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概要編集

2013年7月に全米、日本では9月に公開。

20世紀フォックスによる「X-MEN」の実写映画シリーズ第6作で、タイトル通りウルヴァリンを主人公とするスピンオフの2作目。


1982年のコミック『Wolverine』がベースだが、ヤクザの「ヤシダ一家」が表向きは真っ当な大企業「矢志田産業」に変わっているなど、アメコミ映画では特に珍しく日本が主な舞台ではあるもののトンデモ描写少ない

また真田広之ら、メインキャストに日本人が複数参加している。


あらすじ編集

ファイナル ディシジョン』にて暴走したジーン・グレイを自らの手で殺すことで止めたローガンは、彼女が毎晩夢に出るようになり、逃げるようにカナダの山奥で暮らしていた。


ある日、1945年の長崎にて原爆から守り、今や大企業グループの総裁となっていたヤシダ(矢志田市朗)から招待されたローガンは、使者の雪緒の案内で日本に向かう。

病床のヤシダはローガンに「助けてもらったお礼に、不老不死の生き地獄から解放する」と不穏な言葉を残して死去した。


葬儀の場で襲撃を受け、ヤシダの孫娘のマリコ(矢志田真理子)を連れて逃げるローガンに、彼女の父親のシンゲン(矢志田信玄)や忍者軍団、さらにパワードスーツ「シルバーサムライ」が次々と襲い掛かる…



決着から2年が経ったポストクレジット・シーン。

ローガンは意外な2人組と再会し、物語は『フューチャー&パスト』へと繋がっていく。


登場キャラクター編集

括弧内は俳優 / 日本語吹替声優。1人の場合は俳優が吹き替え兼任。


  • マリコ・ヤシダ(TAO)
  • シロウ・ヤシダ(ハル・ヤマノウチ / 坂口芳貞
  • シンゲン・ヤシダ真田広之

コミック同様くノ一だが、やはり現実的な設定に変わっている。


  • ケンイチロウ・ハラダ(ウィル・ユン・リー / 内田夕夜

剣の使い手から弓の名手に変更。


コミックではケンイチロウがその正体だが、本作では別の人物。


  • Dr. グリーン / ヴァイパー(スヴェトラーナ・コドチェンコワ / 甲斐田裕子

シロウの主治医。毒を操るミュータント。

コミックでは初代マダム・ヒドラで、本名はオフィーリア・サーキシアン。MCUのスピンオフドラマ『エージェント・オブ・シールド』にも彼女を元にしたキャラが登場している。



また葬儀シーンには関根麻里小川直也角田信朗がカメオ出演している。


関連タグ編集

X−MENユニバース


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