概要
転校生の野乃はなに対して、その日から学校を案内するという優しさを見せた薬師寺さあや。ここから始まったのだった。
さあやの優しさ、優秀さ、美しさを「さすが天使!」と絶賛し、憧れるはなに対して、さあやの方はそれに違わないハイスペックにもかかわらず、「私には何もない」と自己評価が低い。はなの勇気ある姿勢や自由な発想を羨ましがる姿勢を見せた。それに対しはなは彼女もまた勇気のあることを認め、もっと自分のことを肯定するよう促す。こうしてお互いに出来ないことを補い合う関係性が成立したのであった。
さあやはクラスメートたちのみならず担任の内富士先生からも「委員長」と肩書で呼ばれるのが普通で、はなにもその呼び方を求めていたが、それに対してはなの方は「委員長と話してるんじゃないもん、さあやちゃんと話してるんだもん!」と、肩書でない彼女のありのままを受け入れる姿勢を見せた。そしてさあやはキュアアンジュに覚醒してともに戦い、プリキュアとしての仲間同士ともなる。これを経てさあやからの呼び方も「野乃さん」から「はなちゃん」に変わった(ちなみに青キュアで同学年のプリキュア仲間を「ちゃん」付けで呼ぶのは珍しい)。
そして第5話で輝木ほまれがキュアエトワールに覚醒し、仲間に加わったことを機に、彼女も含めお互い「ちゃん」もつけない呼び捨てに変わる。
今後のさらなる関係性の深まりも期待される2人である。
過去の例でいえば、カラーリング的にも個々のキャラにおいても比較的みゆれいに近いが、これに比べても「互いが互いに憧れる」「足りないものを補い合う」関係がさらに強調されたカップリングとなっている。