概要
『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』のクライマックスで、主人公・乾巧が自らを取り囲む者たちに向けて放った台詞である。
エピソード(注意:ネタバレ含む)
スマートブレインのコロシアムに捕われた園田真理を救い、その手を取る乾巧。
そこへ、観客だった大勢のオルフェノク(人間態)たちが立ちはだかる。
彼らを真っ直ぐな目で見つめ、巧は静かに、しかし力強くこう言い放つ。
「どけ...俺が歩く道だ」
帝王のベルトのライダー2人を退け、最凶最大のオルフェノクすらも葬ったファイズ/巧の言葉に、恐れからか、また何かを悟ったのか、自ずと道を開けるように後ずさる観客たち。
その道を抜け、手をつなぎながら光の差す方へ歩いて行く巧と真理。
観客たちは、ただ黙って2人を見送った。
「巧...?どこに行くの?」
真理が尋ねる。
「さぁな...行けるとこまで、行くさ」
巧が優しく答える。
そして2人は、まばゆい光の中へと去って行った。
余談
正確な台詞は記事タイトルの通りだが、同じく『仮面ライダー555』の有名なフレーズである「(首が折れる音)」と同様に、「どけ、俺の歩く道だ」という表記揺れが発生しがちである。
CSM「ファイズギア」に収録された音声は正確なものだったが、PS3のゲーム作品『仮面ライダー バトライド・ウォー』のトロフィーには「どけ、俺の歩く道だ!」というものが存在する。
しかし次作『バトライド・ウォーII』では「どけ、俺が歩く道だ」に変更(達成する内容もまったく異なる)されている。