概要
自称「スウィーティー」な「しゅがーはーと」の佐藤心と、お姉さんサーファーの沢田麻理菜。
一見まったく違う系統のキャラクターだが、同じパッションタイプ、かつ長野県出身で26歳で身長も166cmという共通点があり、ゲーム内でもそれをきっかけに交流を始めている。
五十音順のアイドルギャラリーでは「佐藤→沢田」で隣同士。
呼び方は、佐藤から麻理菜が「マリナル」、麻理菜からは一定ではなく「はぁと」か「心」のどちらかで呼んでいる。
台詞の語尾には佐藤が「☆」、麻理菜には「♪」がつくことが多い。
2015年6月に佐藤が麻理菜へ手作りの贈り物をしたことから、公式コンテンツで2人の関係が描かれるようになり、デュオユニットの結成やプライベートでの付き合いなど交流は多岐にわたる。
ユーザー間でもこれをきっかけに麻理菜のことを「マリナル」と呼ぶ者が増えた。
他の共通点として「趣味に生きる」というものがある。佐藤は持ち前の「スウィーティー」なセンスをどんなに揶揄されても曲げることができないし、麻理菜は長野生まれという逆境を跳ね除けてサーフィンのために海へ繰り出す。その生き様から来るタフネスは、確実にアイドル活動を続ける上での足がかりになっているはずである。
[ウォーミーリップル]沢田麻理菜
2015年6月15日、「からふるタイムカウントアップガチャ」で[ウォーミーリップル]沢田麻理菜が登場。
特訓前は麻理菜が青く輝くネックレスを身に付け、手には小物入れを持っているが、これらはサーフィンが好きな麻理菜のために佐藤が海をイメージして手作りしたものだそうだ。麻理菜は素直に嬉しがっており、佐藤のことを本人の希望に沿って「はぁと」と呼び直している。
『シンデレラガールズ劇場』527話では、プレゼントのいきさつについて「マリナルは同級生・同郷のマブってコトで受け取っておくれ☆」と語っている。
麻理菜は「いつものセンスじゃなく普通のカワイイ系なのが意外だわ」と素直な感想を漏らすが、佐藤は「まぁスウィーティー女子力ってやつよ☆」とにこやかに返す。
お返しに麻理菜がサーフィンを教えたいと発案するも、歳が歳なので不安がる佐藤。「スキーやスノボと同じようなモノだしすぐ乗れるって♪」と屁理屈をこねる麻理菜に「長野県民は皆スキースノボできると思うなよ♪」と佐藤のマジレスが炸裂する。
佐藤の器用さ、麻理菜のボケ、とそれぞれが意外な一面を出して2人の交流は始まる。
ライバルユニット
エターナルレディエイト
佐藤と麻理菜のデュオユニット。2015年10月に初登場して以降、主にMobage版のライバルユニットとしてコンスタントに登場している
レディエイト(radiate)は「放出する」の意。
2015年9月30日からの「第16回ドリームLIVEフェスティバル」で初登場。
- 麻理菜「いつまでもキラキラと。そのための努力は惜しまないわ。でしょ、心?」
- 佐藤「んもう~、はぁとって呼んでって言ってるのに♪ 照れ屋さんっ」
- 麻理菜「いいじゃない、タメだし♪」
- 佐藤「ま、マリナルならいっか☆」
というやりとりがあり、結局、麻理菜は「心」と呼ぶことにしたようだ。
地方出身・高年齢をものともせず、むしろ「まだまだ女盛りですもの」とハツラツとしたLIVEを振りまく。同郷のよしみに加え、持ち前のアクティブさが重なり、息はばっちり。
- 佐藤「はぁととマリナル、絶好調~! おいそこ、長野の26歳ナメんな☆」
2015年12月31日からの「ドリームLIVEフェスティバル 新春SP」で2度目の登場。
佐藤が[はぁとの嫁入り]の白無垢姿なのに対し、麻理菜はこのイベントでの新SR[祝餐の淑女]のアレンジ和服。下乳からへそまでが大胆に開いた艶やかなデザインには佐藤も羨み、「今度貸して☆」と頼んでいる。
また、佐藤は白無垢での登場がたびたびあることについて「仕事でばっかり白無垢経験値が上がってく☆せつねー☆」と自虐。「本番で役に立つと思えばいいじゃない♪」と返す麻理菜だったが、果たしてその日は訪れるのだろうか……。
2017年7月31日からの「水着DEドリームLIVEフェスティバル」で3度目の登場。
麻理菜が[シャインエスコート]、佐藤が[ハート・モデル]というファンシー系の衣装で揃えている。
