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アリダー

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ありだー

アメリカ生産・調教の競走馬・種牡馬。レイズアネイティヴの後継種牡馬としてミスタープロスペクターと共に大成功をおさめた。

来歴

1975年3月23日、カルメットファームケンタッキー州)で生まれ、ジョン・M・ヴィーチ調教師に預けられた。

1977年6月15日、エディ・メイプル騎手を鞍上にベルモントパーク競馬場ニューヨーク市)のユースフルステークスでデビュー。その後ライバルとなるアファームドの5着に敗れた。

6月24日、ベルモントパーク競馬場の未勝利戦で初勝利をあげる。

7月27日、トレモントステークスGⅢ)を勝利し重賞初制覇。

8月13日のサプリングステークスGⅠ初制覇。

10月15日のシャンペンステークスでGⅠ2勝目。

1978年は3月4日のフラミンゴステークス、4月1日のフロリダダービー、4月27日のブルーグラスステークスとGⅠ3連勝。

しかし、アメリカクラシック3冠レースは5月6日のケンタッキーダービー2着、5月20日のプリークネスステークス2着、6月10日のベルモントステークス2着と、全て2着でシルバーコレクターになってしまった。

1着はすべてアファームドで、アメリカ三冠馬となった。

8月19日、トラヴァーズステークスはアファームドの進路妨害による繰り上がりでGⅠ6勝目。マールボロカップインビテーショナルハンデキャップを目指して調整中、左前脚蹄骨を骨折し長期の休養となる。

1979年3月31日、休養明けでハイアリアパーク競馬場フロリダ州)の平場戦に出走し、圧勝。この後はハンデキャップ戦を主戦場とし、アファームドとの対戦は無くなった。

4月13日にオークローンハンデキャップGⅡ)に出走するがサンファンヒルの2着となり、久々にアファームド以外の馬に敗れた。その後は勝てなくなり、5月28日のメトロポリタンハンデキャップ(GⅠ)では1着のステートディナーから12馬身差の6着と惨敗を喫した。

6月17日、ナッソーカウンティハンデキャップ(GⅢ)で現役最後の勝利をあげる。

7月4日、サバーバンハンデキャップ(GⅠ)ではステートディナーの3着に敗れた。ブルックリンハンデキャップ(GⅡ)を目標に調整されていたが、調教中に右後脚種子骨を骨折し引退となった。

1980年、生まれ故郷のカルメットファームに帰り、種牡馬となる。1987年にはアファームドもカルメットファームに移籍して来た。

アリダーの本領発揮は種牡馬になってからで、種牡馬として振るわなかった宿敵アファームドに対し、1991年にはアメリカのリーディングサイヤーとなっている。

主な産駒

アリシーバイージーゴアクリミナルタイプストライクザゴールドなどがいる。

日本で活躍した産駒にはリンドシェーバーがいる。

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