前後のストーリー
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将軍は二度死す | 本話 | 北極の機械帝国(太陽戦隊サンバルカン) |
予告
ヘドラー将軍は壮烈な死を遂げた。
そして、アイシー……。
果たして愛と勇気の戦士達に安息の日が訪れるのはいつか?
『ひびけ希望の鐘よ』
放送日
1981年1月31日
物語
バンリキモンスと共にベーダー魔城を掌握したバンリキ魔王は、ヘドリアン女王に言われてデンジマンと決着をつけようとする。
バンリキモンスの念力にダイデンジンはなす術がなく、計器が爆発してデンジマンは撤収を余儀なくされる。アイシー曰く、「スペアのない指令回路まで破損した」という。
勝ち誇るバンリキ魔王にミラーとケラーのうち、強者が好きと言うミラーは従った。
腹心のヘドラー将軍を死に追いやられたヘドリアン女王は憎っくきバンリキ魔王を剣で倒そうとして返り討ちに遭い、それを盾となって庇ったケラーは命を落とす。
バンリキモンスは街で破壊行為を行い、デンジマンを誘い出そうとする。アイシーは無理に止めようとせず、5人は向かった。
実は寝返ったふりをしていたミラーはバンリキモンスの尻尾がバンリキ魔王からのエネルギーを受ける起点にして弱点と知り、ヘドリアン女王に密告。女王は彼女が変身した水晶球を使ってデンジランドのモニターにそのことを表示させる。
ダイデンジンの修理は済んでおり、アイシーを信じるデンジマンは搭乗してバンリキモンスに挑む。どこからか「尻尾を狙え」というアイシーの声がして、デンジマンはデンジ剣でそこを突き、電子満月斬りで止めを刺した。
怒るバンリキ魔王にミラーは稲妻を見舞い、目が見えなくなったバンリキ魔王は闇雲に槍を振り回してミラーも絶命する。地上に彷徨い出たバンリキ魔王はデンジブーメランで倒された。
そしてヘドリアン女王を討つべくベーダー魔城に乗り込むデンジマンだったが、全てを失った女王は別れを告げて姿を消す。
デンジマンがデンジランドに戻った時、そこにアイシーの姿はなかった。どうしてもダイデンジンを動かすため、自らその一部となったのだった。
この5人の若者の胸の中に今、希望の鐘が高らかに鳴り響く。
さようなら、デンジマン!
さようなら、ダイデンジン!
さようなら、デンジ犬アイシー!
彼らの後を継いで、美しい地球を守るのは──そう、君達だ!
新番組予告
機械帝国ブラックマグマのヘルサターンから全世界に宣戦布告をしてきた。
平和守備隊員として3人の戦士が嵐山長官の下に派遣された、その名も太陽戦隊サンバルカン。
超科学力を備えてブラックマグマ帝国に敢然と立ち向かう、我らが太陽戦隊サンバルカン!
『北極の機械帝国』
さあ、いよいよサンバルカンが始まるぞ!