『※』はたたりめ堂、または『よどみのキャンディショップ』の商品、『△』は六条研究所の商品、『☆』はアニメオリジナル商品。()内は初登場した巻数や話数を指す。
一覧
- 怪盗ロールパン(第2巻)
食べると怪盗の能力が身に付き、誰にも顔を覚えられずかつ気付かれずに物を盗める様になる。ただしあまりいい気になってこの能力を使うと、自分を上回る幸運の持ち主(警察関係者など)からしっぺ返しを食らう可能性がある。
- 餓鬼ニッキ※(第7巻)
ほのかな苦みがある骨の様な形の白いアメ(複数個入っているため、分け合って食べる事も可能)。よどみの持つ『悪鬼の型ぬき』で作られた7つの菓子の内の1つ。
食べると勝利に飢え、どんなハードな練習でもこなす様になるが、勝つ事だけを考える様になり、仲間との絆や思いやりの精神が無くなってしまう。特に団体スポーツではすぐに影響が出る。
- 肩こり地蔵まんじゅう(第9巻)
食べると肩こりの原因となる“肩こり地蔵”が見える様になり、それを落として肩こりを治せる能力が備わる饅頭。ただし、お湯の中に落ちた肩こり地蔵は拾い集めて日向に置いて消滅させなければならず、放置すると他の人が入浴した際にその人にくっ付いてしまう事がある。
なお、現在は製作・販売していない。
- 型ぬき人魚グミ(第1巻)
型と材料の袋がセットになっているグミ。食べると人魚の様に泳げる様になるが、食べた後にコップにスプーン1杯の塩を入れた水を飲み忘れると、使用者は徐々に人魚になってしまう。
塩水を飲み忘れた場合は、付属の人間の型で作ったグミを食べれば元に戻れるが、完全に人魚になってしまった場合は二度と人間には戻れなくなる。
- かたづけケーキ(第17巻)
購入はされなかったが、紅子の台詞から察するに食べると片付け上手になる、または片付けが好きになるといった効果を持つと思われる。
- がまんエンピツ(第6巻)
長さ4cm位のずんぐりむっくりした緑色の鉛筆。この鉛筆で我慢したい事と共に「がまん がまん!」と書くとその事を我慢出来る。
ただし一度書いた事を取り消すと10倍になって返ってくるため、我慢の内容によってはとんでもない苦しみを味わう。
- カメレオンレモン(銭天皇のまねきねこ)
見た目自体は普通のレモン。
食べると、カメレオンのように色が変わる。
なお、作中では幸運の招き猫が食べただけのため、実際に買った客はいない。
- カモメアメ(第9巻)
甘く爽やかな味でとても懐かしい海の香りがする、カモメの形をした青く透明なガラス細工の様なキャンディ。
食べると1分後にカモメになり空を自由に飛べるが、その喜びが強いと人間に戻れなくなる。
- カリスマボンボン(第1巻)
マシュマロ入りのボンボン。食べるだけでカリスマ性を発揮し、どんな事をしてもあらゆる人からもてはやされる。
ただし、これと正反対の『実力ボンボン』を食べてしまった場合は効果は全て失われる。
- かりんとうばん(第3巻)
食べると家族の役目が毎日入れ替わるかりんとう。ただし、誰が何の役をやるのかといった指定は出来ないため、「今日は父役になりたい」といった役割の希望は叶えられない。
- 軽々カルメ焼き☆(第108話)
食べるとどんな重い物でも軽々と持ち上げられる様になるカルメ焼き。ただし、人間を持ち上げると効果は消えてしまう。
- 聞き耳グミ(第10巻)
赤はサクランボ、黄色はバナナ、緑はライムの味がする耳の形をしたグミ。食べるとあらゆる人の声が遠くからでも聞こえる様になり、聞きたい事は何でも聞こえてくる。気持ちを一か所に集中すればひそひそ話はそこからしか聞こえてこない。なお、悪口は耳を塞いでも流れ込んで来てしまう。
