ウンババ構文
そこはじゃんぐるだった
2018年11月5日~にゲーム『アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ』で開催されたゲーム内イベント「プラチナスターシアター~ジャングル☆パーティー~」の、イベントコミュ第1話のあらすじの文章を基とするネットミーム。記事冒頭の文章が原文である。
同イベントは楽曲「ジャングル☆パーティー」を題材としており、同曲の特徴的なフレーズ「ウンババ」から「ウンババ構文」と呼ばれている。
経緯
2023年12月9日~10日、東京ドームにて『アイドルマスター』シリーズと『ラブライブ!』シリーズの合同ライブイベントである『異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦』が開催され、2日間を通して両シリーズ8ブランドからのべ100曲の楽曲が披露された。
出演声優の歌唱力やパフォーマンスなどの賜物で多くの楽曲がプロデューサーやラブライバーの印象に強く残り、開催から数日経ってもSNS上では「繚乱!ビクトリーロード」(『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』)の各アイドルの口上を考案するムーブメントが起こるなど、盛り上がりの熱は収まらない様相を呈していた。
そんな中、『アイドルマスターミリオンライブ!』の楽曲であり、DAY2の16曲目に披露された楽曲「ジャングル☆パーティー」も、ラブライバーの脳裏に強く刻み込まれた楽曲の一つであった。同曲は「ウンバッバウンバッバ!」など、ターザンのような野性的な歌詞・コールが非常に多く、『ラブライブ!』にもここまでタガを外した楽曲はなかなかないことから、曲名を覚えていない層の間でも「ウンババの曲」などと呼ばれ大きく知名度を高めることとなった。
その際、本曲のぶっとんだ世界観を示すものの一端として、上述のイベントコミュのあらすじの文章の画像が拡散されたのである。
この文章はアイマス側以上にラブライブ側で大きなインパクトを持って受け止められ(もっともアイマス側にはもっとやばいのがあるため平常運転の基準が違うという事情もあるが)、やがてラブライバーの間では様々な文章の最後を「そこはジャングルだった。」に改変して遊ぶというミームが誕生することとなったのだった。文章の最後を弄るという性質は、同じアイマスシリーズの『シャイニーカラーズ』のミーム「あんたはここでふゆと死ぬのよ」が近いかもしれない。
- 例:初めて見たスクールアイドルの姿にトキメいた高咲侑は幼馴染の上原歩夢とともに翌日の放課後、スクールアイドル同好会の部室を訪ねた。初めて訪れる部室棟の広さに戸惑いながらも同好会の部室を見つけた2人。期待に胸を膨らませさっそくドアを開けてみると、そこはジャングルだった。 (引用元)
- 例:千早のチャリティーコンサートに出演することになった静香。本番を明後日に控え、千早は静香たちを会場の教会に連れて行くと、そこはジャングルだった。 (アニメ『ミリオンライブ!』第10話ニコニコ動画コメントより)
この結果、ライブ開催から4日も経過した2023年12月14日の夜に、「ウンババ構文」が日本のトレンド入りを果たしている他、「ジャングル☆パーティー」がニコニコ大百科における2023年12月13日~19日の週間HOTワードランキングの第1位を獲得することとなった。
2023年12月現在でアイマスシリーズ最多となる399曲のオリジナル楽曲がある『ミリオンライブ!』には本曲のように世界観がぶっ飛んだ楽曲も確かにあるものの、一方で同じく「異次元フェス」でも披露された「アライブファクター」「ハーモニクス」のようにクールで格好いい楽曲、あるいは「Eternal Harmony」「Rat A Tat!!!」のように賑やかで楽しい楽曲や感動を誘う楽曲など、層の厚さ故にバラエティ豊かな楽曲が大量にもたらされていることを付記しておく。
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筆者は765ASのアニメをちょろっと見たことがあるだけでアイマスはほとんどわかりませんが、ミリシタをダウンロードしてみました。七草にちかさんがちょっと来てるかもしれない。天災なのかもしれない。1,633文字pixiv小説作品