概要
2014年7月14日の『大乱闘スマッシュブラザーズfor』参戦ムービーが事の発端である。
詳しい内容は、「なくはないです。」の記事を参照していただきたい。
元々クロムは『スマブラfor』の発表同時からプレイアブルキャラとしての参戦が一部ファンから期待されていた。
しかし、他の剣士キャラとの差別化が難しくクロム独自の個性を出すのが困難を極めた為に参戦が叶わず。
プレイアブルキャラとしての参戦ではなく、ルフレのアシストキャラとしての参戦にとどまった事に少なからず落胆した者もいた。
スマブラ以前からクロムはコメディ色の強いキャラであったが、スマブラのPVを皮切りに完全にネタキャラとなってしまい、公式から弄られ続けられ、クロムにはほぼ救いがない状態であった。
しかし、そんな中クロムに一筋の光明が差し込んできた!
2015年9月
なんと「プロジェクトクロスゾーン2」にて、任天堂代表として彼の参戦が決まったのである!
この発表には全世界のクロムファンが歓喜した。
クロムの今までの扱いの中で、任天堂代表という形で他社とのお祭りゲーにプレイアブルキャラとして出してもらえるという快挙を成し遂げたのである。
そしてその映像が公開された「TGS 2015」の会場にゲストとして参加していたクロム役の杉田智和氏がアドリブのナレーションで叫んだ言葉こそが、
「なくはなかったー!」
その時会場は、喜びと笑いに包まれたのであった。
この「なくはなかったー!」のアドリブ台詞は杉田氏ならではの笑いのセンスと、クロムの思いを代弁した魂の叫びとされユーザーの心に深く刻まれたのであった。
その後、会場で杉田氏本人にクロムについての質問がかけられた時のコメントで、「スマブラには出れなかったけど、なんやかんやで色んな所に出てるから良かった」とコメントを残し、このコメントでも笑いを取りつつ、PXZ2をはじめとした外部でのクロムの扱いの良さに安心している様子を見せていた。
ニコニコ動画「プロジェクトクロスゾーン2 クロム・ルキナ・フィオルン参戦動画」(ナレーション杉田智和version)
余談
杉田氏のコメントでもある通り、実はクロムは他社とのコラボでの外部出演が結構ある。
それらを羅列していくと、
カプコンの代表作である。モンスターハンターシリーズの一つ、フロンティアシリーズと任天堂とのコラボで、コラボ装備としてクロムになりきれる装備(かなり完成度が高い)が出ている
ATLUSの代表作真・女神転生シリーズとFEシリーズとのコラボゲーである幻影異聞録♯FEにて、主役の相棒というポジションにつく(外部リンク)
PXZにて、バンダイナムコ、SEGA、カプコンの代表キャラの集うゲームに、マリオをはじめとした、数多くのゲームを代表するキャラを抱える任天堂という会社の中から、任天堂代表として出演させてもらう
コエテクの無双シリーズとのコラボタイトル「ファイアーエムブレム無双」に真っ先に参戦が決定する
など、こうして見てみるだけで分かる通り、かなりの好待遇である。
それにクロムを弄るのに定評のあるスマブラの方でも何気に出番が大量にあったりする。
むしろ下手をすれば今回のスマブラで一番出番が多いようにも見えるため、スマブラの生みの親である桜井政博氏も、クロムにそれとなく気を使ってあげているのかもしれない。
これだけ外部出演があるということは、クロムがユーザーや公式から愛されてる証拠なのかもしれない。
ついに・・・
2018年8月8日の「スマブラSPダイレクト」。そこで驚きの情報が舞い込む。それは・・・
クロム参戦!
ダッシュファイターとしてルキナ同様にスマブラの舞台で思う存分大乱闘する日が来たのである。
参戦を果たすキッカケとなったのはファンからの熱い要望による所であるとスマブラの桜井氏から述べられている。
ちなみにこのクロムの参戦が発表された映像の中で桜井氏がクロムの解説時に、なくはなかった。とコメントを添えている。
余談だが、なくはなかった。のパイオニアである杉田氏はクロムの参戦が発表された際にTwitterにて、クロムの参戦画像を添えて「希望はある。きっと!」(外部リンク)とクロムの参戦を祝福すると共に新たな名言を生み出した。
詳しい詳細はなくはないです。にて。