ただし、効果が出ている最中は耳垢が溜まりやすくなるため、こまめに耳掃除をする事。もし塞がってしまうと能力は失われる。
- 着こなしおこし(公式ガイドブック『銭天堂にようこそ』)
どんな奇妙な服でも、モデルの様に美しく格好良く着こなせる様になる。『ぴったりピーナッツ』と違い、趣味やサイズの合わない服を選んでも問題無く着こなせる。
- きっちりがま口(WEB限定小説)
カエルの顔の形をしたがま口。買いたい物の名前を書いた紙を中に入れると、その商品を買うための目標金額に達するまで無駄遣いをしなくなる。
もっとも「無駄遣いをしなくなる」と言うより、貯めたお金を目当ての商品以外の購入に使おうとすると、がま口が素早く噛み付いて阻止してくるため、したくても出来ないと言った方が正しいかもしれない。
ちなみに、第13巻にも少しだけ登場している。
- 逆襲ジンジャーエール(第3巻)
飲むと自分を攻撃してきた相手を見付け出して復讐する事が出来る、炎の様な真っ赤な泡を出す金色のジンジャーエール。
憎しみがこもった商品のため、自分の憎しみが消えるまで際限なく相手に災いをもたらすという、非常に危険な代物である。
- 兄弟だんご(第3巻)
漢数字が書かれた団子。兄弟で食べると兄弟順が食べた数字の順番に入れ替わる。ただし、よく考えずに兄弟の立場を入れ替えてしまうと、予想しなかった事が色々と起きて後悔する事になるため、食べる時は慎重に。
- クイーンマフィン(第14巻)
作中では購入されなかったが、紅子曰く食べると女王の様に振る舞えるらしい。
- クッキングツリー(第1巻)
鍋に肥料と種を埋めると美味しい料理の実がなる木。台所の神様が宿り、いくらでも実をつけてくれる。
ただし、食前に「いただきます」、食後に「ごちそうさま」と言わないと、木が枯れるだけでなく木に心を食べられてしまう。
- クリーングリーンティ△(第15巻)
飲むと、風呂に入らなくても石鹸の香りが出る様になる緑茶。しかし効果はそれだけなので、実際に体は綺麗にならない。
- 食らいつきクッキー(第16巻)
食べると狙った獲物に食らいついて離さなくなり、どこに隠れようとも必ず相手を見付け出せる。
- 苦労黒蜜(『にゃははな毎日 銭天堂の招き猫たち』)
詳細は不明。
- くるくるなつかしシェーク☆(第134話)
甘酒の香りがするストローでかき混ぜて飲むと、懐かしい時間をもう一度見られるシェーク。ただし最初に飲んだ人の思い出に他の人が入ると、元の世界に戻れなくなってしまう。
- 景気ケーキ(第18巻)
太陽と月の飾り(食べられる)が付いているカップケーキ。食べると世の中に景気に合わせて生活出来る様になるが、調子に乗ってその事を自慢してしまうと効果は消える。
バブルで世の中が浮かれきっていた時に作られた商品だが、その後のバブル崩壊に伴い、現在は製作をやめてしまっている。
- 消し消しガム(第2巻)
噛むと指定した時期までの記憶や時間を消し飛ばし、無かった事にする爽やかなミント味のガム。
これを使う時は、取り消したい事を思い浮かべるのに集中しながらガムを噛まなければならず、雑念が多いと色々と中途半端に記憶が消えてしまう。
- 仮病シロップ(『にゃははな毎日 銭天堂の招き猫たち』)
瓶詰めのシロップの様だが、詳細は不明。
- 元気ドリンク(第2巻)
『ドクターラムネキット』に付属されている『お薬ラムネ』を、特定の割合で調合する事で出来る飲み物。
持病持ちや老人など元気の無い人が飲むと元気はつらつになるが、若者など元気があり余っている人が飲むと逆に元気を吸い取られ疲弊してしまう。
