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はぐれ稲荷

はぐれいなり

はぐれ稲荷とは、日本の神道における神様の一つ…に成り済ましている偽物を指す。
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概要編集

を象徴する穀霊神農耕神である「稲荷神」を名乗っている偽物で、神を名乗ってはいるが、実際はただの動物霊に過ぎないとされている。

また、「稲荷神=狐」という認識が割と広まっている事から、「はぐれ狐」と呼称される事も多い。

影響編集

稲荷神を祀る神社日本の各地に存在するが、中にはきちんと管理されていなかったり存在自体を忘れ去られた結果、主祭神の居なくなってしまった神社や祠も存在する。近年は過疎化した地域では稲荷神社に限らず一般的なごく普通の神社も残念ながらそのようなケースがある。

それを良い事に、といった動物霊が勝手に居座り、「稲荷神」を名乗っているのがはぐれ稲荷なのである。


勿論、本当の神などでは無い為に、大した力など持ってはいないのだが、悪知恵が非常に利いていて、何も知らずお参りに来た人間達を騙しては良い気になっている。

また、神のふりをしている自分にお参りしに来た人間達を助ける意思など毛頭無く、むしろ自分に一生お参りやお賽銭、お供え物を続けさせようとし、それに逆らう者には祟りをかけたり罰を与えようとする等、どこまでも厚かましさを見せる。

はぐれ稲荷の祟りを受けた者の症状は、意味も無くヒステリックかつ暴力的になる、暴飲暴食を繰り返す、性欲が抑えられなくなり過度な淫行に及んでしまう、博打にのめり込んでしまう等と様々である。


稲荷神の参拝における「一度お参りをした以上、一生お参りし続けなければいけない」、「お参りを途中で止めてしまったら祟りを受ける」等といった俗説も、実際の所はこのはぐれ稲荷にまつわる物とされている。

また、はぐれ稲荷となった動物霊の中には、本物の稲荷神の眷属であった狐も含まれているらしく、その場合は並のはぐれ稲荷よりも強い力を持っているとされている。

また、神様のご眷属である由緒正しきお稲荷さんがいる

神社も減って来ており、はぐれ稲荷がいる稲荷神社が増えてるので要注意である。と言うのは参拝客が日本世界の為、恒久平和、進歩発展向上、社会貢献、食料とエネルギー問題等の世の為人の為にご祈願ではなく自分さえ良ければ良い自己中心的な願いばかりで中には他人の不幸を願うとんでもない輩がいて本来の神様ならそんな願いは受け付けないはずが、はぐれ稲荷だけはどんな願いだろうと極論、人類滅亡地球滅亡だろうと願いが叶ってしまうもので当然ながら願い叶ったら見返りかつ死ぬまで永遠に参拝しなければならないデメリットがあり、参拝しなくなると後から仕返しかつ子孫7代まで祟る悍ましものであり、またはぐれ稲荷に信仰してあの世行けばはぐれ稲荷の姿として死後畜生道地獄で苦しむと考えると推奨しない。


https://youtu.be/tUT81QHbQ0g?si=il3Ht6bxLAbzNiPY



創作での扱い編集

地獄先生ぬ~べ~編集

原作の前半期に2種類のはぐれ稲荷が登場。いずれも低級霊だが、人間に害をなす存在として描かれる。

しかし、出現の原因の全ては、本作屈指のトラブルメーカーである細川美樹だったりする…。

いーかげんにしろよ…。


最初に登場したのは第18話『エンジェル様』。

美樹や稲葉郷子を始めとするぬ~べ~クラスの女子達が、10円玉を使った民間の占いである「エンジェル様(こっくりさん)」にはまっており、素人が下手にやると訳の分からない低級霊に取り憑かれたり人格が破壊される危険性があるから止めろとぬ~べ~に注意されるが、「エンジェル様」を良い霊と信じ切っていた美樹はちっとも反省しなかった結果、エンジェル様に使った10円玉に取り憑いたはぐれ稲荷に目を付けられて祟られてしまう事になった。

助けを求める美樹に渋々と引き受けたぬ~べ~によって現出させられた際は、「国常立日昇之尊(くにとこたちにっしょうのみこと)」と名乗る天使の姿をしていたが、ぬ~べ~には最初から正体に気付かれていた。

最後は、美樹を反省させる為に見捨てるふりをして必死に反省するのを確認したぬ~べ~によって、鬼の手で切り裂かれる形で除霊された。正体は、醜いの低級霊であった。

事件後、美樹は「授業中にお喋りをしない」、「罰として一ヶ月トイレ掃除をする」と約束させられるが、今度はチャネリング(宇宙人との交信)にはまり、立野広木村克也栗田まこと山口晶の4人を巻き込む等、あまり反省する様子を見せていなかった。


二度目に登場したのは第87話『フーチで宝探し!?』。

フーチ占いにはまっていた美樹が、それによって調理実習で腐っているとそうでない卵を見事に分けたのを機に、調子に乗って健康診断や自分への好悪感情、悪いエネルギーを持った霊の探知等、様々なフーチ占いを行うのだが、それによって無害な霊のいる所に盛り塩を行おうとする等、ぬ~べ~にとっても看過出来ない事態へと発展していく。

その結果、前回の時とは別のはぐれ稲荷に目を付けられてしまい、フーチに取り憑かれ勝手に動き出したのを見た美樹は、「フーチの神様がご褒美に埋蔵金をくれようとしている」と自分勝手な解釈をし、まんまと切り崩し工事の行っている崖に誘導された末に、崖崩れで生き埋めになってしまう。

美樹に起こった事態を聞いたぬ~べ~は「フーチの神様などいるものか!」と答えて現場に駆け付け、そこにいたはぐれ稲荷を鬼の手で一蹴した後、クレーンを巨大なフーチに見立てた探知によって美樹の埋まっている場所を発見。無事に美樹は助け出されるのだった。

この話に登場したはぐれ稲荷は、髑髏に蜘蛛の様な節足の生えた不気味な姿をしているが、前回のと同様、大した力は持っていなかった。


関連タグ編集

稲荷神 偽物 いたずらっ子

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