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イグナイトモジュール

いぐないともじゅーる

イグナイトモジュールとは、アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズに登場する武装の一形態。
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概要

シンフォギアシステムの修復と改造に伴い、エルフナインが持ち出した魔剣ダインスレイフの欠片を使い追加搭載された決戦ブースター。いわゆる強化フォームであり、シリーズ第3期「GX」にて登場し、第4期「AXZ」まで活躍した。後述する事情により、第5期「XV」には登場しない。

性能

「抜剣」のコマンドワードで起動し、胸のペンダントを外し、それが変形した光の剣が装者の胸を貫き禍々しい黒のエフェクトとともに変化する。
その際、何らかのシルエットが一瞬オーバーラップする演出がある(ワイルドアームズシリーズに登場する守護獣である可能性が高い)。

ギアのデザインも黒を基調とし、全体的に刺々しいイメージになっている。
また、アンダーウェアも黒のシースルー部分が多く、セクシーな印象も強くなっている。

立花響がたびたび陥っていた「暴走」のメカニズムを解析・応用し、暴走状態のパワーを使いつつも「ニグレド」「アルベド」「ルベド」の三段階のセイフティーをかけ、理性を保てるようにしてある。
この段階に応じて纏う臨光の色がそれぞれ黒・白・赤に変化する。
なお、それぞれのセイフティーの名称および燐光の色は大いなる業(錬金術において黄金の錬成、または賢者の石の創造)の段階に準ずる。

しかし、ダインスレイフ自体が「誰もが心の奥に眠らせる闇を増幅し、人為的に暴走状態を引き起こす」能力を持っているため、使用者の強い意志がないと暴走状態に飲まれるのみになってしまう。

初装着時に雪音クリス風鳴翼は自身の心の闇と向かい合う羽目になり、響も含めた3人は当初かなりの苦しみを得ながらも意志の力で纏うに至った。
マリア・カデンツァヴナ・イヴは一度暴走状態になり着用に失敗しており、二度目で成功した。

999カウントの制限時間があり、セイフティーの解放段階を上げるごとにカウントの消費が激しくなり、カウントを使い切ると強制的にシンフォギアが解除される。このため、使いどころは選ぶ必要がある。

とはいえ、相打ち前提の肉弾(エルフナイン談)である絶唱に比べれば、装者への負担はまだ小さい。また、相当量のフォニックゲインを必要とする奇跡・エクスドライブモードと異なり、一度使いこなせば前提条件なしで使用可能という利点がある。総じて戦略に組み込みやすいのが最大の長所であり、登場以降は絶唱に替わる決戦機能として多用されるようになった。

※以下の項目では、「GX」「AXZ」のストーリーに関する重大なネタバレが含まれます。





















真相

「GX」6話で初登場したイグナイトモジュールは、3000ものアルカノイズを一蹴。さらに響・翼・クリスの連携によってファウストローブを纏ったキャロル・マールス・ディーンハイムをも撃破し、その圧倒的な性能を見せつけた。マリア・切歌・調も抜剣を使いこなし、暗躍するオートスコアラーたちを撃破してゆく。まさに向かうところ敵なしである。

だが、この展開には不自然な点がいくつもあった。

・ラスボスと目されていたキャロルが6話で撃破されてしまう
・それにも関わらず粛々と計画をすすめるオートスコアラーたち
・ミカがザババコンビに撃破される瞬間、うれしそうな表情を浮かべていた
・キャロルは8話終盤で復活、さらにエルフナインと目や耳がつながっていることが判明

勘のいい視聴者なら、何か嫌な予感がしたことだろう。

実は、キャロルの目的はあえて装者たちにイグナイトモジュールを習得させ、その「呪われた旋律」を身に受けることにあった。
それを元にキャロルが「譜面」を作成し、オートスコアラーたちが撃破されることで「壊される刹那の悦び」を譜面に刻む。
そして「世界を壊す歌」を作り上げ、万象黙示録を完成させることこそがキャロルの真の狙いであった。