- ごあいさつ入れ(吉凶通り 第2巻)
顔の形をした小さなポーチ。挨拶の言葉を書いた紙を入れておくと自然とその言葉を言う事ができ、繰り返し使っていけばいつしかこれが無くとも挨拶出来る様になる。
ただし、悪口の類いを書いた紙を入れてしまうと『ごあいさつ入れ』に言葉を食べられてしまい、しばらくの間赤ちゃん言葉でしか話せなくなる(紅子曰く「礼儀正しい商品なので、みっともない事をすれば必ずお灸をすえてくる」との事)。
- ゴーストトースト△(第16巻)
食べると幽霊の様に存在感が薄くなるトースト。紅子の偽者によって売り付けられる前に本物の紅子がそれを阻止しため、使われずに済んだ。
- ゴーストロベリー(第19巻)
イチゴの形をした透明な飴で、食べると幽霊が見える様になる。
- ごきげんハニー(公式ガイドブック『銭天堂にようこそ』)
恋人や友達の機嫌を直せる、とろける様に甘い蜂蜜。怒っている相手に一匙食べさせれば良いが、効き目は一度きりなため、同じ事で相手を怒らせない様に注意する必要がある。
- 強欲アンコ※(第7巻)
チョウチンアンコウの形をしたあんこの和菓子。食べると欲しい物は何でも手に入る事が出来るが、決して心は満たされない。にも拘わらず欲しい物が次々出てきて、自分の強欲に悩まされる事になる。
- ごちソーダ(吉凶通り 第1巻)
飲むと作った料理がご馳走の様に美味しく食べてもらえる様になる。作中では飲まれる前に善二に回収されたため、使用される事は無かった。
- 琥珀あめ(『にゃははな毎日 銭天堂の招き猫たち』)
1つ1つに思い出や気持ちを封じ込める事が出来る飴。そしてその込められた思いは、飴を食べた人に伝わる。ただし、1日に1つずつ食べなければ効き目が強く表れてしまい、込められた思いの内容によっては強く後悔したり苦しんだりする。
- ゴブリンチョコエッグ(第7巻)
願いを叶えてくれるゴブリンのフィギュアが付属しているチョコエッグ。報酬を前払いで与えれば何でも言うことを聞いてくれる。
ただしゴブリンはへそ曲がりなので、報酬をケチると使用者の思い通りになる事をしてくれない。
- ごまかしボーロ(第16巻)
食べると、気の利いた言葉でごまかしがうまくなるボーロ。ただし飽くまでも一時しのぎに過ぎず、後で相手を怒らせたり悲しませたりしてしまう事もある。
- ごめんラーメン(第19巻)
涙のマークがパッケージされてるカップ麺。食べると素直に謝れる様になるが、悪いと思ってないのに「ごめんなさい」と言い続けると相手を怒らせてしまう。この事に気付いて心の底から謝罪すれば許してもらえる。
- 子守コウモリ(第6巻)
ベビーベッドの上にぶら下げると、円を描きながら飛んで赤ちゃんを幸せな気分にさせる超音波を出す、手のひらサイズの黒いコウモリのぬいぐるみ。
ただし赤ちゃんが喋る前に取り外さないと、「ママ」と呼ばれたコウモリが自分を母親だと勘違いして、母親から赤ちゃんを奪ってしまう。そうなった場合、戦って力ずくで奪い返すしかない。
- こんこん雪砂糖(公式サイト『ふしぎ駄菓子図鑑』)
食べると雪を降らせる事が出来る氷砂糖。ただし、一度に3つ以上食べると猛吹雪になってしまう。
- コントロールケーキ(第10巻)
食べると食欲がコントロール出来る、敬礼する軍人の絵が描かれている箱入りのロールケーキ。例えば「食べちゃだめ」と念じると、「食べたい」という気持ちが無くなる。
ただし自分の食欲しかコントロール出来ず、他の人の食欲まで意のままにしようとすると、自身の食欲が暴走してしまう(包装紙の裏に小さな字で注意書きが書いている)。