「波に…溶けるわ」と、いつになく上品な麻理菜を「しっとりエレガント系?」と称する佐藤。だが「胸の奥には熱く激しい波が押し寄せてるからね」という麻理菜に「知ってる☆」と返す姿はもはやツーカー。
- 麻理菜「夏の波はね、気まぐれなの。たまにはいいでしょ…ね、はぁと♪」
- 佐藤「んも~、はぁとって呼べって…呼んでる~!? び、びびったわ…」
2018年3月14日からの「第28回アイドルLIVEロワイヤル」で4度目の登場。
麻理菜は[アテンティブチアー]、佐藤は[えんじぇるはぁと]。交流を重ねてきただけあって息はぴったり、2人ともノリノリである。「はぁと」と「心」を引っ掛けた台詞も見られた。
- 佐藤「ずっきゅん☆はぁととマリナルがみんなのハートを奪いに来たぞ☆」
- 麻理菜「ときめきの波にノって…甘酸っぱい記憶、思い出させてあげる♪」
- 佐藤「盛り上がるLIVE、ハートもドキドキ! これってトキメキ? それとも動悸?」
- 麻理菜「心配しないで、はぁと! 私たちの心は永遠に十代、そうでしょ♪」
女王の同級生(花嫁)
2015年10月21日からの「魔界公演 幽鬱女王とハロウィンの祝祭」に揃って出演。三船美優を加えた【女王の同級生(花嫁)】というトリオでの登場となった。
ここでは主演(上位報酬)の和久井留美が魔界の女王・ルミを演じており、佐藤・麻理菜・美優はその旧友という設定。ここでデレマス26歳組が揃い踏みする格好となった。
「魔女学園でともに生涯独身を誓った親友」が結婚してしまい、幽鬱になってしまったルミ女王。そんなルミを元気付けるために魔界を訪問した3人は、ルミの主催するハロウィンパーティーに参加する。しかし、そのころにはいろいろあってルミは立ち直ってしまっており拍子抜け、といった役どころ。なお、全員既婚者という設定で、花嫁衣裳である。
人間界で「だいぶヘコんでた」というルミを気遣い、ハロウィンパーティーを盛り上げようとするなど、気心の知れた仲のようである。佐藤は「魔界の婚活パーティー」に誘い、麻理菜は「いつか会えるわ! 灼熱地獄のような恋の相手に!」と励ます、魔界流の女子会となった。
オトメなオトナのナツモヨウ☆
2019年7月31日からの「水着DEドリームLIVEフェスティバル(第47回)」では佐藤と麻理菜の他に鷹富士茄子、日下部若葉、斉藤洋子を加えた5人組ユニット【オトメなオトナのナツモヨウ☆】で登場。
佐藤・麻理菜は26歳なのに対し、茄子・若葉・洋子は20歳組。イベント名の通り全員水着系の衣装で、佐藤は[夏色はぁと]、麻理菜は[エンジョイフレッシュ]の特訓後。どちらも同月に追加されたばかりの新規カードだった。
DRAW台詞では相も変わらず、佐藤と麻理菜が水鉄砲を撃ち合っているやり取りが垣間見られた。
- 佐藤「はぁ~、休憩休憩…って、ちょっ、マリナル! 本気で水かけんなし☆」
- 麻理菜「甘いわね、心。私は手加減しないわ! もう一発いくわよ、えいっ!」
はぁと応援団「エターナルハートエイジ」 / ☆マリナル応援団☆
【はぁと応援団「エターナルハートエイジ」】は2019年12月31日からの「ドリームLIVEフェスティバル 新春SP(第50回)」で、【☆マリナル応援団☆】は2020年1月31日からの「第51回ドリームLIVEフェスティバル」で登場した。
このころより「ドリフェス」や「アイロワ」の最終ラウンドで、報酬アイドルと交友のある同僚たちがユニットを組んで報酬アイドルを応援するという演出が見られるようになったが、その一環として第50回では上位報酬の佐藤に麻理菜が、第51回では復刻報酬のマリナルに佐藤がエールを送ったのである。
メンバーは以下の通り。
後者では詩織から「お二人は本当に仲がいいですよね。心が通じているというか…」と声をかけられた佐藤が「あ、心だけに? なぁんちって☆…って、照れ隠しじゃねーし!」などとのろける一幕もあった。
シンデレラガールズ劇場
931話
2017年7月14日、「シャインエスコート カウントアップガチャ」で麻理菜の新SRが追加。その際に更新された『劇場』が931話である。
プロデューサーとビーチフェスで盛り上がる麻理菜。汗だくなプロデューサーに対し、まだまだ元気な麻理菜は「こういう楽しいことに全力で無茶する若い気持ちは大切にしたいじゃない?」と思いのたけを語る。
