概要
せかいじゅのはをベースに使った神聖な水で各作品の公式ガイドブックの説明では製法や葉以外の使用原料が異なるのが特徴。
使うと全員にHP全回復の効果がある(つまりアイテム版「ベホマズン」)。その代わり入手手段が限られていることも多く、加えて『ドラゴンクエストⅥ』までは所持制限が有り改造などの不正でもしなければ基本的には1つしか所持できない。
シリーズ毎の歴史
ドラゴンクエストⅣ
シリーズ初登場。天空城の住人から譲り受ける事で入手出来るが未所持でないと渡してくれないため(初めて話しかけた時のみ後述の物を取っていても持ち物欄が埋まって無ければ貰える)基本的には1つしか持てないが、世界樹の宝箱に1つ入っているので天空城で渡された後に取ると2つ所有する事が可能では有るが、使ってしまうと2度と2つ所有する事は出来なくなる。
リメイク版では他のダンジョンの宝箱からも手に入るようになったが使ってしまうと最終的に1つしか所持できなくなる。
ドラゴンクエストⅤ
原典のスーパーファミコン版では、天空城の前作と同じ部屋に居る住人から手渡し…ではなく水場を調べたときに手に入る1つしか持てない。
リメイク版ではクリア後に出現させられるすごろく場で3つ手に入るようになったので天空城で既に拾ったのも合わせれば4つ持てるほか、追加モンスターのプチヒーローから64分の1の確率で手に入るようになり個数限定ではなくなったが、プチヒーローの出現率が低いので自己満足の領域になる。
ドラゴンクエストⅥ
リメイク版含めてゼニス城の住人から手渡される1つしか所有できないので、やまびこのぼうしの「ベホマラー」やホイミスライムの「ベホマズン」に頼るなどの対策が必要になる。
ドラゴンクエストⅦ
本作以降は個数制限が緩和され複数持ちが出来るようになり、クレージュの店で1000Gで買うことが可能で先頭キャラとふくろ以外の仲間に全て持たせてから並ぶと最大37個まで買うことが出来る。また、スライムベホマズンとプチヒーローのドロップアイテムでもあるので、盗賊などの戦闘後に盗んだ物を手に入れる事がある職に転職してから狩り尽くすという手も。
ドラゴンクエストⅧ
各地の宝箱、世界樹の葉を魔法の聖水と錬金、スライムベホマズンが低確率落とすなどがある。
リメイク版では追加モンスターが高確率で落とすため複数持ちやすくなった。
ドラゴンクエストⅨ
「せかいじゅのは+エルフののみぐすり」の錬金で手に入れる事が可能。
原料のせかいじゅのはの個数制限が無いため、せかいじゅのはが落ちている場所の時間復活を粘れば複数所持が可能。
ドラゴンクエストⅩ
オンラインではちいさなメダル10枚との交換で入手できるほか、高価ではあるが旅人バザーで購入できる、味方が基本的に「ベホマズン」を使用出来ないのでこちらに頼る事になる。
効果範囲はベホマラーと同程度。Ver.6.0から効果発動までの時間が2秒から5秒に変更され弱体化した。また、邪神の宮殿で「配られたアイテム以外使用できない」というルールがあったが、その時に配られるものが、弱体化前のせかいじゅのしずくと同じ性能の天光のしずくとなった。
オフラインでは「せかいじゅのは×1+ようせいの霊薬×1」で錬金可能。レシピは「せかいじゅのしずく錬金術」に記載されており「ベホマズン」が登場しない本作では唯一の全体完全回復手段となっている。
ドラゴンクエストⅪ
主に、命の大樹の下層の水場付近のでキラキラ(採取ポイント)から採れるほか、メガザルロックが低確率で落とす。
過ぎ去りし時を求めた後の世界ではソルティコの町のカジノで10000コインで交換可能になる。
魔道士ウルノーガ戦においては冥界の霧が発動中に使うと全滅のリスクがある為要注意。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』まではアモールの水の上位種として市販されておりHPを全快する、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』以降は100〜120しか回復しなくなったうえ、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では購入不可能になったり、最新作の『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』では宝箱以外では通信ショップに頼る必要が有る。