アイム(舞台仮面ライダー斬月)
あいむ
『舞台仮面ライダー斬月-鎧武外伝-』の登場人物。
明るく仲間思いで本編の葛葉紘汰を彷彿させる青年。声もかなり似ている。
チーム『オレンジ・ライド』の代理リーダー。
現在、メンバーはアイム含めてパイモンとグシオンの3人しか生き残っていない。
行方不明になったリーダーが残したプロトタイプの戦極ドライバーとロックシードを使ってプロト鎧武に変身して戦っている。
アンダーグラウンドシティに落下し記憶喪失になった呉島貴虎を保護した。
貴虎には自分の知ってる大人と違うものを感じており、謎のアーマードライダー「斬月」の件もあって、彼の記憶を取り戻す手助けをする。
優しい性格で争いを好まないが、「貴族」の娯楽として少年や青年同士の殺し合いをさせられており、仲間を守るためこれまで手を血に染めてきた。
貴虎からそれ以外に道はなかったかと聞かれた際は、はっきり「ない」と答えており、この環境について諦めていた。
殺し合いとは別に、最近になってオレンジ・ライドのホーム近くに現れるようになった怪物(ビャッコインベス)にも頭を悩ませている。
名前の由来はソロモン72柱のアイムであり、"鎧武"に引っ掛けたネーミングでもあるのだろう。
演者の萩谷氏はVシネクスト「仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング」で蒼斗を演じた。
舞台仮面ライダー斬月-鎧武外伝- 仮面ライダー鎧武 仮面ライダープロト鎧武
呉島貴虎 グラシャ(舞台仮面ライダー斬月) フォラス(舞台仮面ライダー斬月)
以下ネタバレ注意
自分達を襲撃してきたチーム『グリーン・ドールズ』のリーダー・フォラスが突然苦しみだし、片腕が怪物化し正気を失い暴走するのを目の当たりにし、このまま変身し続けると化け物(インベス)になる可能性があることを知ってしまう。
そして、リーダーがいなくなった後に現れた怪物の正体も気づいてしまう。
それを知ったうえでパイモンとグシオンを救うため、変身してビャッコインベスを倒した。
だが、上記の事実や仲間を手にかけたことでかなり精神的に来ており、一時は戦うことを放棄してしまうが、貴虎の言葉で立ち上がり、生きるために戦ってみんなを救うと決意する。
そして、「貴族」に反旗を翻すため、今まで争ってきた他チームと手を取り合いまとめていく中、
チーム『バロック・レッド』のリーダー・グラシャからどちらが彼らを率いるにふさわしいか決闘を申し込まれる。最初は拒むも、グラシャの意思を汲み取り、そして今まで死んでいった者へのケジメとして決着をつける。
貴虎からも「葛葉紘汰」に似ていると称されており、始まりの男が登場した際はアイムの体を借りて現れた。
小説版では舞台の後が描かれている。
リーダーの友人であった鎮宮影正の病室を訪れ、自責の念にかられる彼に一緒にトルキア共和国の復興をして欲しいと頼み、手を差し伸べる。
「ここからが俺たちのスタートだ」