そして「はぁとや瑞樹さんを見習ってね! 気持ちは永遠に十代よ!」と続けるのだった。
- 佐藤・川島(マリナルよ そこでわれらを出さんでくれんか)
互いにリスペクトし合う関係性が垣間見えたが、瑞樹にとっては巻き込み事故。
1323話
2019年7月24日更新の1323話は、[エンジョイフレッシュ]沢田麻理菜をフィーチャーした回。
ロケ地へ移動中、麻理菜の自家製サンドイッチを食べる麻理菜と佐藤。あまりのボリューム、しかも佐藤が同伴していなければ2個食べるつもりだったという麻理菜に「肥えるぞ☆」と煽りを入れる佐藤。
- 麻理菜「肥えません~一緒にしないでください~♪」
- 佐藤「ハァ~? いつまで10代のつもりなんすかぁアラサ~!?」
- 麻理菜「年齢は記号ですから~心も体も実質まだ10代ですから~」
- 佐藤「ハイキタ油断~それ絶対後で後悔する~☆」
畜生顔で両者、煽り合戦に発展してしまう。これが「26歳大人の会話」である。
『わいど☆』157話
2019年8月22日、『スターライトステージ』に麻理菜のSSR[トップ・オブ・ウェーブ]が登場。その際に更新された『シンデレラガールズ劇場わいど☆』157話は、多くのSSR回がそうであるようにアイドルがプロデューサーへ万感の思いを語るというものだったが、今回は最後のコマに突然佐藤が現れて笑いを誘った。
「人生の波」と「アイドルの波」、二つの波に乗れているから以前よりもサーフィンが楽しめているという麻理菜。それに対し「寄る年波」も忘れんなよマリナル、と指摘して力尽きる佐藤であった。
1400話
2020年1月5日更新の1400話では、佐藤が「ドリームLIVEフェスティバル 新春SP(第50回)」の共演者たちとドリームSNS映え写真対決に挑む。
お手本のような花丸スウィーティー久川颯に、エブリタイムキュートな村松さくら。それに対し、見劣りしない正統派な「和」の着こなしを披露した佐藤は、颯・さくらから素直に感心され、「ノーボケ・ノーツッコミだとそれはそれで落ち着かなさを感じてしまう佐藤であった」(原文ママ)。そこに突然出てきて「芸人かよ」と突っ込む沢田であった。
一コマ劇場
『スターライトステージ』にて随時追加されている『一コマ劇場』では、2人のやりとりがたびたび見られる。
- 「沢田麻理菜① よかったこと」 - アイドルになって同僚が一気に増えたため、コネを駆使してサーフィンしやすくなったと目を輝かせる麻理菜。「それアイドル関係ないだろ☆」と突っ込む佐藤。
- 「佐藤心② スウィーティーとは」 - するめは「スウィーティー」、さきいかは「ノースウィーティー」という謎のスウィーティー判断に戸惑う麻理菜。
- 「沢田麻理菜② 波に乗っていこう!」 - LIVE後に「このまま波に乗るわよー!」と麻理菜。「おぉー♪」といい返事をする佐藤だったが、麻理菜の言葉は文字通りの意味だった。
『スターライトステージ』コミュ
営業コミュ
2019年5月8日、『スターライトステージ』に追加された営業コミュ「キラキラ☆南国のふたり」では、沖縄を舞台に2人のやり取りが展開された。
オフタイムに沖縄リゾートを満喫しようとあれこれ思索するも、佐藤の言う「スウィーティー」概念が理解できないばかりに麻理菜がボケ・佐藤がツッコミの漫才コンビと化してしまう。結局だらだらしゃべってショッピング、夜は晩酌というルーティンに陥るのだった。
なお、佐藤が麻理菜のことを「沢田」呼ばわりするという珍しい一幕も見られた。
- 佐藤「はぁとはいい女! マリナルもいい女! 明日も明後日も、10年後もその先も、ふたりはずっといい女ー!! いぇーいっ☆」
ススメ!シンデレラロード
2019年7月21日からの「ススメ!シンデレラロード」(水木聖來編)2話に登場。
「オトナセクシー」を目指す聖來と太田優が、片桐早苗たちの飲み会に参加。飲酒アイドルたちが大挙して登場する中、佐藤と麻理菜も輪の一員に加わっている。イケるクチの優に「将来有望だな、コイツぅ☆」とマルをつける佐藤だったが、翌日、優は頭痛に悩まされるハメに。
ストーリーコミュ