つまり、エルフナインの脱走から装者たちのパワーアップ、その後の勝利に至るまでが、すべて敵の罠だったのである。

ファラ・スユーフの口から真相を聞かされた翼とマリアは、すぐさま別行動中のクリスチームに連絡しようとするが、ファラの散り際の妨害により通信不能に。
結局、クリスは最後の一体であるレイア・ダラーヒムを抜剣した状態で撃破してしまい、世界を壊す歌は完成を遂げた。
そして、物語はキャロルとの最終決戦へつながってゆく――。

この展開については流石に賛否が別れており、結果としてイグナイトモジュール自体にも味噌をつけることとなってしまった。とはいえ、相変わらず強化フォームとしては優秀であり、最終決戦でも抜剣してS2CA・ヘキサコンバージョンの負荷を抑えている。

弱点

「AXZ」においては敵の罠でも何でもなくなっているため、純粋なパワーアップ手段として使用可能になった。変身バンクがGXの使い回しだったりしたが、3話においてさっそく信号機トリオが使用しており、その強さは健在である。だがしかし、ようやく完全な味方となった魔剣を待ち受けていたのは、メタ張ってくる敵であった。

パヴァリア光明結社の幹部三人は、ラピス・フィロソフィカス(賢者の石)のファウストローブを身に纏う。これが何と、あらゆる不浄を焼き尽くす性質により、イグナイトモジュールを強制解除する力を持っていたのである。お披露目となる「AXZ」4話では、響たち3人を完膚なきまでに叩きのめし、6話でも強制解除を警戒して抜剣を控えざるをえなくさせた。

その対抗策となったのが、「G」の中盤で響の体から出てきた鉱石状物質「愚者の石」である。これは「マイナス位相の賢者の石」という性質を持ち、ギアに組み込むことで賢者の石の力を相殺、イグナイトモジュールの使用を可能にした。さらにOTONAの提案によるユニゾンを組み合わせることで、見事雪辱を果たしたのである。

しかし、急ごしらえでの実装だったこともあり、システムに「反動汚染」と呼ばれるバグが沈殿し、これを除去しないとギアが戦闘不能になることもある。実際、カリオストロ戦後はクリスとマリアが、プレラーティ戦後には翼と調が一時離脱を余儀なくされた。また、汚染を除去しないままアダム・ヴァイスハウプトとの最終決戦に臨んだ響は、土壇場で負荷に襲われ危うい事態に陥っている。

さらにゲーム『XD』では、カルマノイズが人間の破壊衝動を増幅する関係上、イグナイトモジュールを使用すると暴走する危険性がある。
このように、パワーアップ形態でありながら何かとアンチ的な要素が多いシステムである。

最後

『AXZ』の最終話では、エクスドライブが使用できない状況でアダムを撃破すべく、フォニックゲイン由来ではない賢者の石のエネルギーを用いたS2CA・ヘキサコンバージョンを発動。ダインスレイフをバイパスとして利用・焼却し、最終抜剣(ラストイグニッション)を敢行した。その結果、システムの核であるダインスレイフを喪失したため、今後はイグナイトを使用できないとされる。

以上のような事情から、初登場時が絶頂期といえるくらいの状態であり、シリーズを通じて何かと不遇な扱いをされているシステムである。「AXZ」で焼却されたのも、ストーリー上の役割を終えたアイテムを退場させる意味があったのかもしれない。

実は…

「XV」においては、前述の経緯により使用不能になった。瞬間的な出力ブーストが行えなくなったことで、ここ1番の爆発力を失ってしまい、新たな敵にもそれを指摘される場面がある。
また、ギア間にて共通に共振・共鳴する媒介であるダインスレイフを失ったことで、ユニゾンの難易度が高まっていることも判明。つまり、イグナイトは単なる能力の底上げにとどまらず、ユニゾンをサポートする役割も果たしていたのだ。
これら2つの利点を同時に失ったことで、ギアのバトルポテンシャルは大幅に低下していると公式に明言されている。新たな決戦機能も追加されてはいるが、性質が大きく異なるためイグナイトとまったく同じ運用はできない模様。

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戦姫絶唱シンフォギア

ダインスレイヴ:同じ魔剣をモチーフとした武装。

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