概要
ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』における鷺沢文香と神崎蘭子のカップリング。
文香が読書家であることは言わずもがな、蘭子も『スターライトステージ』のローディング中に出てくる彼女のウワサより「実は結構な読書家らしい」とのこと。同じくローディング中に出てくる劇場「堕天使の裏側」で懸命に本を読みながら熊本弁の勉強をしている場面が描かれている。
公式中での直接的な関係性はまだ描かれていないがこれからチームが組まれる日も遠くないだろう。
間接的な絡みとして、シンデレラガールズ劇場第966話にて文香が新田美波と、蘭子が二宮飛鳥とそれぞれミーティングしている中、文香が話すギリシャ発祥のワードに蘭子が強く反応してミーティングが進まない様子が描かれている。
この話では最初は文香の言葉に蘭子が反応して琴線に触れたワードを繰り返しているが、最後は蘭子が発した単語を文香が受けて解説しているようにも見える。なお、文香はCool Jewelries! 003で飛鳥がしりとりで言った言葉に対して同様に解説を行っている。
アニメ版では第47回(CLIMAX SEASON第7回)で放送された。
3rd Anniversaryイベントの舞台裏を描いたドラマCD『PARTY TIMEは終わらない』では、アイドルが集うパーティーをヴァルハラと表現した蘭子が言葉選びのセンスを評価されるとともに知識を開陳されて「流石は言の葉を操る者」と満更でもない様子。ときに飛鳥にも通じない熊本弁を理解して当意即妙に反応する文香の存在はありがたいのだろう。
「戦士たちが帰る宮殿に喩えるとは…蘭子さんはなかなか面白い言葉選びをしますね」
「ほぅ…言の葉を操るだけあって、其方はわかるか。流石だわ」
「アイドル達が帰ってくるパーティー会場を…そのように表現出来る蘭子さんは詩人なのですね」
そして直接は関係ないがその1年半後、文香は自らが語ったヴァルハラの物語に由来する楽曲(生存本能ヴァルキュリア)とユニット(アインフェリア)に関わることになる。
シンデレラガールズ劇場『火曜シンデレラシアター』第22回『6周年だよ! シンデレラクイズ!』にて文香が回答者、蘭子が第1問『(蘭子語で)何の出来事について語っているの!?』の出題者として画面越しに共演した。
結局正解したのは藤原肇だったが、この話は(しんげき第2シーズンのテーマでもある)新規声付きアイドルの顔見世の面があり、文香は早押しクイズを積極的に回答していく性格ではないとも思われ、そして正解であるSerendipityParade!!!に参加していなかった…などにより、この一件が熊本弁理解能力の否定につながるわけではないと思われる。
10周年で文香がシンデレラガールになったのをきっかけにシンデレラガール同士としての繋がりもでき、ココカラミライヘ!をともに歌唱した。
そして10周年LIVE『M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!』には歴代シンデレラガールのうち8人が出演する中でただ2人出演していないというつながりもある。
また、10周年記念アニメ『ETERNITY MEMORIES』では、蘭子たちムスペルヘイムとの戦いで文香たちアインフェリアが壊滅した事が描かれている。10周年当日に公開されたショートバージョンでは開始時点で文香は死亡しており、魂だけの存在となって美波に融合し蘭子を倒す力となった。
両者とも臙脂色の表紙の本を手にしているイラストがあるためそこに共通点を見出す事も可能だろう。
蘭子の個人曲『華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~』の「貴方は踏み入った」が「貴方は文香」に空耳する説も。