆されているのである。


Ep.3では、フィフス・フォースの選定基準として「エンドのデスゲームの犠牲者「異装の女神」を「転生」させた者」であると明かされ、同時にキャラメル・スピカの失踪が「基準に合致しないことによる強制解散」だったことも明かされた。しかしこの基準、約1年後に湊小春の加入が認められたことと矛盾しており、長年の未解決問題として知られていた。

ところがこの問題、「大いなる無意識」との関わりに注目すると話が変わってくる。というのも、劇中で「大いなる無意識」と関わりを持った人物(Ep.1の美山椿芽モルガナ(折江幹子もしくは千嵐麻衣)、Ep.3の雨森このえと(おそらく)雨森果(=エンド)、Ep.Chiralの湊小春、Ep.Chiral I/Oの水鳴かな(=ミネルヴァ))はいずれも、その後のフィフス・フォースの選定に関わってくる人物ばかりであり、唯一人間ではないテミスについても、Ep.V+最後に「転生」の後、2024年現在もまだ生きていて、なおかつエテルノ(=フィフス・フォース側)と何らかの関わりがあり続けているらしいことが判明している。

特に湊小春はEp.Chiral終盤から加入前後にかけて、「エーテルの源流」と頻繁に接触しており、「大いなる無意識」がフィフス・フォースの選定に深く関わっている可能性は高い。


時空管理局が何のためにフィフス・フォースを運用しているかはわかっていない。また、時空管理局と「大いなる無意識」との力関係について、たしかなことは何もわかっていない。

しかし、少なくともフィフス・フォース関連において、「大いなる無意識」が強い権限を有していることが推測でき、最低でも「エテルノ計画」関連の実権を握っている可能性が高い。


・「目的」と「隠蔽」について編集

時空管理局との強い関わりを示すもう一つの要素として、「時空管理局が隠蔽しようとしたものを、「大いなる無意識」も隠蔽しようとしたことがある」という点がある。

時空管理局はこれまで、様々な「不都合な真実の隠蔽」としか思えないような挙動を見せており、劇中描写として様々な矛盾を抱えている。その隠蔽している情報には時空管理局の正体や真実にまつわるものも多いが、その隠蔽工作や妨害工作に、「大いなる無意識」が関わっているものがある。

最も確実にそれが描写されているのが、「条理」に関する内容である。


Ep.1の終盤に、夜木沼伊緒とモルガナの問答が行われ、その中で「モルガナ化」と「条理」について伊緒がモルガナに尋ねている際、「それを識ってはいけない 識ってしまったら、もう戻れなくなる」と警告している存在が確認されている。この存在の正体は「大いなる無意識」であると考えられており、このことから「大いなる無意識」は、何らかの理由で「モルガナ化の真実」を隠匿しようとしていることがわかる。


さらに興味深いのは、Ep.3で緋ノ宮二穂高嶺アコらが時空管理局の正体や目的について調べていた時、前述の「大いなる無意識」のセリフとほぼ全く同じセリフで、ティエラが彼女たちを妨害したのである。

周知の通り、ティエラは時空管理局側の人物であり、ティエラと「大いなる無意識」が同じようなセリフで真実を隠匿したことは、ただの偶然とは考えにくい。


こうしたことから、「大いなる無意識」は時空管理局と同じ目的で、同じ真実を隠蔽していることがわかる。そこからさらに掘り下げれば、すなわち「大いなる無意識」と時空管理局は、同じ目的を持って行動している可能性が高いということになる。


・「モルガナ化」について編集

前述のモルガナと「大いなる無意識」の関係についてだが、これは何を「モルガナ」と定義するかによって両極端に変化する

前述の通り「「条理」の深淵に飲まれ」「「大いなる無意識」に取り込まれた」存在を「モルガナ」と定義するのであれば、そもそもモルガナは、別に緑髪でも赤目でもなくても該当し得るという点に着目すべきである。


仮にモルガナの定義として、モルガナの姿を「くすんだ緑髪に切れ長細赤目である」とすると、「大いなる無意識」とモルガナ化の因果関係は失われることになる。なぜならば、モルガナ化の条件を満たしていながら、全くモルガナ化しなかった湊小春や水鳴かなの例、「大いなる無意識」との直接的な関わりがないにもかかわらずモルガナにされた沙島茜の例など、明らかにこの定義から外れる事例が多すぎるのである。

Ep.V+における、エデン世界のリョウコ天音のような、全てが不明の事例すらもある。


しかし、モルガナの定義から姿を除外し、モルガナを「「条理」の深淵に飲まれた存在」ではなく「「条理」に触れた存在」であるとするならば、「大いなる無意識」とモルガナの関係が明示された、前述の定義が有効になる。そしてその場合、時空管理局も、テミスに改変された三世界も、もちろんフィフス・フォースも皆、既にモルガナ化しているということになる。

これは「時空管理局=モルガナ」という等式を成立させるものであると同時に、「大いなる無意識」こそが、時空管理局を含む全てにおける真の黒幕であることをも意味している。


結局「条理」とは何なのか?編集

モルガナや時空管理局について考えるうえで必ず触れることになる「条理」という概念。しかしこれもまた、全てが不明な概念である。少なくとも、我々の思う条理ではない。

この「条理」の正体は、おそらく時空管理局や「大いなる無意識」の真実であると考えられている。


この「条理」の正体が明らかになった時こそ、時空管理局と「大いなる無意識」の正体と真の目的が明かされる時である、と考えられている。


関連項目編集

スクールガールストライカーズ 黒幕 天の声

時空管理局(スクスト) モルガナ(スクスト) ミネルヴァ(スクスト)

フィフス・フォース


テンコ(スクスト):同じく正体不明のオブリ。その正体はモルガナに消された並行世界の「意識」であるとも言われているが、真偽は不明。

ロスト(スクスト):同じくフィフス・フォースが通常行動するよりも高次元に存在しているとされる、「意識」や「無意識」と関係があるとされている謎の存在。

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