概要
1965年、新大阪駅~西鹿児島駅を結ぶ初の寝台特急として運行開始。
また初の関西圏始発のブルートレインでもあり新大阪駅で東海道新幹線に接続していた。
最盛期には1日7往復運行され1972年以降は14系、24系、24系25形と次々ニューブルートレイン車輌が真っ先に投入された。1972年3月~6月には20系で残った1往復にナロネ22形を連結していたこともある。
山陽新幹線が全線開業した1975年からは鹿児島本線系統が「明星」となり長崎本線・佐世保線系統のみになり3往復に削減。1978年からは14系15形を投入された。JR化以降もレガートシート車やB個室寝台車「ソロ」を連結するなど編成はバラエティに富んだ。しかし、九州新幹線開業や他交通機関との競合から削減を繰り返され、2008年に同系統最後の列車として運行を終了した。
国鉄時代は「明星」、JR時代末期は「彗星」「なは」と併結された。
なお、1936年から1942年まで運行された朝鮮総督府鉄道の特急列車と1958年から1964年まで運行された国鉄東海道本線の夜行急行列車にも同じ愛称が付与されていた。
ついでにいえば名古屋駅~博多駅間で運行された電車寝台特急「金星」と競演していた時期もある。