バット星人「ハハハハハ、良かろう、どうせお前はウルトラ抹殺計画通りに殺すのだ!」
郷「ウルトラ抹殺計画とは何だ?!」
バット星人「ウルトラ抹殺計画とはゾフィー、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、つまり裏切り者のウルトラ兄弟を皆殺しにする計画なのだ!」
郷「何だって?」
バット星人「M78星雲のウルトラ星に、今バット星人連合部隊が向かっている。お前の兄弟達が死ぬのも時間の問題だ」
概要
『帰ってきたウルトラマン』第51話「ウルトラ5つの誓い」にて、バット星人が企んでいたウルトラマン抹殺計画。
ウルトラマンの故郷・M78星雲光の国にバット星の大艦隊を総攻撃、さらに地球にいるウルトラマンジャックに対してはかつて初代ウルトラマンを破った宇宙恐竜ゼットンの同族たるゼットン二代目を差し向け、最終的にはウルトラ兄弟を含めたウルトラマンを皆殺しにする計画である。
しかし、地球での作戦にてウルトラマンジャックとMATの奮戦でバット星人は死亡、ゼットン二代目も倒され計画は失敗。光の国を襲ったバット星人の艦隊も敗北したものと思われる。
何故バット星人は戦争を仕掛けたのか
バット星人が同じ宇宙人であるウルトラ兄弟を裏切り者呼ばわりし光の国に戦争を仕掛けた理由は長らく説明されなかったが、後に『ウルトラマンメビウス』のスピンオフ作品『ウルトラマンメビウス外伝ヒカリサーガ』のDVDに付属したイラストノベル『ザ・ウルトラマンヒカリ』にてウルトラマンヒカリが作り上げた「命を固形化する、実質不死身となる技術」に対してバット星側が情報開示を要求しするも、光の国がそれを拒否したことで引き起こされた戦争であると設定された。
この設定は後に、「ウルトラマンタイガ超全集」掲載の小説『トレギア物語/青い影』でも言及されている。
自分の生み出した技術が戦争をもたらしたことに強い責任感を感じたヒカリはスターマーク授与に伴い決まっていた光の国科学技術局長官就任を辞して宇宙へ放浪の旅に出てしまった。(ヒカリの突然の失踪により、宇宙科学技術局はパニックに陥ったという)。