2019年10月10日、佐藤の持ち歌「しゅがーはぁと☆レボリューション」の実装に伴い、第58話「What is Sweetie?」が公開される。ここでは佐藤が安部菜々、荒木比奈、早坂美玲、喜多見柚らとレッスンするうちに「そもそもスウィーティーとはなんぞや」という謎を解き明かすストーリーが描かれた。
フルボイスのストーリーコミュでは、この時点でボイスのない麻理菜に出る幕はないはずなのだが、突如「外部アドバイザーに聞いてみる」と言い出した佐藤はどこかに電話をかける。
- 佐藤「あーもしもしマリナル? いきなりですまんけど、ちょっと聞いていいかな? うん。なのさ、スウィーティーって何?」
電話の向こう、無理難題を吹っかけられた麻理菜がどのようなリアクションをしたかは佐藤のみぞ知るところだが、麻理菜からの返答は「私に聞かれても困る」という真っ当なものだった。当然の結果です。
その他
アイドル名鑑
2016年に刊行されたアイドル名鑑では、単純に五十音順で並んだだけだが、2人は隣同士で登場していた。
6周年記念クリスマスケーキプレゼントキャンペーン
2017年のクリスマスは、運営が用意したユニットごとにクリスマスケーキ(ゲーム内のアイテム)がもらえるキャンペーンが開催されたが、【エターナルレディエイト】も対象のユニットとなっている。
- 佐藤「メリークリスマス☆ はぁととマリナルで、プロデューサーにプレゼント用意してきたんだぞ♪ ハッピーなサプライズに胸キュンでしょ? うんって言えよ☆」
- 麻理菜「○○くん、いつもステキな波をありがとう。ほら、今日は肩の力を抜いて…お姉さんたちとのんびりしましょ♪」
ケーキの説明文は以下の通り。
- 「メルヘンでスイートなルックスとは裏腹に、甘すぎない味わいの大人のクリスマスケーキ。エターナルレディエイトのこだわりによって選び抜かれました。」
カミングTV
2018年、安部菜々がMCを務める「カミングTV」の第7回ゲストに【エターナルレディエイト】が登場。トークを通して日ごろの2人の関係性が垣間見られた。
- 「カミングTV」の収録前、朝から2人でサーフィンをこなす。佐藤いわく、マリナルは「波乗り星人」。
- [シャインエスコート]での麻理菜のシャンプーのCM出演をピックアップ。元気なだけじゃないマリナルの魅力が知られてはぁとも鼻が高い。
- 2人がツーカーになったきっかけは「もう忘れちゃった♪」「あえていうならアツぅ~い郷土愛」。
- 菜々と佐藤は「譲らない女」、麻理菜は「テキトーに譲っちゃう」。だから気が合う?
- 麻理菜は佐藤のことをよく「はぁと」と呼んでいる。主に佐藤のいない場所で。
- ユニット名は「永遠に輝きを放つふたり」という意味。
デレぽ
『スターライトステージ』の機能「デレぽ」では、2019年5月30日に初めてレスを交わす。
佐藤の「あたっく!」スタンプをなんの脈絡もなく投稿する麻理菜に、「何にだよ☆目的がわかんないっつーの☆」とツッコミを入れる佐藤。
これ以降、佐藤と麻理菜の戯れが「デレぽ」内でもたびたび見られるようになっていく。
タグで「佐藤?」「おい沢田」のやり取りも。
シンデレラヒストリー
2020年1月27日に公開された「シンデレラヒストリー」のエピソード「永遠に輝きを放つ乙女たち☆」では、ついに麻理菜と佐藤の初対面が描かれた。
早朝、麻理菜が事務所に顔を出すと、そこには見知らぬ「黄色とピンクの、なんだかすごい子」が控えていた。彼女こそ事務所に採用されたばかりの新人アイドル佐藤心だった。
初めこそセンパイとして麻理菜に慕っていた佐藤だったが、麻理菜が長野名物のおやきを差し入れたことで同じナガノメイトだと知り、さらに自己紹介で同い年だと判明したことで意気投合。もっと親睦を深めようと、麻理菜に「マリナル」という愛称をつける。しかしあくまで麻理菜は佐藤を「しん」と呼び続けるのだった。
- 佐藤「ああん、いけずぅ……。マリナルったら、マリナルぅ!」
- 麻理菜「聞こえてるわよ、心。」
- 佐藤「マ~リ~ナ~ル~~~☆」
- 麻理菜「はいはい。し~ん☆」
- 佐藤「おいっ! そこははぁとって呼べよ☆」
なお、この時点で「もしかしたら、この先二人でユニットを組むこともあるかもしれない」と麻理菜が予言しているが、ユニット名の原案となる『永遠に輝きを放つ乙女たち☆』というフレーズは佐藤の考案による。