概要
1995年7月29日に公開された第7作のアンパンマン映画。
あらすじ
海にピクニックに出かけたメロンパンナ達は、白馬に出会う。メロンパンナはその白馬をマリンと名付け仲良くなる。
しかし、マリンを欲しがったドキンちゃんのわがままから、マリンはばいきんまんによってガイコツ島へさらわれてしまう。マリンはその島にいたロールパンナとも仲良くなる。しかし、ばいきんまんとドクター・ヒヤリによって、ロールパンナは優しい心の源であるまごころ草を奪われ、ブラックロールパンナになってしまう。
ばいきんまんはヒヤリが作ったおばけ達を乗せた幽霊船でブラックロールパンナと共にアンパンマン達の町を侵攻し始めた。アンパンマン達はばいきんまん達を倒し、ロールパンナとマリンを救えるのだろうか?
登場キャラクターとメカ
・SLマン
・ベソ
・ミミ先生
・カバオ
・ウサ子
・ピョン吉
初登場のキャラクター
いろいろ
海の白馬マリン初登場の作品であり、ロールパンナが誕生して初めて登場した映画作品でもある。2人とマリンを中心にストーリーが紡がれていく。敵役ではドクター・ヒヤリも映画初登場。
第5作で固め(石化)、第6作で強制変身(家具や用品など)にて残った主要キャラクターが壁を超える展開だったが、本作では例外的に見られない。ただし、ロールパンナのブラック化が具体的に見られる。
1~6作と異なりエンディングシーンでは、物語の続きとなっている。市街戦にて壊れたところを直したり掃除したりしているシーンである。やなせたかしの怪獣を倒すスーパーヒーローではなく、怪獣との闘いで壊された街を復元しようと立ちあがる普通の人々が、ヒーローであり正義なのですという思いからだろう。